ジョン・デューイ『人間性と行為』読書メモ集

ジョン・デューイ『人間性と行為』(河村望訳、人間の科学社、1995)の読書メモをまとめました。Human Nature and Conduct : An Introduction to Social Philosophy, 1921.
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荒木優太 @arishima_takeo

「「それは考える」という方が、「私は考える」というよりも心理学的言明として真実である」(デューイ『人間性と行為』)。エスの系譜(by互盛央)にデューイも参画か。

2018-12-06 20:15:05
荒木優太 @arishima_takeo

個人は、これまで行なってきたことに責任を取らされるのは、彼がこれからやっていこうとすることに敏感になれるからである。byデューイ『人間性と行為』

2018-12-06 20:17:06
荒木優太 @arishima_takeo

「タルドの『模倣の法則』が『心理学原理』が日の目を見た年に出版され、実際上タルドのすべての本が一八九〇年から一九〇〇年の間の一〇年に価値がなくなったのは、表面上はたんなる偶然的なことである」(デューイ『人間性と行為』)。ジェイムズの太鼓を叩く男。

2018-12-06 20:28:15
荒木優太 @arishima_takeo

デューイ『人間性と行為』読了。human nature and conductなので「人間本性」でもいい気もするが、まあ。清水幾太郎の愛読書。習慣のなかの人間から出発しよう、みたいな。デューイを読んでいてはじめて知的な快感を味わった気がする。講義録が元のようだが『改造』よりもいい事言ってるのでは。

2018-12-06 20:41:23