困った君(nishinyon2)の知ったかぶり

重要な文献にさえ目を通していないため、初歩的なことすら知らないし、根本的なことも理解していないにもかかわらず、内部被曝について完璧に理解していると思いあがっていて、典型的な「知ったかぶり」に終始しているだけの、本来ならかかわりたくないような輩です。 田崎さんのスライドの話を持ち出してきましたが、その内容をかなり歪曲し、支離滅裂です。どうも文章の理解力にも難があるようです。 実際に起こっている現象とかけ離れた「たとえ話」を多用し、理解度の低さを誤魔化しています。仮にその「たとえ話」の内容が正しくても、現実で起こっていることとかけ離れているので全く意味はありません。科学的センスは全くないようです。 それにもかかわらず、そんな自信がどこから出るのか全く不思議です。 また、かなりの粘着質で、後半はまるでカルト教団の勧誘のようです。 続きを読む
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itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley (承前) @sushikubo さんのコメントが正しいのは、どのような「場面」で「甲状腺だけをみる」と決めたのかは分からない(その判断の正しさは問ない)が、その判断を前提とすれば、みるべき指標は実効線量ではなく等価線量だ、という意味で「正しい」のです。

2012-01-31 11:10:17
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 念のためさらに補足。これ http://t.co/fHt3P4Zo が「正しい」のは、ヨウ素を見ているからではありません。核種(ヨウ素かカリウムか)、線種(β線かγ線か)、被ばくの状況(内部被ばくか外部被ばくか)などに関わらず、常に「正しい」のです。

2012-01-31 11:28:05
itaru nishino @nishinyon2

(いいぞ…考え始めた)

2012-01-31 11:53:38
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley さてと、では先に進みましょうか。ただその前に、一度これ https://t.co/V1Xf4bM5 を読んでみてください。今のあなたなら100%理解できるはずです。まあそれじゃだめなんですけどね。昨日までのあなたにわかってもらえなければ意味がないので。

2012-01-31 19:05:25
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley いまここに体重10kgの人がいるとします。うち1kgが「甲状腺」で、残りの9kgが「その他の臓器」です。健康損害は単純に「発がん確率」とします。ただしこの人は「どれかの臓器ががんになると、ただちに死ぬ」ものとします(続く)

2012-01-31 19:12:10
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 等価線量1Svあたりの発がん確率は、「甲状腺」が9%、「その他の臓器」が1%とします。設定は適当でいいと思うのですが、とりあえず「この人の1年間の臓器別の等価線量をもとに、大晦日に神様がさいころをふる。その結果、どちらかの臓器ががんになると(続く)

2012-01-31 19:18:38
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley この人は死ぬ」としておきます。このモデルが「現実とかけ離れている」と思う人は、この表 http://t.co/JJKFN4kV の意味が理解できていないということになります。

2012-01-31 19:21:33
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 【例1】この人が(外部被ばくによって)γ線を全身に均等に浴びたとします。全身の吸収エネルギーが10[J]だったとすると、体重当たりの吸収エネルギーは10[J]/10[kg]=1[J/kg]、均等に被ばくしたのですから、臓器の重量当たりの吸収エネルギーは

2012-01-31 19:31:47
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley どちらの臓器も1[J/kg]、つまり、どちらの臓器も等価線量で1Svの被ばくをしたことになります。この人が大晦日にがんになる確率は、甲状腺が9[%/Sv]*1[Sv]=9[%]、その他の臓器が1[%/Sv]*1[Sv]=1[%]、したがって(続く)

2012-01-31 19:40:04
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 両方の臓器が同時にがんになる確率を無視すれば、大晦日にこの人ががんで死ぬ確率(=どちらかの臓器ががんになる確率)は9%+1%=10%になります。これがこの人の体全体への影響、いいかえれば「健康損害」の大きさです。

2012-01-31 19:47:54
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 【例2】この人が甲状腺だけに等価線量で1Svの被ばくをしたとします。このとき、この人が大晦日に死ぬ確率は9[%/Sv]*1Sv=9%になります。【例3】同様に、この人がその他の臓器だけに等価線量で1Svの被ばくをしたときの死亡確率は1%になります。

