実効線量について sushikuboさんのつぶやきから

良い参照文献が一緒に提示されていたので、ありがたく、、一緒にまとめてしまいました。 お急ぎの方は、見出しの「実効線量」以降をお読みください。
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Seiichi Ushikubo @sushikubo

Risk of Thyroid Cancer After Exposure to 131I in Childhood. E. Cardis et.al. J Natl Cancer Inst 2005;97:724––32. http://t.co/4chj59rO

2012-01-30 00:41:34
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@yottpico お怒りごもっとも。批判はあるところですが、ICRP 111 を尊重して事を運べば、もう少し断絶は少なかったのではないでしょうか。

2012-01-30 00:59:56
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 111 (82): 地域の農民、生産者及び地域住民の利害と消費者及び汚染地域外の食品流通部門の利害を一致させることを注意深く検討する必要がある。@yottpico

2012-01-30 01:00:33
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 111 (82): 汚染された食品に関する適切な防御方策の決定について、汚染された領域の内側と外側に居住する集団の間では受け止め方が異なる場合があろう。 @yottpico

2012-01-30 01:01:18
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 111 (84): 当該国内においてある程度の連帯を作り上げるには、国家レベルでの徹底した討論が必要である。 @yottpico

2012-01-30 01:01:41
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 111 (89): 食品の流通プロセスにおける活動は、(中略)非人道的と見なされる状況を直ちに招く可能性がある。飢饉の影響を受けた地域に対する人道援助としてこの種の食品を無料で提供する行為でさえ、受益者により非人道的と見なされるであろう。 @yottpico

2012-01-30 01:01:59
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 AnnexA:「主な結論と勧告」より引用。「低線量/低線量率でのがん及び遺伝子疾患の誘発について、線量の増加分とリクスの増加との間に単純な比例関係を用いる事は科学的にもっともな仮定である。ただし、この判断には不確実性を伴うことを認識している。」

2012-01-30 04:40:33
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 AnnexA:「主な結論と勧告」より引用。「放射線防御の目的には、pub.60に勧告された線量・線量率効果係数(DDREF)2を維持すべきである。がんのリスクに対し低線量でのしきい値の可能性を導入する効果は、DDREFの数値を不確かに増加させる効果と同等である。

2012-01-30 04:43:51
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A178): LNTモデルは生物学的真実として世界的に受入れられてるのではなく、むしろ、我々が極く低線量の被ばくにどの程度リクスが伴うかを実際に知らないため、被ばくによる不必要なリスクを避けることを目的とした公共政策のための慎重な判断であると考えられている。

2012-01-30 04:49:28
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A186): BEIR VII委員会は最近、低線量リスクに関する報告書を出版し、そこでは疫学及び生物学のデータに基づき同一の結論に達している。(続く)

2012-01-30 04:52:08
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A186): しかし French Academies による同じく最近の低線量についての報告書は、放射線がんについての実際的な低線量しきい値の存在を主張するために、照射後の細胞シグナル伝達、DNA修復、アポトーシス及びその他の適応的腫瘍形成過程の (続く)

2012-01-30 04:54:47
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A186): (続き) 適応的腫瘍形成過程の可能性に関する証拠を強調している。

2012-01-30 04:56:08
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A187): 要約すると、放射線防御目的のがんリスク計算における、超線形線量反応あるいは低線量しきい値の可能性を含めてよい正当な科学的理由は、現時点では存在しないと委員会は判断する。

2012-01-30 04:58:30
Seiichi Ushikubo @sushikubo

ICRP 103 (A187後半): これに基づき、LNTモデルは、高線量からの外挿に対して判断されたDDREF値と組み合わせて、低線量・低線量率の実際的な放射線防御目的のための慎重な基盤として引き続き残すことを勧告する。

2012-01-30 05:00:38
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@yottpico 先に引用した部分に BEIR VII 委員会と French Academies が出てきますが、これは以前にお話しした http://t.co/bRvUG9ot と関連してきます。

2012-01-30 05:04:31
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@yottpico この図の紫色(BEIR VII 勢力)と空色(French Academies)って思いっきり印象操作が入っていると思いませんか。

2012-01-30 05:05:47
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@yottpico この図を書いた人たちのホームページに http://t.co/XKV24OfJ があります。どこかで聞いた事がある話ですよね。

2012-01-30 05:08:37
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@yottpico 右側の人はしきい値ありという信念で研究しているんだと思いますよ。いろいろ論文でているようですし。でも、放射線防御という観点からはそれは困るんです。だって、しきい値認めたら ICRP 111 が強調する「実用的な放射線防御文化」が必要ないことになってしまいます。

2012-01-30 05:20:25
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