140字描写企画

主催:@mikotomikotan 様 / 写真提供:@yatsukami 様 / タグ:#tn_by 同じお題(写真)を物書きさんに140字(タグ込み)で描写していただき、並べて違いを楽しもう!という趣味企画です。 ・お題は二種類(両方での参加も可能) ・お題1の時は「①」を、お題2の時は「②」を文頭に入れてください(タグも忘れずに!) ・質問・要望などありましたら@mikotomikotanにリプを。 続きを読む
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みこと @mikotomikotan
【予告:140字描写企画】同じお題(写真)を物書きさんに140字(タグ込み)で描写していただき、並べて違いを楽しもう!という趣味企画です。お題は二種類、選択制です。本日夕方ごろから?始める予定です。何か質問・要望などありましたらリプとばしてください。タグはこちら。#tn_by
みこと @mikotomikotan
選択制って書いたけど両方もアリなのよ!(あとで追記!) #tn_by
みこと @mikotomikotan
【140字描写企画】bit.ly/jrHAAf お題写真その1です。提供は八束さま@yatsukami #tn_by http://twitpic.com/5gy1pj
@panorama201
①水面の光に誘われて、浜に下りた。寄せては返す、無限の試行にひとつとして同じ波は生じず、結んではほどけ、飛沫をあげては沈黙する。波を生む大きないのちに抗おうと伸ばした手は滑る水をかくばかり。ささやかな反抗を嘲笑うかのように、樹影が揺らめく。ああ、なんて、大きな。 #tn_by
糸(水守糸子) @itomaki_ito
①ひとり、少女。蒼く透明な波がふぅっと寄せては返す。六月の海。みずいろの光に染まった砂粒は触れるときっと温かく、けれどきっとほのかに冷たい。波がまたふぅっと押し寄せ、少女の爪先にちかづいた。蒼く透明な一瞬に僕が目を細めると、あっ、と彼女が何かを見つけた風に微笑った。:#tn_by
@rosa_blue_moon
①柔らかな砂を踏んで、水平線に融けゆく碧の空を見た。潮風を受けて、涙で霞む視界を黒髪が舞う。絶え間なく揺れる波に身を任せ、一筋の光さえ差さぬ水底へと沈みたい。膝を抱えて触れた海水の冷たさは、貴方の最期の温もりと良く似ていた。#tn_by
@kirihara_sakumo
①その海の水は、南国の海の持つ鮮やさも、北国の海の持つ厳かさも持たず、ただただ淡くおだやかな色をしていた。細やかな砂が、さらりさらりと水の中でたゆたう。波打ち際に小さな貝を見つけ、少女が声をあげる。まるでそれは産声のように響いて、海はその声を抱きしめきらめいた。 #tn_by
@SorrowlessTree
①おいで、おいで。たわむれに手を差し伸ばし、誘いては、また はぐらかし。飽くなく交わす駆け引きに、わたしは束の間 没頭する。或いは、どんな睦言を さざめけば、あなたを さらうことができるかと。あなたが この身へ溺れてくれるかと。あてどもなく繰り返す、青きみぎりの恋。#tn_by
八束🐥♨️テキレボEX @yatsukami
①さんざめく、波。透明のその奥に、深い翠をたたえた海は穏やかに打ち寄せては浜を濡らしてゆく。足許でゆらゆらと揺れるみなもを見つめてた少女は、すうっと目を細めた。視線の先、光を浴びた海面に浮かぶ、くらげの。 #tn_by
小町紗良@テキレボEX @srxxxgrgr
①光を反射して薄く輝くそれを見て、焼鮭にかけられたサランラップをぼんやりと思い出す。その器は、学校が嫌でわざと寝坊した私を、食卓の上でじっと待っていた。目眩がしてしゃがみ混んだ。水面が揺れる。私の視界も揺れる。吐きそうだった。家に帰るにはまだ早い。 #tn_by
@attometer
①風は凪いで、浜辺に寄せ返す水はたまりのように穏やかだ。微かな潮騒が砂を踏みしめる音に混じっている。春先の空気は緩んで、海に映る青も深い。水面から照り返す柔い光を受けて、少女が、一歩、二歩、三歩。僕の先を。ふいに彼女は屈み込み、波紋を指差して、春が泳いでいると笑った。#tn_by
@setsuna1222
その①スニーカーの中にまで砂が入り込んでいる。じゃりじゃりして、気味が悪い。海の向こう、どこにだって行ける と誰だったかは言っていたけど、そんなことできるわけがないじゃないか。わたしはこの塩水の中を泳げない。干上がってしまえ。そうしたらきっとその渇いた底を歩いて行ける#tn_by
@serukisuto
①箸が転がっても面白い時節が許されている以上延々と満ちたり引いたりしている海に対して無性に苛々する私も許されるべきだと思うのでお前今すぐ動きを止めろ蟹がさっきから転がされてて可哀想だし私の力作が波をかぶって消えたし蟹が転がってるし可哀想だろう聞いてるのかこら。 #tn_by
