ロンドンどどんの連続ツイート第4回（2012年3月16日）

ロンドンどどん @LondonDodon

ちょっと思うところがあって、またまた茂木先生のマネっこ連続ツイートをしてみたいと思います。途中で崩壊しても、見なかったことにしてください。テーマは「女子（おなご）のあり方」です。文章はその場で即興的に組み立てながら書いています。

ロンドンどどん @LondonDodon

はな（1）最近どどんが知り合った日本人女性（30代前半独身）。10年近く働いた会社をやめて、長い休暇のつもりで留学にやってきたとのこと。日本で働いていた会社の上司の悪口を言いまくっていたのに、その上司が取引先のおじさんたちと出張でロンドンにやってくるので、一緒に食事をするという。

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はな（2）「どうせホステス役をしてほしいだけだと思うけど、いいレストランに連れてってくれるみたいだし」と言うのを聞いて、ふーんと思った。日本の会社では、仕事以外にも、その役柄に付随してこうふるまうべきという役割分担があって、それに則することを無言のうちに要求されているように思う。

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はな（3）例えば、女性社員だったら、飲み会で政治とか国際情勢について口角泡飛ばす、なんてもってのほかのNGで、ニコニコ相づちをうちながら、タイミングよくお酌してあげるのが正しい、とかそういう感じ。正しく役割を演じることで、意外性はないけれど、みんながつつがなく時間を過ごせる。

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はな（4）どどんはイギリスの会社で働いているので、同僚はイギリス人女子が圧倒的に多いのだけれど、彼らはこんな役割分担なんて、考えたこともないんじゃないかと思う。基本的に気の合わない人とは飲みに行ったりしないし、ニコニコ相づちだけなんてありえないし、言いたいことはちゃんと言う。

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はな（5）それで討論になることもあるけれど、それもまた一興。意見が違うからといって、翌日まで口をきかないとか、そういう子どもっぽい発展をみせるケースはほとんどない（まったくないとはいわないけど）。そもそも個人主義の国だから「あなたと私は違う人」という出発点からして、日本とは違う。

ロンドンどどん @LondonDodon

はな（6）自分の話になってしまうけれど、どどん自身も日本で何年か働いていたことはあったのだけれど、この役割分担の意識が根本的に欠如していたような気がする。それどころか、周りからもそれを期待されていなかったように感じる。それよりも期待されていたのは、麻雀のときの人数合わせである。

ロンドンどどん @LondonDodon

はな（7）役とかは全然分からないけれど、大学のときから男の先輩に雀荘に連れて行かれることが多く、合わせることだけはできた。だから、麻雀したいけど人数が3人しかいない、というときには決まって、おじさんたちに雀荘に連れて行かれたものだった。それはそれでイヤじゃなかったし楽しかった。

ロンドンどどん @LondonDodon

はな（8）これはいまになってわかることだけど、「女子の花道」から外れて、おじさんたちと一緒に雀荘に足を踏み入れたあの瞬間に、どどんの「日本人女子として生きる幸せフォーメーション」はすでに終わっていたのだと思う。適齢期に寿退社をして、幸せな家庭を築きたい女子のする行いではなかった。

ロンドンどどん @LondonDodon

はな（9）日本には日本ならではの形式美がある。それは人の生き方にもあてはまるもので、そこから外れてしまうと、孤独だし自分自身での模索が必要になってくる。だから「女子の幸せ」にこだわりたい人は、「女子の花道」から外れないほうがいい。それでもどうしてもこぼれてしまうどどんのような人は

ロンドンどどん @LondonDodon

うーん。

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はな（10）「自分の花道」を自分でカスタマイズしてつくっていくしかないと思う。そのなかで、一度海外に出てリセットしてみるのもいい。「幸せのカタチ」は、実は他人が決めるものでもなければ、人と比べるものでもなくて、自分だけのオリジナルのものなんだって自覚した人から抜けられる、きっと。

ロンドンどどん @LondonDodon

以上、どどんの連続ツイート第4回「『女子の花道』は、プレタポルテじゃなくて、ホームメードでもいい」でした。はぁー、あぶなかったなぁ。