「働かないアリに意義がある」って本がとってもおもしろい
あとでまとめて感想を書く用のメモ。また読んだら追記。
すっごくおもしろい。新書で薄くて読みやすいので興味ある方ぜひどうぞ
◆「働かないアリに意義がある」 http://t.co/hKbeBFnh
もぐもぐ
@mgmgnet
ここまで読んだ中で一番おもしろいと思ったのは「間違えるやつがいないと効率よくならない」ってところ。エサとりにいくとき、100%最初のアリのルートをトレースできるようにシュミレートするとそれ以外のやり方発見されない。当たり前だけど。ふらふらするやつがたまに効率よい方法とか道見つける
2012-01-20 01:22:18
もぐもぐ
@mgmgnet
あと、行動閾値の話。いろんなコロニーから選抜された「よく働くアリ」を集めて新しくコロニーつくったら全員総出で働くかって言うとそんなことない。必ずぼんやりしてるやつがいる。この場合は、働かなくなる。
2012-01-20 01:24:37
もぐもぐ
@mgmgnet
要するに何かっていうと、結局相対評価なんだってことで。あくまでその集団の中での「よく働く度」(刺激にどれだけ敏感か)によって出動部隊が決まる。アリ全体で見たら働く方でも、その集団で下位だったらサボる。これはすごくない?しかもちゃんと意味がある。
2012-01-20 01:26:52
もぐもぐ
@mgmgnet
人間みたいに誰かがマネジメントして役割を割り振るなんてできないから、行動するかしないかの二択。そうすると、全員がいつも全力で働いてると不測の事態が起こるとヤバい。平常運転の時に全員フル回転「じゃない」ことで組織としてのリスクヘッジと柔軟性上げて生きてる。それが行動閾値。
2012-01-20 01:31:14
もぐもぐ
@mgmgnet
あと、種類によってはずっと卵の世話をする係、とかが決まってるのもいるんだけど、長く生きてるからって熟練性はないんだって。誰でもできることを、やるかやらないか。それで組織としてちゃんと成立してしぶとく生きられる。しかもそれがフェロモンとか刺激で決まってる。何も考えてない。すげー。
2012-01-20 01:34:12
もぐもぐ
@mgmgnet
アリもハチも、若いうちは巣の中で安全な仕事をして、年を重ねると外に出て食われたりつぶされたりする可能性のある危険な仕事をするんだって。種の生存のためには、集団の生殖効率を高めるには、保護するのは若い子だって。さて人間は?
2012-01-20 01:38:13