津田梅子による女の子用英語教科書がハンパない件について

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みよ大正期の女の子用英語教科書の雅(みやび)ぶりを。 編纂は今話題のあの方、津田梅子先生。 pic.twitter.com/t9PmS5mkTF

2019-04-10 18:32:08
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2)これはどこの国の女学校でしょう。生徒さんは和服にも見えるような見えないような。 pic.twitter.com/YJxOJ5EARq

2019-04-10 18:37:15
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3)会話をみると、生徒さんはどうやら日本人の女の子のようですが。「ミス・ホンダから英語を習った」とかなんとか答えているから。 pic.twitter.com/zCyFUkJdCp

2019-04-10 18:39:46
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4)これはもうどう見ても日本ではないですね。 ところで欄外の初出単語に「gay」があってどきっとしました。「To be happy and gay.」(どうかお変わりなくお元気で)の「gay」(快活)でした。 pic.twitter.com/UQg0MOSwR8

2019-04-10 18:44:30
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5)男の子用にくらべて「I」の輪郭がはっきりしているのが、女の子用の特徴。 いわゆる良妻賢母イデオロギーが色濃いぶん、ガイジンの女の子とはいえ女子生徒のロールモデルとして「I」が明確なぶん、感情移入がしやすい。 pic.twitter.com/M5Wbrq4ors

2019-04-10 18:47:53
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6)床の上でスケートしてる、よくわからない淑女の皆さん。 しかし今見てもセンスがいいですこの挿絵。楽しそう。 pic.twitter.com/VRZMx3WcKn

2019-04-10 18:50:26
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7)中二の冒頭。新学期。 とにかくあか抜けてる。大正娘たちはこの教科書を開けたとき、どんなに胸ときめかしたか、想像はつきない。 pic.twitter.com/dgBbc3YLvp

2019-04-10 18:58:33
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8)「We」(私たち)しゃべりがまぶしい。

2019-04-10 18:59:59
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9)男の子用のほうで「I」が明確に身体化されるのは、大正どころか昭和、それも戦時中。 「大日本帝国を支える、明日の兵士」というイデオロギーとともに。 良妻賢母と七生報国ともに国家のイデオロギーそれが「I」に血肉を与え、英語教材を進化させたという、この皮肉! pic.twitter.com/3euLoJi8ry

2019-04-10 19:13:15
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10)ああ梅子先生、昭和4年に没したあなたが、その後の大日本帝国の運命をもし知っていたら、どんな教科書を作られたのでしょう。 私の想像は止まない。 pic.twitter.com/Vz41IWcFD9

2019-04-10 19:16:32
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