第3回気象サイエンスカフェ in九州
竜巻などの突風や台風・前線に伴う強風について、建築の面から話題を提供します。
2011年には福岡市や久留米市でも竜巻が発生しており、突風や強風による被害は毎年各地で発生しています。
突風にはどんな種類があるのか、強風との違いは何か、竜巻・強風に備えるにはどうしたら良いのかというようなことについて、実際の被害の状況も紹介してもらいながら語り合う予定です。
コーヒーとケーキを楽しみながら、竜巻・強風への備えについて一緒に考えてみませんか?
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気象サイエンスカフェ
@meteocafe
前田「家が損傷しないようにするのは難しい。建物よりも自分の身を守ることが最優先。アメリカは避難指針(トイレに逃げなさい、シェルターに逃げなさい)というのがあるが、日本は指針がない」
2012-01-28 17:16:45
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前田「日本はアメリカのように竜巻が発生するわけではないので、指針を設けるのは難しい。竜巻注意情報の精度も5%程度しかないので、すぐに避難するというわけにもいかない。ただ、注意情報が出た時に高所作業員の作業を中断するなどの対策はできる」
2012-01-28 17:19:26
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前田「アメリカの場合は、竜巻警報みたいなのがあって、進路情報などが出るが、日本でそういうことは難しい。日本で竜巻注意情報が出たら、空に注意して、危険を感じたら布団をかぶるなどの対策を」
2012-01-28 17:20:51
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前田「避難のマニュアルを設けるのは難しい部分があるが、佐賀では竜巻の被害が起きた後の対応策を中心としたマニュアルが設けられている」
2012-01-28 17:22:07
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前田「被害を尺度にするものもあるが、現在は風速をもとにした藤田スケールが採用されている。ただし、風速を直接測れないので、被害から推定する」
2012-01-28 17:26:25
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前田「福岡の場合、気象台の風速計は高さ26メートルのビルの屋上。地上で私たちが感じる風と、計測される風には、もちろん差が出る」
2012-01-28 17:31:08
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前田「最大瞬間風速は3秒の平均値。最大風速は10分の平均値。最大瞬間風速は以前は4ヘルツで計測した瞬間的なものだったので、以前よりも10%程度は最大瞬間風速の数値が落ちる」
2012-01-28 17:33:49
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前田「4ヘルツというのは、1秒に4回計測すること。昔はその中の最大値が最大瞬間風速だった。今は3秒平均値。1991年のりんご台風の時と、実は計測基準が違う。」
2012-01-28 17:36:25
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「続きは個別に質問を」ということで、カフェ終了。。。中継担当は @ryotawn みなさま、ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ★
2012-01-28 17:38:19