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ジャン・ウリ『コレクティフ』読書メモ集

ジャン・ウリ『コレクティフ――サン・タンヌ病院におけるセミネール』(多賀茂+上尾真道+川村文重+武田宙也訳、月曜社、2017)の読書メモをまとめました。Jean Oury, Le Collectif : Le seminaire de Sainte-Anne, DELION, 2005.
ラカン 集団 ガタリ 制度 病院 統合失調症 ユーモア 偶然 精神分析 人文 精神医学
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荒木優太 @arishima_takeo
「ウリにおいてcollectifとは、何らかの集団において、その構成員である個々人が、自分の独自性を保ちながらしかも全体に関わっていて、全体の動きに無理に従わされているということがないという状態のことを意味します」(多賀茂「はじめに」)。サルトルと使い方真逆らしい。
荒木優太 @arishima_takeo
「コレクティフの論理は単なる言説の論理でもなければ、セリーの論理でも、単なるゲシュタルトの論理でもなく、個々人にとってのほとんど無限に存在するファクターを尊ぶような論理だということだった」(ウリ『コレクティフ』)。ほとんどってpresqueかな。
荒木優太 @arishima_takeo
「われわれの具体的な仕事は、ほんのちょっとしたこと、細かな細部やちょっとしたサインを活用できなければならない。したがってわれわれは偶然性のシステムの論理の中で仕事をしているとも言える」(ウリ『コレクティフ』p21)。シュルレアリスムの用語も重ねているけど、面白いね。
荒木優太 @arishima_takeo
ジャンケレヴィッチは「ほとんど無」(Presque-rien)ってことをいってたけど、そういうものを取り込んだ精神病理学なのかな、って予感がする、ウリ。
荒木優太 @arishima_takeo
「はたして偶然をプログラムできるのか」(ウリ『コレクティフ』)。私の言葉遣いだと「偶然のフィルタリング」ってやつだね。
荒木優太 @arishima_takeo
ウリはラ・ボルドの病人やその家族や友人のことを「ユーザー」と呼んでいる。メモ。
荒木優太 @arishima_takeo
電気ショックの恐怖とは、目を覚ました時に誰もいないことなのである。byウリ『コレクティフ』
白石正明 @shiraishimas
中井久夫さんが『看護のための精神医学』で、「電気ショックから目が覚めたときに患者を一人にしない」ことを非常な熱を込めて書かれていました。まるで、電気ショックについて書くべきはこれだけだ、というように。 twitter.com/arishima_takeo…
白石正明 @shiraishimas
「偶然」とか「集団」とかが臨床の最先端のテーマになっている今(当社比)、やっとジャン・ウリを正しく読めるときが来たのかもしれない(さらに当社比)。 amazon.co.jp/dp/4865030530 twitter.com/arishima_takeo…
荒木優太 @arishima_takeo
「どうしても残さないわけにはいかないひとつの言葉があった。「識別的 diacritique」という言葉である」(ウリ『コレクティフ』)。弁証法的dialectiqueではなく。クリティックとクリニックはクリネーを同じ語源としている(Dz『批評と臨床』)。
荒木優太 @arishima_takeo
「ラカンは常日頃から「構造とは言語のことだ」と言っていた。そこで彼が「無意識は言語のように構造化されている」と言った時は、さんざんいろんなことを言われることになった。幸運にも彼はラララング lalalangueを考案した」(ウリ『コレクティフ』)。いきなり歌い出しそう。
荒木優太 @arishima_takeo
正しくは「ララング lalangue」だった。勝手に歌って踊る方向に引き寄せていた。失礼。
荒木優太 @arishima_takeo
「ある仕事の場において、出会いの可能性、偶然性がきちんと機能し、全体が独断的なもので凝り固められることもなく、あらかじめ予定が立てられることもないような、偶有性を持ったシステムにおいてでさえも問題になっていることがあるということ」(ウリ『コレクティフ』)。よいね。
荒木優太 @arishima_takeo
「「私は無神論者だ」と言う人が、実は最悪の理神論者であるようなものだね。ご用心」(ウリ『コレクティフ』)。エビデンスエビデンスいってる奴のことか(笑)。
荒木優太 @arishima_takeo
あと、理論的一貫性のことしか目に入らないやつね(←これは自嘲(笑))
荒木優太 @arishima_takeo
ウリ本。パースが二回でてきた。どういうルートで読んだんだろうか。メモ。
荒木優太 @arishima_takeo
「場所Lは二つの関数fから生じると提起したのだ。それを次のように書いて示した。L=f(コレクティフ)×f(クラブ)」(ウリ『コレクティフ』)。夏目漱石みたいなこと言い出した。
荒木優太 @arishima_takeo
クラブが、絵空事にならず、本当に具体的、それも物理的に具体的なものとなり、本当の運営がなされ、いかなる更生支援会とも違ったものとなるためには、コレクティフと私が呼んでいる機能が働いていなければならない。byウリ『コレクティフ』。
荒木優太 @arishima_takeo
最も壊れやすいもの、それはつまるところ、「雰囲気」を作っているものだと言えるだろう。byウリ『コレクティフ』
荒木優太 @arishima_takeo
「何か「の」解釈と言う場合、その時点ですでに、その何かがそれ自体として存在しているかのように問題を提示することになり、そうすることで、事物から距離をとって、事物を解釈させようとするようになる」(ウリ『コレクティフ』)。たしかに。
荒木優太 @arishima_takeo
復習。自我理想と理想自我。前者はあるべき私、後者はなんでもできる私。前者は大人になることと関わり、後者は幼稚な自己像に等しい(?)。
荒木優太 @arishima_takeo
「私はよく、(「足は頭ほど馬鹿じゃない」とプレヴェールが言ったように)「足は頭よりうんと賢い」と言うのだ」(ウリ『コレクティフ』)。そこはかとないウォークス感。
荒木優太 @arishima_takeo
「われわれが草を生やさねばならないのは、こういった水準においてなのだ」(ウリ『コレクティフ 』)。ww(←草生やしてみた
荒木優太 @arishima_takeo
動物的であるのは「悪ではない ani-mal」! byウリ『コレクティフ 』
荒木優太 @arishima_takeo
「領土」とは動物的なものである。領土への闖入が起こると、われわれはその闖入者に飛びかかる。それは攻撃を、あるいはまた魅惑や捕捉を引き起こすのだ。byウリ『コレクティフ 』
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