研究の立場から見た「これからの美術館を考える」加治屋健司氏の論考に対する反響

WEB版 美術手帖のシリーズ: これからの美術館を考える(1) 加治屋健司が提示する「共同研究の活性化」と「アーカイブ機能の強化」 続きを読む
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Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

科研費については、私の文章で、日本学術会議の提言「21世紀の博物館・美術館のあるべき姿―博物館法の改正へ向けて」を参照していることから分かるように、国立美術館・博物館を中心に、研究機関指定を受けている美術館・博物館が27館しかないことは存じております。

2018-06-16 01:06:35
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

私の文章は、「今よりも多くの」学芸員が科学研究費代表申請資格を得ることができるとよいと書いており、一定数の学芸員が科学研究費代表申請資格を持っていることを前提としたものであって「美術館、博物館所属の研究者が、「代表申請」の資格を得ていない」とは書いていません。

2018-06-16 01:06:36
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

カタログ販売についても、ご教示いただいたサイトは、新聞社が関係した最近の展覧会カタログや、出版社が制作・出版を行うカタログ、NADiffが入っている美術館のカタログが買えるだけで、都道府県立美術館中心に、ほとんどのカタログはやはり現金書留でないと買えないと言えると思います。

2018-06-16 01:06:36
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

多々ご教示いただきましたが、いただいた情報は私の主張に対する反証にはなっていないと思いました。私の文章が「美術館周辺の国内先行事例や研究を一切無視して、見聞きしただけの少ない海外事例を取り上げて記事書いて、考察したつもりになってるレポート」だというのは言い過ぎではないでしょうか。

2018-06-16 01:06:36
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

ウェブ版『美術手帖』のシリーズ「これからの美術館を考える」をお読みいただいた方、ありがとうございました。美術館関係者には不満に思う方も少なくなかったようです。これは文化庁の「リーディング・ミュージアム」構想をきっかけに、様々な視点から美術館の可能性を探るものです。

2018-06-16 01:41:04
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

社会において美術館が様々な人々や組織と関係している以上、そこには美術館を超える問題も含まれます。これは、美術館に対してのみ向けられた意見ではなく、文化庁や地方自治体、文化振興財団、大学など、さまざまな関係者への提案であるということをご理解いただければと思います。

2018-06-16 01:41:23
言葉使い @tennteke

予算はどっから持ってくるの? togetter.com/li/1237721#c50… 「研究の立場から見た「これからの美術館を考える」加治屋健司氏の論考に対する反響」togetter.com/li/1237721 にコメントしました。

2018-06-16 11:28:38
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

「予算はどうするのか」という問いは、一見、現実主義的に見えるが、実際は、問題を生み出している状況について考えることをやめている点で無責任な問いだと思う。予算を含め現在の体制を変えていくためには、関係者の要求を可視化する必要があるということがなぜ理解できないのだろうか。

2018-06-16 22:28:20
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

@kenji_kajiya 大いに同意。美術館の現場で予算云々の現実に頭を抱え続ける状況から逃れることはできないけれど(今でもそのことで頭割れそう)、「関係者の要求を可視化」したうえで、美術館関係者と研究者、メディア、そして行政、立法関係者が手を組んで進める必要がありますね。

2018-06-16 22:58:31
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

前RT、加治屋さんが投稿された通りで、美術館の現場で予算云々の現実に頭を抱え続ける状況から逃れることはできないけれど(今でもそのことで頭割れそう)、「関係者の要求を可視化」した上で、美術館関係者と研究者、メディア、そして行政、立法関係者が手を組んで進める必要があることは間違いない。

2018-06-16 23:07:30
Kajiya Kenji 加治屋健司『絵画の解放 カラーフィールド絵画と20世紀アメリカ文化』発売中 @kenji_kajiya

ありがとうございます。実際は予算について考えざるを得ないのですが(仕事の何割かは常に予算の要求、執行、審査等ですし)、やはり大枠の議論もしていかないといけないですよね。 twitter.com/kmzwhrs/status…

2018-06-16 23:10:05