「魔王と勇者モノ」が出てきて親しまれた背景

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橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo あの手のSSは(そういう意味ではおそらく現在のラノベも)集合知的な側面があって、ある種の「気づき」にたいしてマンパワーが投入されて、みんなで一斉に可能性が検討(~実際書いてみてユーザーの反応を見ること)が行われると思うんです。

2012-03-01 12:11:05
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

@marmalade_macro @takujiendo 当事者による、そのあたりの細かい情報が欲しかったのです。なるほどなるほど。

2012-03-01 12:12:08
遠藤卓司@東京 @takujiendo

@marmalade_macro 魔王がヒロインとして消費されたことによって次のキャラクターが招聘されるはずってことですね。反動でスタンダードで悪逆非道な魔王のロールへの要請も生まれているだろうしなぁ。

2012-03-01 12:12:28
橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo その結果が現在の「勇者&魔王ものが増えた!」だと思います。だから「おれならそのおかずをこう書くね!」と思う人の数だけ増えるんじゃないでしょうか。

2012-03-01 12:12:48
橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo で集合知ですから、前任者が広げた魔王のイメージや、語義の変遷を「下敷き」にして次へ進められるんですね。「魔王は魔族社会の責任者」っていうのがだんだんと「雇用主」「責任トラされるかわいそうな人」「魔王もシステム(魔族社会)の歯車」のように

2012-03-01 12:14:31
橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo 変化してきたというのが、その「集合知」的部分ですね。現在魔王が「働く」ことが多いのは、そういう事情によるものと思います。もうひとつは、やはり「偉い魔王も実はこんな裏側!」的な親近感。

2012-03-01 12:15:26
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

@marmalade_macro @takujiendo 80年代末にファンタジーの再構築としてのパロディ(『スレイヤーズ』など)があり、90年代後期から今世紀頭に要素の掘り下げやリアリティとの衝突(『A君(17)の戦争』など)の流れが商業的にもあり、そことの合流もあったかなと。

2012-03-01 12:20:32
橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo もちろん、そういう全部があると思います。集合知ですから書き手それぞれには固有背景があって、「自分が読んできたものを、『魔王+勇者という舞台』ではどう発展させられるか?」みたいな実験を、数千人が平行して実行したイメージですよね。

2012-03-01 12:22:19
遠藤卓司@東京 @takujiendo

@marmalade_macro @Molice さらに、一方で世間的には「LotR」や「ハリーポッター」といった直球なファンタジーもメジャーな作品としてあったわけですものね。

2012-03-01 12:23:39
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

@takujiendo @marmalade_macro ただ、LotRを筆頭に、日本作品で言えば中央公論新社のC★NOVELSあたりのファンタジー・サポーターは殆どが女性ですね。(ここ数年、あちこちの関連イベントや企画に顔を出して感じたこと)

2012-03-01 12:29:45
遠藤卓司@東京 @takujiendo

@Molice たしかに、かつては「魔王×勇者」となるとBL的なカップリングが最初に想像できましたものね。

2012-03-01 12:30:55
橙乃ままれ @marmalade_macro

@Molice @takujiendo その意味では、魔王+乙女ゲー(的なストーリー)なんてのもあると思いますし、四天王ポジで悪の組織で柴門ふみ先生的ストーリーをやるのだってアリだとおもいます。

2012-03-01 12:32:35
橙乃ままれ @marmalade_macro

と、@外します。……と考えると、「勇者周辺」で「魔王の次」となると、(少女漫画的には先祖返りをして)「王女」、もしくはまだ開拓が十分ではないけれど「王子」(これは理由合って難易度が高い)。最近出てきた「(悪の)四天王」(=中間管理職!)あたりが出てくる流れだと思います。

2012-03-01 12:17:29
橙乃ままれ @marmalade_macro

もちろん「魔王」を広げるという方向もまだまだあるとおもいます。広がった部分を再生産して豊かな土壌に変えるのと、まだ広がってないイメージを悔恨するのと両方行われるはず。

2012-03-01 12:21:01
遠藤卓司@東京 @takujiendo

@marmalade_macro ふむふむ。次はどっちにいきますかねぇ。魔王のキャラクターを切り分け、広げる方向か、新しいジョブ、立場のキャラクターが登場するのか。たとえば、主人公は勇者でってDQ的なスタートから、勇者の隣の成長する一般人枠が主人公になったりしたじゃないですか。

2012-03-01 12:17:40
遠藤卓司@東京 @takujiendo

.@marmalade_macro 「ウチの魔王さんにも、困ったもんだ」ってぶつくさ言いながら、トラブルシュートする系の話はたしかにイメージしやすい。

2012-03-01 12:20:06
銅大 @bakagane

個人的には「王様」(あるいは領主)枠も面白そうであります。『城物語』みたく、子供が親の死で領地を受け継いだりして家臣とドタバタ RT @takujiendo: @marmalade_macro ふむふむ。次はどっちにいきますかねぇ。(後略)

2012-03-01 12:20:01
銅大 @bakagane

やせこけた村ひとつ、崩れかけた城ひとつを継承した子供領主が、メイドやら老騎士やらとドタバタしながら親の借金返したり、攻めてきた山賊を退治したり、王都に行ってお姫様ゲットしたりするのであります。

2012-03-01 12:24:20
我乱堂 @SagamiNoriaki

@marmalade_macro 四天王はかなり以前にやられ役の典型として成立していましたからね。特撮パロディでいう「戦闘員」みたいな。ひところのラノベでサンレッド的な悪の組織と正義の味方とか、怪人の側からの視点の話とか流行りませんでしたか?俺の脚には鰓があるとかすでにあったけど

2012-03-01 12:23:07
橙乃ままれ @marmalade_macro

@SagamiNoriaki そうですね、そのぶぶんは「先行研究」があるので、応用が比較的たやすく、完成度が高いモノがぽんと出てきそうに思います。

2012-03-01 12:23:58
橙乃ままれ @marmalade_macro

魔王+勇者+新婚家庭=異文化接触! これだ。魔王嫁日記。これは、くるね! いけたぜ!(ドヤ顔

2012-03-01 12:25:23
遠藤卓司@東京 @takujiendo

@marmalade_macro おおう! そう来ましたか。「セント☆お兄さん」っすなー。「勇者と魔王」でもいいんですが。

2012-03-01 12:27:05
銅大 @bakagane

.@marmalade_macro 「でも、普通のカップルと違うことはひとつだけ……奥様は魔王だったのです!」 おお、新しい……新しい?

2012-03-01 12:27:50