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これに関しては、非常に詳しく解説してくださっているツイートがあります twitter.com/parasite2006/s…
2022-06-03 18:19:51表の赤枠部分が2019年の米国甲状腺学会で発表された内容を論文発表済みの結果に書き加えたもので、2013-2016年に甲状腺検査の結果悪性と診断され福島県立医大で手術を受けた138例分の結果です。ここから論文報告済みの2014年9月までに手術を受けた68名の結果を差し引いた上積み分が青枠の部分。 pic.twitter.com/EOIvlHhcjn
2019-12-29 05:05:11遺伝子パターンの違いについては(WHOの一機関である)IARCの提言にも書かれている話である 『福島の事故後の 68 例における悪性結節の遺伝子変異の解析は、
2022-06-03 18:22:11遺伝子パターン(つまり BRAF 点突然変異が多数あり、染色体再構成の頻度が低い)はチェ ルノブイリの事故後の PTC のパターンと全く異なることを示唆した(Mitsutake et al., 2015)。』 env.go.jp/chemi/chemi/rh…
2022-06-03 18:22:12@MKoujyo ご紹介ありがとうございます。2019年の米国甲状腺学会の発表が翌年論文公表されていたのですね。早速まとめtogetter.com/li/1237833 に追記させていただきます。
2022-06-03 18:52:01@parasite2006 naoさんの過去のツイートを読んで、勉強させていただいています。すごくわかりやすいです。ありがとうございます。
2022-06-03 19:02:44@MKoujyo すみません、2019年の米国甲状腺学会で発表された遺伝子検査続報結果を紹介したまとめはこちらでした:福島の甲状腺検査の1巡目から3巡目の結果を振り返るtogetter.com/li/1393484?pag… 前のまとめが遺伝子検査結果限定なのに対し、こちらは年齢分布曲線、組織型、遺伝子変異の3種類のデータを読んでいます
2022-06-03 19:31:29@MKoujyo 2019年後半に作ったこのまとめの最終セクションtogetter.com/li/1393484?pag… を「役割を終えた検査はソフトランディングで手仕舞いを」と名づけました。同じ福島県民健康調査でも妊産婦調査は検討委員会の合意が得られて正式終了。保育園の給食検査のやめ方をめぐる安斎育郎先生のエッセイは今こそ必読
2022-06-03 19:55:06(追加ここまで)
役割を終えた検査はソフトランディングで手仕舞いを
昨日書いたことの繋がりだけど、甲状腺一斉検査をやめさせたい人こそ「これまでの検査が一定の功を為したこと」を否定しちゃダメだと思うのです。それは事実がそうであるからだけでなく、「そもそも無意味なもの」とすると、やめるのが「始めた人間への問責」とセットになってやりにくくなるから。
2019-07-08 13:32:03「最初は必要なことだったし、実際に役にも立った。ただ、これ以上続けると有害性ばかりが際立ってしまうので、『役目を終えた』として幕引きをする」なら、関係者に理不尽な問責が行くこともない。問題性ばかりを強調するのは、むしろやめることへの抵抗を増やして逆効果だと思うのです。
2019-07-08 13:35:14@PKAnzug 後出しジャンケンとか、後医は名医とかありますけど、情報が少ない時の判断を後から情報増えてより強固になった立場から批判すると、ママやり過ぎになりがちですよね。 もちろん、情報少なくても正解方向見てた人がいたとしても、その時はまだ後と同じだけの蓋然性はなかったわけで…
2019-07-08 14:29:06@ainiasobu はい。それもありますし、あと始めたことは間違ってなかったと思うんですよ。あれで実数をがっちり出したことで、国際的な機関が「増加はない」って表明できたと私は思ってますし、それが特に国際的な風評を大きく改善したとも思っています(副次的に、日本の本気度を示せたという点も)。
2019-07-08 14:49:05twitter.com/PKAnzug/status… 全く同感。事故後最初の年から(触診抜きの)超音波検査を導入したことを非難する意見もありますが、開始から同じ検査法で通したのは30年前に超音波検査による甲状腺癌の過剰診断を世界で初めて体験された植野映先生の英断。このまとめ冒頭のエッセイtogetter.com/li/900034
2019-07-10 01:33:10twitter.com/parasite2006/s… 新しい検査法が導入されると甲状腺癌の発見率が跳ね上がる実例が、チェルノブイリ事故後のベラルーシのブレスト州。触診を超音波検査に切り替えただけで発見率が跳ね上がる経験をした人がチェルノブイリ事故前から日本にいたのは幸運だったtogetter.com/li/900034
2019-07-10 02:02:44新しい検査方法が導入されるたびに甲状腺癌の検出率が跳ね上がる実例を、チェルノブイリ事故後のベラルーシで全国で2番目にこどもの甲状腺癌の発生率が高かった南西部のブレスト州に見ることができますtwitter.com/kazooooya/stat…
2017-11-27 00:35:31過剰診断の発生は疾患の性質と検査法(検出感度、実施時期その他)の組み合わせ次第togetter.com/li/900034 もともと遅い甲状腺の腫瘍の成長速度が生涯で最も大きくなる10代から20代初めに高精度の画像検査を絨毯爆撃的に行うのは、最も行ってはいけない時期に最も行ってはいけない検査を行うこと
2019-07-05 07:31:50福島の甲状腺検査中止の呼びかけは「甲状腺検査は一切やるな」とイコールではない。「無症状の集団に対する絨毯爆撃的検査(それも高精度の画像検査)はやめよう」とあわせて「どうしても不安があって納得できない人には触診から始まる検査を健康相談つきで無料提供」が着地点shiminshakai.net/post/3292#5
2019-07-08 15:23:26[2022.6.4追記]
次のツイートに引用したNHK広島放送局の2019年8月8日付けニュース記事「被爆者治療にABCCが便宜か」は、こちらのウェブアーカイブで読むことができます。
https://web.archive.org/web/20190809150413/https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190808/4000005160.html
www3.nhk.or.jp/hiroshima-news… 被爆者を検査するだけで治療しなかったABCCの非倫理性を言う人はたくさん見るけれど、同じ人が(受診者本人の利益の証明がない一方害は明白な)無症状のこどもの甲状腺の絨毯爆撃的超音波検診を非倫理的だと言っているところはほとんど見ない。
2019-08-12 12:45:30(↑「超音波検査自体は無害のはず」とおっしゃる方が多いですが、検査を受けて癌と診断された場合具体的にどのような害が生じるかは次のツイートのリンク先をご覧ください。画像診断でまわりの組織と少し違って見える部分があるので癌の疑いがあるとされ、癌の存在が疑われる部分に針を刺して細胞を採取し顕微鏡で癌細胞を探す細胞診による精密検査を勧められた場合も、たとえ結果的に癌の存在を否定できたとしても身体的苦痛を伴いますし、まして幼い子どもの場合は検査を怖がって泣いて暴れ、無関係な組織や神経を損傷する恐れもあります↓)