2012-01-31 19:58:59
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 以上の3つの例を比較します。目標は、この人の健康損害(=大晦日に死ぬ確率)の大きさを1つの数字で表せるような「実効線量」を定義することです。【案1】全身の吸収エネルギーを見る使うのはどうでしょう。計算すると、例1では仮定より10[J](続く)

2012-01-31 20:06:04
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 例2では1[Sv]*1[kg]=1[J]、例3では1[Sv]*9[kg]=9[J]になります。例2では例1より吸収エネルギーが小さいのに健康損害は大きい、例3は逆です。つまり健康損害の指標として、吸収エネルギーをそのまま使うことはできないのです。

2012-01-31 20:14:25
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 理由は簡単です。臓器によって「感受性」が違うからです。今回の設定では、等価線量あたりの発がん確率[%/Sv]が「感受性」をあらわします。なのでこれに比例した、重みづけのための係数を設定することを考えます。これが「組織荷重係数」です(続く)

2012-01-31 20:27:46
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 【案2】組織荷重係数を、「甲状腺」は0.9、「その他の臓器」は0.1と定義する。また「実効線量」を「組織荷重係数で重みづけした等価線量の和」と定義する(数式は省略)。それぞれの例について実効線量を計算すると、例1では1Sv*0.9+1Sv*0.1=1

2012-01-31 20:36:18
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 例2では1Sv*0.9=0.9、例3では1Sv*0.1=0.1となり、健康損害の大きさを正しく反映していることがわかります。問題は単位ですが、等価線量と同じ「Sv」を使います。重みづけのための係数には単位がない(考えない)ので、自動的にそうなるのです。

2012-01-31 20:41:14
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 以上が理解できれば「実効線量が同じなら健康損害も同じ」の意味も理解できると思います。実効線量を使えば「この人の死亡確率は1Svあたり10%」だと言えるのです。核種や線種、被ばくの状況が変わっても「1Svあたり10%」は変わりません。

2012-01-31 20:59:01
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 最後にもう一度【例2】を考えます。例2では甲状腺が等価線量で1Svの被ばくをしたのに、実効線量を計算すると0.9Svになってしまいます。この人の「甲状腺への被ばく」の影響を「実効線量」で評価することは「過小評価」になるのでしょうか?

2012-01-31 21:16:08
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 答えは「目的(場面)による」です。「甲状腺への被ばく」による「全身への影響」を考えたい時には「実効線量」を使うべきです。甲状腺は感受性の高さは「組織荷重係数」に反映されています。実効線量の計算は線量を「抑える」ためのものではありません(続く)

2012-01-31 21:29:53
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley 甲状腺の感受性が高い「のに」ではなく、甲状腺の感受性が高い「ので」、体重の1割しかない臓器「だけ」が被ばくしたにもかかわらず、その影響をあらわす「実効線量」は、全身均等被ばく時の値の9割にも及ぶ「高い」値になるのです。

2012-01-31 21:32:44
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley もちろん、「甲状腺への被ばく」による「甲状腺への影響」だけを考えたい時には、甲状腺の「等価線量」をみるべきです。例えば「安定ヨウ素剤を飲むべきかどうか」の判断は等価線量をみて行うべきです。いずれにしても、目的や場面を考えずに(続く)

2012-01-31 21:43:09
itaru nishino @nishinyon2

@leaf_parsley ヨウ素だから甲状腺、甲状腺だから等価線量と短絡した判断をしてはならないのです。以上、長くなりましたが、時間がある時にでもゆっくり読んでみてください。くれぐれも自分で分かったつもりになってるだけの人の「解説」に惑わされませんように。

2012-01-31 21:49:41
リーフレイン @leaf_parsley

@nishinyon2 お互い、ひとつづつ言葉が足りなかったことを認めて終了しませんか? 私があえて言わなかったのは「甲状腺等価線量の数値を実効線量数値と見做して、他の実効線量と比較はできない」ということですし、あなたが最初のコメントでセシウムだろうとヨウ素131だろうと、

2012-02-01 05:10:59
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @nishinyon2 実効線量が等しいなら、リスクは同値とおっしゃった時に、欠けていた情報は、小児甲状腺のリスクを見る場合には、実効線量ではリスク情報に欠ける、という点だと自分は思います。

2012-02-01 05:12:14
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