日本の主要な古い仏像はなんで「塗り直し」を行わなかったの?そっちのほうが本来じゃね?~という謎
- gryphonjapan
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@akisato_ 以前ですが、色彩を復元しようとしてうまくいかなかったというようなニュースがあったような気がします。西洋はどうなんだろうか。結構、復元、修復していますね。
2017-04-26 16:41:00@usamizuho だからなのか?『誤解だらけの日本美術 デジタル復元が明かす「わびさび」』2015とか、『日本の国宝、最初はこんな色だった』2008/両書とも、著者は小林泰三、光文社新書。美術界からシカトされとるなぁ、なんだかなぁ・・・と、思っているのは小生だけか?もともとどーやったかて大事やで!
2017-04-26 18:18:50@kyuru18 美術品はおそらくですが、なるべくさわらない、現状維持が基本のような気がします、最近は。当時の姿は再現復元すればよいことですし。
2017-04-26 18:25:58@usamizuho @isumuyanaka でも神道はお宮を丸々造り替える遷宮がありますから、やはり仏教の無常観の現れのようにも感じます。
2017-04-26 20:14:03なるほど RT @usamizuho タイやビルマの人は日本の仏像を見ると「色も塗り直さないで放置していて可哀想」と感じるらしいです。 日本では塗り直さないのが普通だけど、自然に帰っていく、みたいな神道系の思想が入った結果なのかなあ twitter.com/hakoiribox/sta…
2017-04-27 08:25:05奈良の大仏様とか、元の色に復元したら絶対むちゃくちゃバッシング受けると思う。 pic.twitter.com/kgrB7tpJAL
2017-04-25 22:47:27@hakonayellow013 @mosatsu_p 古式の神社には式年遷宮が見られるので、古くは神社も建て直すのが普通だったのだと思います。古いものを尊ぶ思想は江戸時代には少なくともあったようです。国学の隆盛とも関係あるのでしょうね。
2017-04-27 08:54:22@Naoco607 @magatama3 @hakoiribox 奈良の大仏なんかも、金色に輝いていたそうです。メッキをするときに有毒な水銀を大量に使っていたので沢山の犠牲者が出たという説もあるようです。
2017-04-27 11:48:16.@usamizuho @kawaviva @hakoiribox まあ実際、元の白鷺城と言われた美しい白色に復元したら、むっちゃ抗議来たらしいしな姫路城。
2017-04-28 19:13:14@usamizuho FF外から失礼します。この数年、国内の寺社仏閣に香油みたいなものをかけられるという「被害」も、似たような風習、考え方からくるものなのでしょうか?
2017-04-30 07:46:02まとめのコメントより抜粋 M鶏肉店@ichigotosubuta 「…興福寺の阿修羅像も当時の彩色を復元したらこんな感じ goo.gl/hFhT9U goo.gl/U9ZHuj 美少年と思ったのにヒゲがあって真っ赤なんだよ…」 pic.twitter.com/OOf9bvNNhy
2017-05-02 09:07:31司馬遼太郎が、
日本で仏教が最初に受容されたのは「仏像って造形リアルだし、ペイントもゴージャスでかっけー」という即物的な理由じゃなかったか、という身も蓋もない話をしてたっけ
…という話。
「仏像、キラキラしててすごーい!」という記録
司馬遼太郎「仏教と迷信産業」 uminekodo.sblo.jp/article/577855… 『…仏教について、なんのイメージも素養もない日本人の前に、仏教はいきなり仏像の形として現れたのです。これは『日本書紀』の表現で言いますと「異国の神はきらきらし」というおどろきの表現になります…』
2017-05-01 14:57:07“日本書紀』の欽明天皇の条、十三年(544)冬十月。百済聖明王がヌリシチケイらを遣わして、金銅の釈迦如来とその荘厳及び経論をもたらした。” / “異国の神はキラギラし | 井手敏博の日々逍遥” htn.to/zSUfuc
2017-05-01 14:57:53…天皇聞已 歓喜踊躍 詔使者云 朕従昔来 未曾得聞如是微妙之法 然朕不自決 乃歴問群臣曰 西蕃献仏相貌端厳 全未曾有 可礼以不 —である。末尾の部分は、「西蕃の献る仏の相貌(かお)端厳(きらぎら)し、 全(もは)ら未だ曾て有ず、 礼(うやま)ふべきや不(いな)や」
2017-05-01 14:58:38……原始仏教は本当の形而上学ですから仏像も何もありませんでした。しかし高級な形而上学など説かれても普通の人には理解できないから、何とか仏という形にしてくれ、というのが仏像の起こりでしょう。ヘレニズムの影響をうけてガンダーラに仏像が作られたのも、こうしたことからです。
それが、仏教について、なんのイメージも素養もない日本人の前に、仏教はいきなり仏像の形として現れたのです。これは『日本書紀』の表現で言いますと「異国の神はきらきらし」というおどろきの表現になります。「きらきらし」というのは、金箔が張ってあるから「きらきらし」なのか、人間の形そのままだというので、きらきら、といったのか、それは分かりません。いままでせいぜい埴輪程度の造形能力だった土(くに)に、とほうもなく素晴らしい造形がやってきたという芸術的ショックが、われわれの先祖を圧倒しました。
日本の仏教というものは、インドの解脱の大思想が入ってきて、その思想に圧倒されて仏教に入ったということではなくて、まず仏さんでびっくりしたということになります。
(司馬遼太郎)
仏像に金箔をはるのは、仏様はまばゆく輝くというのが公式の設定だから、公式厨的には正しいんだよね、たしか(笑) 仏の特徴・特長 三十二相 buddha.anavi.jp/?eid=46 金色相(こんじきそう)全身が黄金色に輝いている。 (意味) 人々を喜ばせた結果をあらわす
2017-05-01 14:54:39で、これからまとめるわけだが なるほど本来の仏像は極彩色であろう、ということはわかる。 じゃあ、日本の主なお寺で、著名な仏像の「塗り直し」を行わなくなったのはなぜ?いつから? ということを問うtogetterまとめにしたい。 はてな人力検索でもいいのだが、あっちカネかかるし(笑)
2017-05-01 15:00:29おまけ ギリシャ・ローマ彫刻も制作当時は彩色されてた。という話
※「白い大理石の美のイメージに合わない」とわざわざ色を落とすスキャンダルも?
@_himajinimagine @usamizuho ここにつなげるか ローマの彫像も、いまは大理石の白一色の美、のイメージだけど元は彩色されてたよね、との話が数年前のNHKスペシャルで放送されたな…検索…発見 24.7.4「知られざる大英博物館」古代ギリシャ 白い文明は嘘だった yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/p…
2017-05-01 14:39:18