民間の信用創造と政府支出による通貨創造は根本的に別物

MMTの基本中の基本です。 *最初の方はちょっと関係ない議論をしてます。
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シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 そのきっかけとなるが中銀によるMB発行という場合もあれば、政府による政府証券発行という場合もあるでしょう。 それを、まずきっかけはMB発行に限られていて事後的な売りオペでのMB吸収のみ、と考えているとしたら、統合政府モデルに毒されている(実際はそうとは限らない)と思いますよ。

2019-12-01 20:10:29
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 シェイブ説は、財政需要に応じて準備預金調節を行い、国債の売り戻しを通じて短期金利を維持するという政府中央銀行のオペレーションの実態を見落としています 一からMMTを勉強し直すことをおすすめします。 (なお、私が提唱した説ではないので、望月説と呼ばれるのはこそばゆいです。MMTビューです)

2019-12-01 20:15:21
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 ビル・ミッチェル「シンプルな名刺経済」 econ101.jp/%e3%83%93%e3%8… ウォーレン・モズラー「命取りに無邪気な七つの嘘」 econdays.net/?p=9414 ビル・ミッチェル「赤字財政支出101」 econ101.jp/%e3%83%93%e3%8… ここらへんを読み直して、一からやり直しましょう。

2019-12-01 20:18:20
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 >財政需要に応じて準備預金調節を行い、国債の売り戻しを通じて短期金利を維持するという政府中央銀行のオペレーションの実態を見落としています そんなこと当たり前ですよ。望月さんがPKで重視され、MMTの基礎となった会計を軽視して、統合政府モデルにあった特殊な例を一般化しているだけです。

2019-12-01 20:41:53
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 望月さんも「MMTer訓詁学者」でしたか。 現実は本が書かれた当時と変化していますし、制度も国によるのですから、現代日本の公会計制度で考えたほうがいいですよ。

2019-12-01 20:46:44
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 通貨システムはそもそも統合政府レベルで捉えないとならない(∵通貨がTax-Driven Moneyであり、中央銀行は通貨財政システムの中の一部門に過ぎないというのが制度的実態なので)で、統合政府で考えない時点で、制度構造を見誤っているんですよ。

2019-12-01 20:47:21
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 MMTは、"統合政府レベルで見た特殊理論"なのでは全くありません。 "現実の通貨システムが統合政府的枠組みで運用されているから"、その運用上の現実に合わせて、事実説明的に通貨財政システム体系を整理したに過ぎないのです。 twitter.com/motidukinoyoru… twitter.com/motidukinoyoru…

2019-12-01 20:49:33
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 それ、私が(あるいはMMTerの誰かが?)そう思うからそうなんです、という以上の主張とは思えませんね。 統合政府モデルは政府証券を中央銀行が買うというケースに限り現実とあっていて、それを市中消化する場合には結論が異なることは、自分で政府支出を仕訳をした人なら解ることですよ。

2019-12-01 20:51:11
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 再掲しますが、この仕訳のどこにMBの信用創造があるのでしょう? 中銀のBSは増減がないのに。 もし「最初の準備預金がそれだ」というのなら、その準備預金は過去の政府支出の際に創造されたものですからダブルカウントしています。政府証券市中消化ではMB信用創造が先行してはいません。 pic.twitter.com/DXkyNB2Iel

2019-12-01 20:54:47
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望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 レイがModern Money Theory第3章第6節 econdays.net/?p=9707 、および第3章第7節 econdays.net/?p=9882 でまとめているように、財政支出の際は常に事前の流動性供給を伴っています。それが取引上の事実です。 シェイブさんが想像しているような完全な市中消化は、起きたことがありません。

2019-12-01 21:16:59
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 別にこうしたMMTの現実取引説明が「誤りだ!」と主張するのは結構ですが、その根拠は提示されるべきですし、何よりその場合、シェイブさんが書くべきだったのはMMT本ではなく、反MMT本だったのではないかと思います。

2019-12-01 21:17:55
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 統合政府レベルで見たら分かると思いますが、(事前の流動性供給の後、)政府支出時点で、準備預金の純増という形で統合政府負債全体の水準が増加するんですね。 その後に、増加した準備預金を吸収する形で国債売りオペを行う(銀行間市場金利が下がらないように)、というのが財政オペレーション。

2019-12-01 21:19:36
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 第一、シェイブ説だと、MMTが 「政府支出は銀行間市場金利を低下させる」 「政府支出によるインターバンクレート低下を相殺するために国債供給を行う」 「統合政府負債を増加させるのは財政政策であり、金融政策はその内訳を弄るに過ぎない」 と論じている意味が理解できないのではないですか?

