スウェーデン海軍500年通史つまみ食い

イベ茶だけ提督 @col_W1

きゃいんきゃいんくぅ～ん（グーグルブックスにちゃんと入って来たので股くぐりさながら媚びる啼き声） pic.twitter.com/TqHeA1QUAV

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グーグル君？？（#^ω^）＝2回目＝ ちゃんとクロームで読めるようにしろｯ！ （グーグルプレイ経由だと読めるがブックス経由だと読めない） pic.twitter.com/6u5E1p4W01

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というわけで、スウェーデン海軍長官・ハスラム提督の推薦図書、スウェーデン海軍500年通史だ。とはいえこちとら帆船は全くわからんから途中はすっ飛ばして汽船登場からスタート、500年は長すぎる。1824-1938、WW2、冷戦、現代の４章と艦艇と題された計5章分だけ目を通そう・・・

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全体目次はこんな感じ 1. 海軍の発展 1522 ～ 2022 年 1. 前提条件 2. 先史時代 3. スウェーデン海軍の誕生 4. 最初の 10 年間、1522 ～ 1570 年 5. 一斉に 艦隊の種類の変動、1570 ～ 1611 年 6. 新しい注文の形 1611 ～ 1700 7. 艦隊と大北欧戦争、1700 ～ 1721 年

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8. 列島戦争の再来　18世紀と艦隊の分裂 9. 帆船艦隊の最後の戦争、1807 ～ 1824 年 10. 現代へ　1824 ～ 1938 年 11. 備え、1939 ～ 1945 年 12. 冷戦、1945 ～ 1991 年 13. 再編と埋め立て、1991 ～ 2022 年

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2. 海洋インフラ 14. 原材料と資源 15. 海軍の艦船 16. スウェーデンの海岸を航海して戦うこと 17. 人民と艦隊 18. フリートをどのように使用すればよいですか? 500年にわたるスウェーデン海戦理論 ノート 情報源と文献 著者について

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1824年からは瑞の中立政策と同時並行で、海軍装備をどうするかの選択が突き付けられる。 ・完全解体-国防全体では要塞帯で侵攻者を撃破する露の対ナポレオン式に傾斜中 ・木造船路線維持 ・独仏と同様大型装甲フリゲート ・小型艦（モニター）への投資 現代までつづく軽艦隊論争である

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結局彼らは「現代の海戦はより少ない船とより少ない人員で戦い、それによって前世紀よりも人命の犠牲が少なくなるようにしたいとの願望」に従ってモニター傾斜を選択する、しかしこれは「残念ながら叶わなかった願い」であった。これにより1865年、モニター第１号ジョン・エリクソンが作られる。 pic.twitter.com/JreCR8ne8x

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一方モニターは航洋性を欠くので外洋向けの砲艦も必要になる。結局これらはまとめた方がマシだということで、彼らは装甲艇（Pansarbåt）に辿り着き、これがWW2後まで続く瑞海軍の編成方針となる。

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一方、編成面を見ると1824年は列島艦隊と公海艦隊が王立艦隊に統一。1866年に群島砲兵が切り離されこちらは1902年の沿岸砲兵に至る。艦隊は04年に沿岸戦隊を創設、後の沿岸艦隊である。

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地政面では伝統的な敵である露に加えバルト南岸での統一ドイツの誕生、さらに「最も戦争に近かった」ノルウェーとの連邦解散によって環境が用意される。そこに列強国の植民地獲得競争に伴う海軍増強が発生、防御側の瑞もお付き合いせざるを得ない。対馬海戦での露減勢を経てWW1がやってくる

イベ茶だけ提督 @col_W1

WW1は防衛、船団護衛、掃海が主たる任務。記述はかなり薄味。前後してスヴァリエ建造問題が勃発。スヴァリエが間に合ったオーランド出兵を経て、戦間期かりそめの平和と軍縮時代が訪れる。瑞もお付き合いで30年に軍縮を目指す国防計画を模索するがそれが提出されたのは35年、世界は劇的に変わっていた

イベ茶だけ提督 @col_W1

WW2中の章は防衛、海上監視と通商保護の３任務、プシランダー事件、ホルスフィヤルデン災害、42年の対ソ対潜戦、ウルフェン遭難、RD作戦の５トピックの紹介。 防衛上は機雷戦と装甲艦の置換が常に問題であり、結局後者は間に合わなかったトレ・クロノール級という"軽艦隊"化への第一歩が答えとなった

イベ茶だけ提督 @col_W1

ただし、初期構想ではCL１が率いる３個水雷戦隊を整備する構想だったのが（主に主砲調達が理由で）CL２しか建造が認められなかった。ので第三戦隊旗艦は大型駆逐艦になる構想だった。しかしこの幻の第３の軽巡の名前が「ゴトランド」であった…?!?!　通史にいきなり知らん情報聞かされたぞなんだこれ

イベ茶だけ提督 @col_W1

40年の危機（独のデンマーク・ノルウェー侵攻）後、圧力は一時減ったが42年に再度独侵攻の脅威が高まる。この際ノルヒェーピングを中心とする海岸が特に上陸の危機有りとして警戒された。その後、諾国境近いヴェーネルン湖に旧型水雷艇４（類別はベデット）を特派している pic.twitter.com/5UatZKUyRK

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イベ茶だけ提督 @col_W1

44年はフィンランドの枢軸離脱が懸案となり独のクーデターを警戒（オーランド海で訓練等で対抗）。9月の対ソ休戦に伴い脅威減も、バルト3国からの難民流入に対応せざるを得なくなる。さらに45年にはクールラントポケットからも難民が押し寄せる

Mats Djurberg @MatsDjurberg

I år är det 80 år sedan den stora flykten från Baltikum inleddes 1944, i syfte att undkomma sovjetiska trupper och fortsatt krig I @Sjohistoriska’s utställning ”Flykten från Baltikum” berättas historien om de över 30 000 balter som flydde till friheten i Sverige. #Sjöhistoriska pic.twitter.com/gExc1kKBH2

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通じて瑞海軍は、主力スヴァリエ級への人員維持を最優先した。しかしそのしわ寄せが小型艦に回り、全ての駆逐艦に人員を配置することが困難であった

イベ茶だけ提督 @col_W1

海上監視は地方の海軍管区の所管。要衝であるデンマークを望むオースレン-マルメ防備隊が実働部隊-が例示されている。ここは規模の割に正規艦艇割り当てが少なく、特設砲艦・掃海艇・ヴェデットが主。43年には31隻が月に2000-2500時間の哨戒、掃海と処理に360時間。年間1533隻を処理した