昔のビールはどろっとして「貧乏人の粥」とも呼ばれ、おなかに溜まる感じのものだった…という話

今のような、「のどこしすかっと爽やかなビール」…は中世には無かったようで、もっとどろっとしたお粥状だったそうですね。今のようなビールでよかった…と思いつつも、そっちのほうもちょっと飲んでみたくなるのは、人情か(笑)。
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おめが( ゜ヮ゜)ノ @Omegamega

@kumasiro なるほど。廃棄パンと原料にならかなった小麦の再利用なら、めっちゃエコノミーだ

2018-03-21 19:26:01
KEIN @keinalternative

@Teslamk2t 初期のバイオエタノールがトウモロコシなどの飼料が原料だったために競合して価格が高騰し失敗したのとは対照的ですね。

2018-03-21 19:38:36
イクナートン @AkhenatenBf

@Teslamk2t 面白いお話ありがとうです、ドイツビールのドッペルボックというタイプのビールをいただいたとき、ラベルに、修道士が断食中に飲んで、飲むパンという解説があったのを思い出しました。小麦由来の白ビールがぜいたく品だったというのも、お話を聞いて納得しました

2018-03-21 22:29:21
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

「 ビールは飲むパン、パンは食べるビール」とも言われていたと聞いたな。 そもそも、日本のどぶろく→清酒もそうだけど、酒が酒として洗練され、特に澄んでいくにはやっぱり歴史が必要だったろうしね。 アルコール濃度の高まりも、歴史の流れの中での技術と農業生産の進歩が必要だったろうし。

2018-03-22 05:22:57
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

togetter.com/li/1210970 の追加資料として「古代ローマの時代から食の主役だったらしい麦の粥」 についての画像を張っておこう(「拳闘暗黒伝セスタス」より) pic.twitter.com/VDEpRSG90s

2018-03-22 11:27:27
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もぐら@療養中 @Mogura_narou

少し来てた。嬉しい。 1.酒は製法で大きく大別して、ビール、ワイン、日本酒といった「醸造酒」と、ウイスキー、焼酎、ウオッカなどの「蒸留酒」の2種に分けられる。とりあえずアルコール度数20未満の弱い酒が醸造酒、20度以上の強い酒が蒸留酒と覚えればいい。

2018-03-18 19:08:54
もぐら@療養中 @Mogura_narou

ファンタジーでお馴染みの超回復薬エリクサーの語源はアルコール、とくに蒸留酒である。原液の蒸留酒は透明な液体状でありながら火をつけると青く燃え、また飲むと体が熱くなるためエネルギーに満ちた「命の水」、発明初期は不老不死の霊薬だと見なされた。

2018-03-18 19:14:42
もぐら@療養中 @Mogura_narou

語りたい気分だから一人で呟きつづける。 酒は水と糖分が含まれ、細菌が活動できる環境が揃えばどんな液体からでも作れるし、自然界でも勝手に生成されることがある。人類最古の酒は、木の窪みに溜まった蜂蜜が雨水で加水されることで自然発酵したミード(蜂蜜酒)ではないかと言われている。

2018-03-18 19:22:26
もぐら@療養中 @Mogura_narou

また、猿などの動物に巣に貯めた果実が自然発酵してアルコールを生成する事があり、これは猿酒と呼ばれる。たまに鳥が盗み食いして酔ったままふらふら空を飛び、電線にぶつかって停電を起こすなどの天災が起こる

2018-03-18 19:27:22
もぐら@療養中 @Mogura_narou

冬には日本酒を熱燗で飲む人も多いが、もともとは夏の飲み方だった。高温多湿の日本の夏は酒が凄まじい速度で腐敗がすすむので、臭みを消すために加熱した。

2018-03-18 19:44:00
もぐら@療養中 @Mogura_narou

古代ギリシャでは、ワインに海水で薄めて飲んでいた。塩味を足すことで甘みを引き立てる目的のほか、学者たちは議論の際に弁舌を軽やかにするためワインを飲んだため、過度に酩酊して議論を妨げないためでもあった。

2018-03-18 19:54:00
もぐら@療養中 @Mogura_narou

酒は大抵の文明で主食穀物を原料とする。そのため、しばしば主食用種と酒造用種の畑地争いが起こった。ドイツのビール純粋令は、パンは小麦、ビールは大麦で作ると規定することでこの争いを抑えるためだったといわれる。

2018-03-18 20:05:30
もぐら@療養中 @Mogura_narou

コーヒー豆を焙煎して香りを高める手法は、イスラムの禁酒が発端という説がある。神秘派教団がコーヒーの果実を発酵させた酒で酩酊感を味わう戒律破りをしたため、酒造を防ぐために販売前に加熱したのがコーヒー焙煎の始まりとされる。

2018-03-18 20:14:59
もぐら@療養中 @Mogura_narou

ロシアではアルコール度数40以下の飲料はジュースとして扱われる。だが最近はウオッカの飲み過ぎによる健康被害が問題視され、健康飲料としてビールが好まれているという。

2018-03-18 20:20:48
もぐら@療養中 @Mogura_narou

ブドウで作ったトルコの蒸留酒ラクは、水で割ると酒に混入された薬草の化学反応で白く濁る。

2018-03-18 20:23:02
もぐら@療養中 @Mogura_narou

沖縄の泡盛は、日本国産の酒米ではなくタイ米を原料にして作る。これは日本に併合される以前の琉球王国時代に、タイ王朝との活発な海上貿易を通して酒造製法が伝わった事が関係しており、古くからの伝統的製造方法である。

2018-03-18 20:31:58
もぐら@療養中 @Mogura_narou

アメリカの悪名高き禁酒法が最終的に撤廃されたのは、密造酒がマフィアの資金源となってしまった以外に、そもそも禁酒を憲法条文で規定してしまった事も理由にあげられる。憲法で厳命した禁酒を誰も守らない社会が長引けば、やがて憲法そのものへの遵法精神が失われると危惧されたのである。

2018-03-18 20:38:15
もぐら@療養中 @Mogura_narou

海の男の酒とされるラムの原料は砂糖。カリブ海のサトウキビ農場で砂糖を精製した後に残る搾りかす、廃糖蜜を再利用して作られる。高い糖分ゆえに製造したラム原酒のアルコール度数は80を越え、飲みやすく加水して40度程度で販売される。

2018-03-18 20:48:52
もぐら@療養中 @Mogura_narou

ウイスキーは他の蒸留酒と異なり、樽で数年寝かせる工程が必須。ウイスキーの琥珀色は樽の木の色である。

2018-03-18 20:58:47
もぐら@療養中 @Mogura_narou

テレビ観終わったからここまで。 途中で良い報せがきたし、富士山麓で乾杯しよう。

2018-03-18 21:00:22