「君主が自ら労働する儀礼」について~日本の新嘗祭からローマ教皇の「洗足」まで
@zeong_dictator 『闇の左手』著者ル=グウィンは人類学に造詣が深いので、何か参照元の文化があるかもしれません!
2019-08-27 13:50:39@zeong_dictator 帝政ローマの「皇帝」は神祇官と執政官を兼任(前者が格上) >元々あった職責を兼任することで「皇帝」という 王の様でそうではない「建前」のポストを 初代がでっち上げてます(^^; 当然神事の最高責任者で死後は神格化 >神殿(神社)に祀られる 後のカソリックに至る「聖人」につながってますね
2019-08-27 15:12:31@zeong_dictator @Korrepety モロッコの国王は、イスラム教の犠牲祭で羊を捧げてますよ。ただこれは「余裕のあるイスラム教徒の義務」なので、国中で羊さんが捧げられてますが………。(テレビで中継してました。国王の羊さんは太って立派でしたねぇ……)
2019-08-27 18:35:36@kuro96yagi @Korrepety おー、労働とはちょっと違う感じですが、それも春秋時代の諸侯的でもあって面白いですね!ありがとうございます!
2019-08-27 18:41:47@zeong_dictator @Korrepety 同じくイスラム教の国ブルネイ王国では、ラマダン(断食月)明けの数日間「ほば全国民と握手する(王宮が開放されて、訪問者と握手する。訪問者は誰でもOK外国人でもOK。なので、ほぼ全国民が訪れる)」というのがありますね。
2019-08-27 18:44:52@zeong_dictator 決まった時期に収穫への感謝として行われる祭事としての「民がする労働の動き」の真似?の他に、災いをおさめるための生贄を捧げる労働?もありそうですねー。 権力者や神職じゃないと出来ない事。人間の子供を捧げる事ってどの宗教でもありますね。 あ、新嘗祭(収穫)からはズレますか、ごめんなさい〜
2019-08-27 18:59:26@Korrepety いえいえ、やはり君主制だと儀礼寄りだなあと。こう、労働!産業!みたいな感じにはなかなかならないのかも。
2019-08-27 19:03:38@zeong_dictator 産業といえば、日本で皇室の女性がお蚕さまの世話をするのって、最近始められた事なんでしたっけ?
2019-08-27 19:06:52@haganeya01 ありがとうございます。現世利益的な「聖人」システムによって、カトリックは一神教とされつつも、実質的には多神教的な色彩を色濃く帯びていると思います。
2019-08-28 03:29:31@zeong_dictator 色々調べてるとどうも「ローマカソリックの教皇国家」が 「西ローマ帝国」の直系の流れではないかと考えてます 教皇の選抜システム (コンクラーベ発祥以前は末期の皇帝選抜に酷似) 教皇の名称(ローマ皇帝名の流用)等々 恐らく古代の神事もキリスト教に看板を掛け変えて存続しているものも多いかと
2019-08-28 03:44:33@haganeya01 確かに。権威と権力を有していたローマ皇帝から、権力を取り除いた結果という感じがしますものね。
2019-08-28 03:48:18@zeong_dictator 教皇国家時代は結構しっかりと「統治権力」をやっていたようです>バチカン 武力はフランスやスイスに「外注」でしたが 共和主義者などの弾圧に使う「武力」に活用していたようですし イタリア統一でローマが陥落して聖域に引き篭もってから それらは完全になくなったと見てよいでしょう
2019-08-28 03:52:22拡散また直接のご教示を賜るなど、ご協力頂きましてありがとうございます。タイに「プートモンコン」という田植え神事のような儀礼があることがわかりましたし、欧州の「洗足式」や「ロイヤルタッチ」についてのご指摘もあるなどバリエーションに富んだご回答を頂き嬉しかったです。
2019-08-28 08:28:37また、儀礼そのものの在り方や王権に関するお話など、いい意味で「脱線」していくのも大変楽しい経験でした。お陰様で知見を広げることができました。改めまして皆様に御礼申し上げます、また何か素朴な疑問が浮かびました折にはお力をお貸し頂ければ幸甚に存じます。
2019-08-28 08:31:03