【2017.08 夏の現象学祭り #wm_cp】この本を わたくしが語ろう
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2017年8月9日 ブックフェア準備中
現象学ブックフェアのページに選書者のPOPを全て載せました。bit.ly/201708fair 細川亮一『ハイデガー哲学の射程』(酒井泰斗) ベルネ他『フッサールの思想』(植村玄輝) ザハヴィ『フッサールの現象学』(酒井泰斗)
2017-08-09 12:13:14Smith, Experiencing Phenomenology(八重樫 徹) 古田徹也『それは私がしたことなのか 行為の哲学入門』(吉川孝) ステッカー『分析美学入門』(森 功次) 門脇俊介『理由の空間の現象学』(植村玄輝) クレイン『心の哲学』(植村玄輝)
2017-08-09 12:13:38サルトル『自我の超越』(森 功次) 小手川正二郎『甦るレヴィナス』(八重樫 徹) アレント『ラーエル・ファルンファーゲン』(吉川孝)
2017-08-09 12:13:46ローマン・インガルデン『人間論:時間・責任・価値』(法政大学出版局)
植村玄輝さん
インガルデンの『人間論』持って帰って来たので後で軽く読み直して紹介しようと思うけど、現物はまだ紀伊國屋の店頭にあるのだろうか…。#wm_cp
2017-08-18 18:13:09今回の現象学ブックフェアには今では(やや)手に入れにくい本が入荷しているのですが、インガルデン『人間論』(法政大学出版局、1983年)はそのうちのひとつです。#wm_cp
2017-08-18 21:54:56『人間論小冊子』と『責任について』という二つの小著にさらに価値に関する論文2編を加えた日本独自編集版の本書は、「人間とは何か」という問いを切り口にしてインガルデンの哲学を概観できる好著です。#wm_cp
2017-08-18 21:55:08インガルデンによれば、人間は、自然のなかで自然に制約されていながらも、「われわれの生物学的諸条件を乗り越え、その条件を基にして新たな異質の世界を築き上げる」(20頁)ものです。#wm_cp
2017-08-18 21:55:23人間が作り出すこうした世界には、芸術作品や制度、そして価値などが属するとされます。ここには、人間が日常的な経験のなかで出会う対象を不当に切り詰めることなくすくい上げ、それらを世界のなかに位置づけようとする発想が見られます。#wm_cp
2017-08-18 21:55:42インガルデンの発想は、『ワードマップ現代現象学』でも論じた現象学的な哲学を体現するもののひとつと言えるはずです。ぜひ紀伊国屋書店新宿店の店頭でチェックしてみてください。#wm_cp
2017-08-18 21:56:40田中彰吾さんのブログ記事から
田中彰吾さんが「いまこそ #事象そのものへ!」ブックフェアの紹介時期を書いてくださっているのを発見しました。ありがとうございます! bit.ly/2wt5bAk
2017-08-20 13:16:03田中彰吾さんに現象学ブックフェアを紹介していただきました。どうもありがとうございます。 / “Embodied Approach: 現象学からはじめる書棚散策” htn.to/uWLttZ #wm_cp
2017-08-20 13:21:54田中彰吾さんのブログから書籍紹介部分を引用しておきます。 embodiedapproachj.blogspot.jp/2017/08/blog-p…
2017-08-23 23:41:41「選書されたもののなかに、田中も関係している書籍が3冊あります(選んでいただいて感謝です)。ブックフェアに行ってみようと思っている皆さま、この機会に書店で手を伸ばしてみていただけると幸いです。」
2017-08-23 23:42:12(現象学に裏づけられた質的研究のガイドブックです。著者のラングドリッジさんは来週の国際理論心理学会で来日されます。8/22に基調講演、8/24にはシンポジウムで登壇をお願いしています。プログラムはここで確認できます)
2017-08-23 23:42:39田中彰吾『生きられた〈私〉をもとめて: 身体・意識・他者 (心の科学のための哲学入門 4)』北大路書房,2017年(心の科学の近年の知見と現象学の古典を往復しながら、身体・意識・他者というテーマに沿って自己アイデンティティの根源に迫っています)
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