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2010年5月31日

永江朗 「出版文化論」再販制と委託制 早稲田大学文化構想学部 #shuppan

前回講義まとめ 日本における消化不良の出版文化 http://togetter.com/li/24217 次回講義まとめ ブックオフと出版文化 http://togetter.com/li/27537
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なべやす @nabe_yas1985

永江朗「出版文化論」(早稲田大学文化構想学部)今から、実況中継します。 #shuppan のタグを一応つけておきますね。樋口は遅刻からしら。

2010-05-31 14:49:59
なべやす @nabe_yas1985

永江今日のテーマは、先週の続きで、再販制と委託制。この2週間が前期のポイント。どういう試験にするかはきめてないけど、この2週間の話がポイントになるんじゃないかな」#shuppan

2010-05-31 14:52:35
@khiguchi0205

永江「今日は先週の続きで、なぜ戦後から現在まで出版点数が増え続け、それが経済発展の象徴から破綻の象徴へと変化していったのか、ということを話します」 #shuppan

2010-05-31 14:54:15
@khiguchi0205

永江「先週のおさらい→・新刊点数が増えている・販売部数は減っている・販売金額も減っている・返品率は高止まり」 #shuppan

2010-05-31 14:55:49
なべやす @nabe_yas1985

永江「先週のおさらい。新刊点数が40年で4倍に増えている。今は、年8万出版されている。一日平均300点!けれども、2販売部数は減ってきている。たとえば講談社・エンタメ系ですら、初版が4000部すりが現状。印税が60万。」#shuppan

2010-05-31 14:57:42
@khiguchi0205

永江「販売部数や販売金額が増えているにも関わらず、返品率は高まっているということに日本の「ガラパゴス」的に発展してきた出版業界が孕む不況の構造があり、その原因として「再販制度」と「委託制度」があるという話を先週はしました」 #shuppan

2010-05-31 14:58:55
なべやす @nabe_yas1985

永江「3販売金額も減っている。4返品率も高とまり(40パーセント)。ただ、金額での計算だから売れている本は、もっと下だし、売れてない本はもっと上。いわれている話では、新刊本は60㌫の返品率らしい」#shuppan

2010-05-31 14:59:37
なべやす @nabe_yas1985

永江「3販売金額も減っている。4返品率も高とまり(40パーセント)。ただ、金額での計算だから売れている本は、もっと下だし、売れてない本はもっと上。いわれている話では、新刊本は60㌫の返品率らしい」#shuppan

2010-05-31 14:59:37
@khiguchi0205

永江「出版社は売れないから本を作り続ける『オートバイ操業』であり、ガソリンである企画が枯渇すれば倒産してしまう、よって安直な企画が増え、クズみたいな本が増えるという話を先週はしました。例えば最近は速読本なんかが流行っていますね」 #shuppan

2010-05-31 15:02:18
なべやす @nabe_yas1985

永江「普通のメーカーなら生産を絞るが、出版業界には【売れてないから作る】構造がある。その理由は、【本の贋金化】にある。読者のためではなく、資金繰りのために出版社は、たくさん本をつくるのだ」#shuppan

2010-05-31 15:03:11
@khiguchi0205

永江「本の偽金化が起きているわけです。それが読みたいかどうか、読者にとって読む価値があるかどうかではなく、単なる資金繰りのためだけの新刊になっているわけです」 #shuppan

2010-05-31 15:03:47
なべやす @nabe_yas1985

永江「この【本の贋金化】を支えているのが、1再販制(再販売価格維持制度)2委託性3取次ぎ制にある。以上が、先週のおさらい」#shuppan

2010-05-31 15:04:46
@khiguchi0205

永江「だったら我々も自費出版すればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、そうではなく、出版社にしかそれはできません。それは・再販制度・委託制度・取り次ぎの発達があるからです。今週はこの3つを詳しく説明します」 #shuppan

2010-05-31 15:05:53
なべやす @nabe_yas1985

永江「今週は、再販制と委託制についてのお話。【再販制】とは、1メーカによる価格拘束。2通常はこの価格拘束は独占禁止法で禁止されているが、出版物に関してはその例外となっている。ただ、「値引き」「価格変更」が法律で禁止されているわけではないので注意。」#shuppan

2010-05-31 15:08:02
@khiguchi0205

永江「再販制度とは…・メーカーによる価格拘束・独占禁止法の例外・制定理由は不明(慣習説・文化保護説・零細業者保護説など)だから1千円の本はいつまでも1千円なんです」 #shuppan

2010-05-31 15:08:15
なべやす @nabe_yas1985

永江「【独占禁止法の例外】についての詳細。これは、定価で売らなかった店に対して、今後書籍を回さない、というペナルティーを課しても、【例外的】に許される、ということである」#shuppan

2010-05-31 15:10:15
なべやす @nabe_yas1985

永江「この再販制の制定理由は不明。(慣習説・文化保護説・零細業者保護説あるけど。)だから、千円の本はいつも千円。私たちは、これになれているから、本の価格は一定で当たり前だと思っているけど、価格はいろいろな概念がある」#shuppan

2010-05-31 15:12:43
@khiguchi0205

永江「我々はこの再販制度というものに慣れてしまっていますから、本の値段は『メーカーが勝手に決めた定価』が自明のものだと思っています」 #shuppan

2010-05-31 15:13:07
なべやす @nabe_yas1985

永江「定価のほかにも、1希望小売価格<市場で自由に価格を決めて、この価格を下回ってもいい>2オープンプライス。独占禁止法は、『定価で売ってもいい』であり、『売らなくてはいけない』ではない。オープン価格で売ってもいいんだよ。価格は市場と消費者が決める」#shuppan

2010-05-31 15:16:34
@khiguchi0205

永江「しかし今『定価』という言葉を使いましたが、『定価』にしなければならないということではなく、独占禁止法は『定価』以外にも値段を色々に定めていて・定価・希望小売価格・オープンプライスなどあり、本来は小売店と消費者が決めるもので、本が『定価』である必然性はない」 #shuppan

2010-05-31 15:16:49
なべやす @nabe_yas1985

永江「そもそも【独占禁止法の目的】は、1消費者の利益2市場による公正かつ自由な競争3経済の民主主的な健在な発達、にある。業者を保護するものではなく、消費者のためのものだという理解が大切」#shuppan

2010-05-31 15:18:23
@khiguchi0205

永江「しかしなぜ独占禁止法はあるのでしょうか。独占禁止法とは『私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律』であり・市場における公正かつ自由な競争・消費者の利益を守る、などの理由があります」 #shuppan

2010-05-31 15:20:14
@khiguchi0205

永江「市場における公正さ、というのは『定価』=価格拘束は資本主義の原理に反しており、あしきものであるという、戦後民主主義以降のイデオロギーの話なんかも背景にあります」 #shuppan

2010-05-31 15:22:43
@khiguchi0205

永江「再販制度にも色々あり、・確定再販・値幅再販・時限再販といったものがあります」 #shuppan

2010-05-31 15:24:46
なべやす @nabe_yas1985

永江「【日本の再販史】1、1915年:岩波書店がに全国の書店に要請し始まる。2、1919年:事実上全国に広がる。3、1947年:独禁法が制定され、違法になる。4、1953年:独禁法の例外事項として容認される、モデルは西ドイツ。5、1980年:時限再販などの調整」#shuppan

2010-05-31 15:25:29
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