@attometer
①稚い少女がそのかんばせに似合わぬ鋭い目でわたくしを見ているのですがわたくし何か致しましたでしょうか。少女の描いた絵を近くに引き寄せ眺めたくてちょっと波を伸ばしましたところざんぶりと音を立てて消えてしまったのは確かなのですが。て、そこの蟹、きひひと嗤うてはなりません!#tn_by
@hisame_ishi
①足元を浸す水は愛せと言っていた。午後の日差しは残酷で、残酷なままに入水していく。私は水面に真っ白な指先がたゆたうのを見た。それは私の脳髄を食らうためにある。平和はゆるゆると縊死していく。 #tn_by
@sana_LL
①細かい砂が素足を包む。指の間に入り込んだ砂はひんやりと湿っていて、不快と快楽が奇妙なバランスを保って私の中に居座った。手に提げた一足の革靴を清涼とした海に投げ入れる。自分の軌跡が消えるだろうかとも思ったが、期待に反して足跡は変わらず自分の後ろに続いていた。 #tn_by
つむぎゆう@懐中天幕 @tumugyun2
①伸ばした彼女の手から逃れるように、淡い音をたてて波は引いてゆく。穏やかな、春の浜辺の昼下がり。あどけない微笑みが彼女の唇に浮かんで――僕は思わず、発しかけた言葉をのみこむ。波に届かなかった君の指のように、僕はまだ、君に届かない。 #tn_by
こうと @kousukekouto
①ゆれる、ゆれる。波がゆれる。寄せては返す。それを繰り返す。地図では明確に区切られた陸と海の境目、目の前のそれは曖昧で。波の下の砂を踏みしめて、そのまま水平線の向こうまで歩いていけそうな気がしてくる。水平線上の太陽。今からそこまで歩いていって、手を伸ばしてみようか? #tn_by
さきは@テキレボEX @SAKIHA_HAENO
御題1:遠のいていく流れに、近づいてくる水が重なる。引き寄せられて突き放される波は、転がる雨粒のような泡と翻弄される細かな砂とを抱えて彷徨っていた。樹木のそよぎが聞こえる。伸ばした手が掬った海は飛沫となって弾け、緑陰という覆いが降ってきたような気がした。#tn_by
柳乃朋美 @losttenshi
①攫われるよ。波打ち際でなんとはなしにしゃがみ海を眺めていれば掛けられたそんな声。波は穏やかよ。つんと返せば降る微笑。海に溶けた魂は、いつだって仲間を探しているんだよ。波の届かない場所で、穏やかに言われて驚いた。波がまた寄せて引く。……無数の手が、見えた気がした #tn_by
千の風 @runbutterfly
①押し寄せる波。心に深く突き刺さるようにさざめくその音は、どこか寂寥感ただよう。ふと視線を落とし、足元の貝を拾った。桜貝。端のほうが欠けていて、とてももろく、僕に現実を見せる。淡い桜色は彼女の頬や、唇を思い出させる。その貝を握り締め、そして水際へ放した。 #tn_by
2018年夏劇場版K7storys @rokurouza
1、濡れた砂にずぶりと足が飲まれていく。寄せては返す波音は際限なく、鼻腔を突く磯の香りは痛いほどだ。やがて波は足を飲み、ひいやりとした水が纏いつく。いずれこの躰全てが水に還るのだろうかと思えば、どうにも高揚して仕方がない。 #tn_by
あきころ@WiFiが弱い @akicolon
①きれいなわたし。わたしきれい。きれいわたし。嗚呼、崩れる壊れるひっぱらないで、いや、いや、いや。くっきりとしたわたしの姿。わたしの模様。日射しが映すシルエットだけ、わたしに見える。上の若葉が美しく育ったはずなのよ。揺らさないで乱さないで。落ち着きのない憎らしい水。 #tn_by
詩唄い@のんびり @uta2i
①笑う声に歩く足音、重なる波の音に全て撫でる風の音。浮かぶ雲も足早で波打ち際の君も楽しげに、日差し当たる場所は心寂しくさせ、過ぎた時間、進む今と白紙の未来を比べて君は何故笑える? 未来は今と同じではないかもしれない。それでも楽しげに笑う君と夏を待ちたい。 #tn_by
梶つかさ @kaji_tsukasa
①海から流れ着いた藻屑や小石の転がる砂浜で、制服姿の少女はぴっと指を差した。押し寄せては恥ずかしがるように引いてゆく波が作り上げた平らな砂の上に、小さな足跡を残す蟹が一匹。耳の奥の奥にまで響く波の音の中で、少女はその小さな発見に無言のまま顔をほころばせた。#tn_by
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コメント

Hrathnir @Hrathnir1 2011年6月26日
ちょっと凝った大義利みたいで面白い。自分は情景の描写は苦手なのでストーリー性に寄った書き方すると思う。
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