編集部イチオシ

鉄炮伝来時にポルトガル人から「ネジ」を習得する以前に、「ねじる」という言葉はあったのか?

南蛮渡来の新しい文化が入ってきたとき、見慣れないものや文化の習得を通じて日本語が変化していったという話。
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パイナップルの葉は、手でねじったら簡単に取れる。

巫俊(ふしゅん) @fushunia

ふと思ったんだけど、「ねじ」が日本に入ってくるのは戦国時代に鉄炮が伝来した時なので、それ以前には「ねじる」ことは日本語で何と言ってたんでしょうか?いや逆かな?言葉の「ねじ」はあったけど螺旋状の器具の仕組みを知らなかっただけかも togetter.com/li/1706983

2021-05-03 03:10:11
雨音村雲@藤浪永理嘉(´ 。•ω•。) @amane_murakumo

@fushunia 捩(ね)づの方が先ですね 螺子(ねじ)の音読みは「ラシ」で 螺はニナとかツブとかニシって呼ばれる巻貝の事 螺旋とかの螺ですね。 釘(テイ/くぎ)でいう針の部分がホゾ穴に食い込むように螺旋状の溝が切られている様が巻貝のねじれた様に見えたのでしょう

2021-05-03 04:16:34
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@amane_murakumo あっ、巻貝がありましたか!盲点でした。

2021-05-03 04:17:42
はるやすみ @dandonban

@fushunia Web語源辞典では 「捩じる」と「捻る」「練る」が一緒に記載されていますが、”捩”は、「犬が体を”ねじ曲げて”戸の下をくぐる様」とも。gogen-yurai.jp/nejiru/#:~:tex…

2021-05-03 04:43:21
はるやすみ @dandonban

@fushunia あと先Web辞書 解説の『細長い物の両端に力を加え、互いに逆方向に回す』の動作の様は、 「雑巾を絞る(しぼる)」 とも同じですだなぁーって、思った。

2021-05-03 04:47:43
山鹿をさるく人 @YamagaSaruku

@fushunia 話違いかもしれませんが、「絞る」とかは、「ねじる」とかと関係あるんでしょうか。 「絞り染め」とかはかなり昔からあるみたいなので。

2021-05-03 03:34:49
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@YamagaSaruku しぼる、ねじる、ひねる、など、それぞれ語源は違うと思いますが、おなじような使い方をしてますね。それ以上のことは調べてなくて分かりません。

2021-05-03 03:38:00
山鹿をさるく人 @YamagaSaruku

@fushunia 言葉の語源など、調べると興味深いですね。

2021-05-03 03:39:41
雨音村雲@藤浪永理嘉(´ 。•ω•。) @amane_murakumo

@YamagaSaruku @fushunia 絞るは用例から類推すると引き絞る様>水分や声を出すと言う語義の変遷があって、原義的に「絞って小さく纏める、纏まる」から来ているのでは無いかなぁ...と。 萎(しぼ)む、窄(つぼ)む、窄(すぼ)む、すぶすぶ(狭い)、統(す)ぶ、統(す)まる、隅(すみ)...縛(しば)る...締(し)む...占(し)むは違うかなぁ

2021-05-03 04:35:59
山鹿をさるく人 @YamagaSaruku

@amane_murakumo ありがとうございます😊 まだまだ知らないことばかりです。

2021-05-03 04:42:38
オヒョウ@2024=漫画238/文字本288 @griffons_11

@fushunia @togetter_jp 初めまして。 『平家物語』「木曾の最後」に 「巴、その中へ駆け入り、御田八郎に押し並べ、(中略)首捻ぢ切つて捨ててんげり」とあり、 『今昔物語集』「荘子行人家殺雁備肴語 第十二」に 「(略)主人の云ふに随て、鳴かぬ鴈の頸をねぢて、殺して調て、御肴に備へたり」とありますので。

2021-05-03 12:19:33
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@griffons_11 @togetter_jp 用例ありがとうございます。そうすると、「ねじる」と螺旋は少し形状が違いますね。「ねじる」は螺旋を含むことができますが、首をねじり切るのは螺旋とは違うので

2021-05-03 12:26:54
オヒョウ@2024=漫画238/文字本288 @griffons_11

@fushunia @togetter_jp bizushiki.com/hineru の解説ですと、 「ひねる(捻る)」:一方向に回す。軽い力で回す。指先で回す。 「ねじる(捩じる)」:逆方向に回す。力を入れて無理に回す。 「よじる(攀じる)」:ねじってまげる。「ねじる」よりも複雑な回し方をする。 他にも「拗(こじ)れる」「縒(よ)る」もあり↓

2021-05-03 12:37:44
オヒョウ@2024=漫画238/文字本288 @griffons_11

@fushunia @togetter_jp 考え出すと意外と難しいものですね。 回転運動を起こす動詞の最初は何でしょうね?

2021-05-03 12:39:15
巫俊(ふしゅん) @fushunia

@griffons_11 @togetter_jp その辺に詳しそうなのは、日琉祖語クラスタのみなさんですね。好きだけど理解が難しい分野です。

2021-05-03 12:42:32
オヒョウ@2024=漫画238/文字本288 @griffons_11

@fushunia @togetter_jp 全く以て、仰る通りで。 少なくとも、平安時代後期には「ねじる(ねぢる)」という語があったのは確かですね。 その後、鉄砲の国産化と共にネジも国産化されましたが、ネジの一般化は近代になってからで。 鉄鉱石の採掘・精錬技術が高まっていれば、江戸時代に日本は近代化……いや、無理か。

2021-05-03 12:51:32
チャップマン吉郎 @Kichiro_Chapman

>言葉の「ねじ」はあったけど螺旋状の器具の仕組みを知らなかっただけかも 私はこちらの意見に賛成。そうしないとあの部品に「ねじ」という名前はつかないのではなかろうか? twitter.com/fushunia/statu…

2021-05-03 12:14:50
Neko Fantasy @NekoNeko_fgo

@fushunia 確かに最初のネジの使用は火縄銃ですが。 建築でいくとネジの用例て富岡製糸場(日本と西洋技術を組み合わせた大規模工場)が思い当たります。江戸では楔文化でネジ文化発達しなかったらしいですね。近代では、ネジは産業の塩とも呼ばれたそうです。 また、日本の伝統だと組木や槍鉋がありますね。

2021-05-04 12:01:58
🇯🇵 特級の馬鹿ゲスブスゴミクズと言われたひと美濃国ノ弾左衛門安吉 @nagazaru1

願いが叶うように拝むことをネギる、ひねるといい 縄をなう事をねじる、ひねると言います。 ネジとは繋ぎ合わせる手段で ねじ山が潰れることを拗ねる、なめると言います これらは関連しているのかもしれません twitter.com/fushunia/statu…

2021-05-04 00:09:06
七千夜叉 @volantverba

日本で最初ネジを作ったのは刀鍛冶の八坂金兵衛と具体的に分かっているのは面白い。苗字もあるし刀鍛冶の身分はそれなりに高かったのか。ところで日本に木製のネジがなかったと断言するのは難しい。 twitter.com/fushunia/statu…

2021-05-04 07:19:21

追記
更新 2021年8月10日夜