「私の仕事」「お任せする仕事」(「専門」と「暮らし」と)

2017年10月27日(金)放映された、 「コウノドリ」第2シーズン、第3話より NHKクローズアップ現代+「読み書きできない若者 知られざる学びの貧困」の内容も加えました。
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kingstone @king1234stone

前回のコウノドリでのセリフ。 産後ウツと診断されてはいないが気にかかる佐野さん。 ペルソナ病院の産科医師、コウノドリ、四宮。 助産師、小松。 小松「すぐそばにいても何もできない」 四宮「産後うつは精神科の領分。精神科に行ってもらうようにすること」

2017-11-02 10:26:15
kingstone @king1234stone

すごくやばい雰囲気を醸し出している佐野さんに小松さんがLINEのIDを渡そうとする。それを他のスタッフに見つけられてやめさせられる。(ルール違反。しかしこのルールは小松と病院を守るため) 小松「今苦しんでいるお母さんを見捨てておけない」

2017-11-02 10:28:53
kingstone @king1234stone

(ケース会議で) 四宮「1日に何例も見る中で、心療内科みたいなことはできない」

2017-11-02 10:29:59
kingstone @king1234stone

(控え室で) 四宮「すべての患者の家族や背景まで俺たちに背負うことはできない」 コウノドリ「大丈夫と言われても僕に踏み込む勇気があれば」 四宮「いいかげんにしろよ。前を向けよ。お前が大丈夫じゃないんだよ」

2017-11-02 10:32:16
kingstone @king1234stone

佐野さんが病院の受付に子どもを置き、屋上から飛び降りようとしている。四宮が背後から近づく) 四宮「何をやってるんだ」 佐野「あなたにはわからないでしょう」 四宮「佐野さんの言うとおりですね。俺にはあなたの気持ちはわからない。だから今、あなたを引き留めているのは俺のわがままです」

2017-11-02 10:36:55
kingstone @king1234stone

四宮「まだ治療の道のある患者をほうっておけない」 佐野「治療?」 四宮「ええ。治ります。話したくなければ話さなくていい。少し私の話を聞いて下さい」 (四宮が手を伸ばし、佐野さんも伸ばし、お互いの手を握る)

2017-11-02 10:39:20
ぐりこさん @guriko_

(╭☞•́⍛•̀)╭☞それな 。

2017-11-02 10:44:08
kingstone @king1234stone

この回は専門性と、そこから外れた部分と、どこまで関わっていくか、という話なわけですが。四宮先生は「できるだけ限定し、自分の領分で無いところは他に繋いでいこう」で、小松さんコウノドリ先生は「目の前で苦しんでいる(ようだから)自分が何とか力になりたい」という立場なわけ。

2017-11-02 10:44:31
ぐりこさん @guriko_

ある研修会で模擬ケースを使ってグループワークしたんだけど、その模擬ケースはDV、虐待の疑いのある父親と凍りついた妻、情緒障害の傾向を見せる男児のケースにSCとSSWがどのように関わるか?というものだったんだけど、→

2017-11-02 10:47:08
kingstone @king1234stone

ま、最終的に四宮先生が危機的状況に一番にかけつけ回避したことで「かっけえ」となったわけですが。で、小松さんやコウノドリ先生のようなことを続けていたら燃え尽きてしまう危険は大きい。

2017-11-02 10:47:28
ぐりこさん @guriko_

→結構ベテランのSC(臨床心理士)ができたら父親にアンガーマネジメントをするって言い出して、わたしゃひっくり返りそうになったんだけど、「それはSCの仕事ですか?」と聞いたら「先生は保護者面接しないんですか?」と聞き返されてさらにドヒャーってなったわけです。→

2017-11-02 10:48:32
ぐりこさん @guriko_

→これ何が問題だかわかりますか?

2017-11-02 10:48:52
kingstone @king1234stone

そうだよ。ドラマの中でも今橋先生(大森南朋)も言ってたしね。 twitter.com/guriko_/status…

2017-11-02 10:49:37
kingstone @king1234stone

で、児童発達支援、放課後等デイサービス、就労BやA、などでも当然家族(特に親)の問題を相談される(愚痴られる)ことはあるわけだ。お子さん(成人も)の状態が二次的に悪くなるのに家庭環境がおおいに関係することもあるし。

2017-11-02 10:56:08
kingstone @king1234stone

私に尋ねてる? 1.SCならまず子どもがメイン。 2.子どもと親を同じ人が面談すれば利益相反。 3.親にまず「あんたの怒りが原因。(あんたの責任)あんたが変われ」と言ってる。それはたいていまずくなる。(だいたいその場合、親が望んで面接してるのか?) 4.まずは外的条件を整える。 twitter.com/guriko_/status…

2017-11-02 11:00:49
kingstone @king1234stone

@guriko_ 外的条件、つまりSSWや相談支援専門員の役かな?

2017-11-02 11:01:52
ぐりこさん @guriko_

@okazukinuko そうなのよ。この場合のSCの仕事は緊急性のアセスメントと行政へのリファーなのよ。父親へのアンガーマネジメントは虐待.DVへの介入ということだかは、それSCの仕事じゃない。父親がしつけとして手を出すと主張するのなら、もし父親と面接しなければならないとしたら、→

2017-11-02 11:02:23
ぐりこさん @guriko_

@okazukinuko →子育ての苦労を共有することとかなんだよね

2017-11-02 11:03:04
ぐりこさん @guriko_

@king1234stone みんなに尋ねたw 答えはその通りなんだよね。SCの仕事はDV、虐待そのものへの介入ではないからね。アセスメントとリファー、あとは母親との面接で子育ての不安を聞くことだと思う。

2017-11-02 11:04:54
kingstone @king1234stone

もちろん、児童発達支援や小学生くらいまで、親御さん向けの勉強会みたいなもので「仲間作り」「特性の勉強」とかしてもらうのは大事だろうと思う。しかしいろいろな学校での悩みとかになってくると、これは相談支援専門員の役になって来るよな。そして相談支援専門員から必要なところに繋いでいく。

2017-11-02 11:05:33
kingstone @king1234stone

親の会につないだり、場合によっては(親御さんのための)カウンセラーや精神科クリニックにつないだりとか。あまり児童発達支援から就労関係の事業所までが「目の前の人が気にかかる」からと言って、「自分たちの責任」と思わないほうがいいような気がする。

2017-11-02 11:10:32
kingstone @king1234stone

まあ、そうは言っても、「医療」から「暮らし」に近づくにつれて、「それはうちの仕事ではない」と切ることは難しくなり、どんどんあいまいになっていくのだけれど。(しかし、相談支援だって電話で1日1時間の愚痴につきあう、というのは仕事では無いとは思う。私は結構短く切ってた)

2017-11-02 11:13:50
kingstone @king1234stone

ほんと家族支援が必要なケースは多いとは思う。しかし「かかえこまない」ということは大事だし、特に「学校」は今まで「かかえこまされていた」から「すべて自分のところで」という意識は強いかも。(個人的には外部とつながろうとしている先生もいるけど)

2017-11-02 11:18:44
kingstone @king1234stone

ほんとみんな「楽」に「楽しく」やろうぜ、みたいなことを思ってる。

2017-11-02 11:19:20