主観確率に基づく量子論についてのお茶話
- Quantum_Zen
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世の中に周りを認識するエージェントがあって、こいつが和割を認識するのはベイジアンな確率を通じてで、調べるとなぜかそのベイジアンなアップデートの一群の規則があるって事がわかる。それが量子力学だと。
2017-10-03 06:22:43でその規則を「生み出している」背後の世界、そしてエージェントがなんなのか、どんな構造をしているのか、それはとりあえず問わない。もしくはさらに進んでそれは問えない、存在論は放棄する。つまり一種の唯名論、結衣画論ですかね。唯幻論)なんて言葉つくった心理学者もいませんでしたっけ)かも。
2017-10-03 06:26:54ただ物理学者の中でも教養が深い(って意味は「物理しってりゃ他のクズな知識は一切不要」っていうよちかはもう少し注意深くて、それ以外の事もよく勉強して知ってる)デイヴィド・マーミン先生がこの量子ベイジアンに肩入れしてるので、何かある可能性はあ理想ですよ。
2017-10-03 06:37:50友人に教わったマーミンの近著は Why Quark Rhymes with Pork: And Other Scientific Diversions ってゆういつもながらのオサレな題名の本。科研費書類おわったら読んでみるかな。これ amazon.co.jp/dp/1107024307
2017-10-03 06:38:10量子ベイズ主義は認識論だとしても、やはり同じ理由(量子力学の確率予測が成功するのはなぜなのか説明できない)で破綻していると思いますね。それに、エージェントが何なのかは問わないとしても、「信念」を持っていてベイジアン・アップデートできるような存在はやはり必要でしょうし、
2017-10-03 06:55:01そのような存在がいない状況(例えば生命誕生以前)では、量子力学は働いていないことになってしまう。これはナンセンスにしか思えないです。
2017-10-03 07:04:13ところで量子ベイズ主義を最初に提唱したChristopher Fuchsはウィリアム・ジェイムズのファンらしいけど、Abner Shimonyに「ジェイムズもいいけど君はもっとパースを読むべきだよ」って諭されたそう。
2017-10-03 07:25:44そうよね。唯識論(は仏教用語でこの場合正しくない?)は存在論なしといっても必然、意識、精神といったもの存在を前提にしてるんすよね >RT @asonosakan そのような存在がいない状況(例えば生命誕生以前)では、量子力学は働いていないことになってしまう。これはナンセンス
2017-10-03 07:34:30そーゆーのの行き着く先は多分ドイツ観念論っぽいもので、宇宙とは絶対精神が自己を弁証法的にアウフヘーベンしながら究極の認識に至る発展プロセスである説。 蛇足いうとヘーゲルの場合その絶対精神が至った究極の政治体制がプロシア軍事国家だったわけですが、いまならマダムグリーンの(字数制限
2017-10-03 07:40:19Talking about metaphysics and politics, t's interesting to observe best-selling metaphysician of the time often supporting ethically dubious
2017-10-03 08:29:16dominant political movements - Hegel Heidegger... Iwas bit surprised to find our volonte-general philosopher NOT comming into the scene
2017-10-03 08:32:39supporting our Hoffnungspartei. probably it's the name. i mean if it was something prettier, say, Mahoroba Yamato Progressive Party, he
2017-10-03 08:35:40might have liked and thought supportable:-) well, it's probably the sign SHE is doomed since these best-selling metaphysicists tends to
2017-10-03 08:37:36have uncanny political instincts to spot the losers quick and good at writing them off fast.
2017-10-03 08:38:37普段自分の職務では暴言失言判断ミスばかりやってる人たちが、他人の無様な失敗をすごく的確な批判するのは実に不思議よね。この人実は賢かったんじゃん、それでこの地位にいるんだ、って。 人間て他者の批判で意地悪するときだけ真理に到達できるんかも。あ、だからソクラテスは対話といったんだな
2017-10-03 08:46:32んで今朝のテーゼ、これでいいかな: 存在論を欠いた認識論は不完全な理論として崩壊するか、もしくは唯心論、観念論に行き着いて、倫理的に怪しい政治的独裁を支持する御用理論になる。
2017-10-03 08:51:16あ、いや、世界全体の理論と思わず、工学的手法って思えば、オントロジーのない理論も全然構わないんす。だけどそれは物理としては後退でしょ。物理学は伝統的にそれで済ますことはしないという考え主流だからね。 >存在論を欠いた認識論は不完全な理論として崩壊するか、もしくは唯心論、観念論に
2017-10-03 11:16:06@asonosakan 前のロヴェッリのまとめ、結構好評だったみたいなんで、ベイジアン量子力学についても暇を見つけたらトゲターまとめやりませんか?わたしゃ老人情弱であれをどーつくるのかわかんないんで。
2017-10-03 22:44:35エピステモロジのみでできててオントロジが欠落した格好のベイジアン量子力学を字義通り受けとると、やはりどしても意識が先に存在して、世界はそれが投影する一種の幻影みたいに理解するっきゃないので、ドイツ観念論風なものになるか、またはなんかインド哲学みたいなオントロジになるんかな。
2017-10-03 23:03:29「アーモンドとヴァーバが私に教えてくれた理想のデモクラシーとは,大多数の人々が政治についてそんなに頻繁に,そんなに深く考えなくてもよいものである」 twitter.com/myamadakg/stat…
2017-10-04 08:59:25Less politics, more democracy: Brexit and the civic culture onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ne…
2017-10-04 08:53:44ベイズ漁師の面白いのは、科学哲学とかにはソリが悪いかもしれないけど、観念論を必然的に含意しているように思える点なんです。昔からいろんな人の言ってたインド哲学との類似性なんていうゆるーい話が、もう少し具体性帯びてくる可能性とか、とても興味ありますね
2017-10-05 06:22:37