2019-12-01 21:21:01
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 とりあえず、MMTではないものをMMTと紐づけて論じられると、人々が誤解・混乱してしまうので、シェイブさんは反MMTの立場を明示して言論を展開なさるのが良いと思います。

2019-12-01 21:22:33
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 主流派はMSとMBの区別をしていないモデルなので論外ですが、 >「政府支出は銀行間市場金利を低下させる」 これが妥当なのは統合政府モデルに一致する場合だけです。ところが日本では一般的なケース(下)ではMSと共にMBが増加したりはしていません。いわばMB金利には中立です。 pic.twitter.com/DUoQ0mSY22

2019-12-01 22:00:25
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望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 日本を含めた一般的な自国通貨保有国における、通常の財政オペレーションでは、国債発行の際に、あらかじめ同額の流動性を供給しておく(でないと、短期金利の乱高下や国債不達が生じる)ので、それが政府支出によって還流すると、MBの純増となり、金利が低下することになります。

2019-12-01 22:05:33
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 ゼロ金利政策下での量的緩和政策のような特殊な例外的ケースの場合は、実際のところ国債発行時にどれだけ流動性供給を行うかは微妙ですが、そうした特殊な例外ケースは、特殊な例外ケースとして扱わないと議論が混乱すると思います。 twitter.com/motidukinoyoru…

2019-12-01 22:06:58
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 私が書いた仕訳やその解釈に対する批判なら解りますが、単に望月さんが公会計を自分で考えることなく、米豪MMTerに丸投げしているだけだと思いますね。 私はそうした「学問」をMMT訓詁学とよんでいますよ。

2019-12-01 22:07:51
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 ちなみに、準備預金付利を通じて短期金利操作を代替しているケースでは、ビル・ミッチェルが再三指摘しているように、付利のついた準備預金が有利子国債との類似物(代替物)なので、この意味で従来型の国債オペと統一的に理解することが可能です。

2019-12-01 22:08:22
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 国債発行に対して中央銀行が(現先取引による)流動性供給を行わないという、通貨財政オペレーションの実態とは異なる”シェイブ式”『公会計』が、どのような根拠で得られたのか、シェイブさんがどこからその確信を得ているかが謎です。

2019-12-01 22:09:52
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 >ゼロ金利政策下での量的緩和政策のような特殊な例外的ケース それが現代の日米欧金融での一般的な現実なんですが…。

2019-12-01 22:10:03
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 少なくとも『通常の』財政オペを想定する中で、量的緩和によって過剰な流動性が市場に常に存在し続けるケースを念頭に議論することはないと思います。 普通は、政策金利誘導が通常通り行われているという伝統的なケースが念頭に置かれるかと。

2019-12-01 22:12:55
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 今の日本のように400兆円ものMBがあるのに、わずか数兆円程度の財政出動の事前に日銀が流動性供給をすると思いますか? 金利はどのみちマイナスですが、その400兆円に数兆円を足すことにどんな意義があるのでしょう。

2019-12-01 22:13:18
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail @hiralin41 とりあえず、シェイブさんがゼロ金利+量的緩和政策下という特殊ケースを念頭にされていることは分かりました。 そういう文脈で議論されているなら(つまり、通常の一般的な伝統的金融調節を想定しないなら)シェイブさんの主張も分からなくはありません。 ですが、それは相当慎重に留保すべきです。

2019-12-01 22:15:15
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru @hiralin41 デフレ対策でリフレ政策を実行した日欧ではそれが常態化しています。現実に則って議論するのに慎重も何もないと思いますよ。 そもそも1998年以前の日本(当時は政府証券を日銀引受していた)を想定するのなら、私も統合政府モデルで何ら問題ないと思うわけですし。

2019-12-01 22:17:57
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