科学者の退廃と自己批判

まとめました。以下もぜひ参照してください。 学者と非学者の二項対立は誰を利するか? http://togetter.com/li/288813 資源動員論的に科学者を論じてみる 続きを読む
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廣田鉄斎 @hirotatessai

@kenjiitojp ご返事ありがとうございます。何を理想とするか、が一番の問題かもしれませんね。わたしの感覚は、70年代80年代の大学を経験した者のノスタルジーかもしれません。団塊の世代の「裏切り」(経済主義への転向)は許しがたいと思っています。笑

2012-04-30 18:12:39
沼崎一郎 @Ichy_Numa

「学問の自由」には4つの側面がある。1)構成員(教員&学生)選抜の自由、2)教育内容&方法決定の自由、3)研究内容&方法決定の自由、4)研究成果公表の自由。この4つの自由を保証するために「大学の自治」がある(はずなのだが…)。

2012-04-30 16:52:04
沼崎一郎 @Ichy_Numa

日本国憲法23条は、「学問の自由は、これを保証する」と簡潔かつ無条件に規定している。13条のように「公共の福祉に反しない限り」などという余計な一言は入っていない。

2012-04-30 16:58:41
沼崎一郎 @Ichy_Numa

大切なのは、23条が日本国憲法第2章「国民の権利と義務」すなわち基本的人権の一部であること。「学問の自由」は、大学人だけでなく、全ての国民の権利だということ。国家だけでなく、大学人自身が「学問の自由」を侵害することだってあるわけで、そういうことのないように「国民の監視」は必要。

2012-04-30 17:06:57
沼崎一郎 @Ichy_Numa

これも何度も呟いているが、「○○の自由」は免責特権ではないから、「学問の自由」も“結果責任“は問われる。しかし、結果責任を問うことと、「○○の自由」そのものを否定することとは違う。そこを混同した議論は困る。

2012-04-30 17:39:17
沼崎一郎 @Ichy_Numa

大学の外の「学問の自由」の保証をもっと考えなければならない。それが十分でないことが、(一部の)学者不信、研究不信につながっていると思う。そのためには、従来の狭い「学問の自由」観を変えないといけないだろう。

2012-04-30 19:13:41
沼崎一郎 @Ichy_Numa

思想信条と学問は違います。 RT @chikahiro: そもそも学問を特別扱いする必要があるでしょうか?一般市民の思想信条の自由に包摂すべきでは“

2012-04-30 20:44:58
沼崎一郎 @Ichy_Numa

研究組織としての大学を国家権力から切り離し、国家が大学を使って悪いことをしないようにするために、憲法で国家介入を禁じるのが「学問の自由」です。大学人に特権を与えるものではありません。 RT @chikahiro: どう違いますか?大学人は一般とは異なる特権階級なんでしょうか?

2012-04-30 20:56:49
沼崎一郎 @Ichy_Numa

国家も企業も、自然科学については「好き勝手に研究をさせたほうが結果として自分たちの役に立つ」ということを、既に十分学習していると思う。

2012-04-30 21:08:26
廣田鉄斎 @hirotatessai

結局「国家」と「企業」のために役に立つということなのか?

2012-04-30 21:26:02
廣田鉄斎 @hirotatessai

自分たちに都合が良い論法を用いているような気もするが、、、

2012-04-30 21:27:23
沼崎一郎 @Ichy_Numa

@hirotatessai ギルドの利害と、国家・企業の利害が、少なくとも自然科学と工学については一致した結果が大学中心の「学問の自由」の制度化という側面はあるかもしれませんね。

2012-04-30 22:06:24
廣田鉄斎 @hirotatessai

こういう分析を社会科学的分析という。さすがです。(では社会科学や人文学はどうなのだろう? 自分のことは客観的に分析できないのが人の常。ブルデューやチョムスキーのような人もいるが。)

2012-04-30 22:45:24
廣田鉄斎 @hirotatessai

GDP growth is no measure of societal progress - Opinion - Al Jazeera English http://t.co/mBNurqn5 @ajenglishさんから

2012-05-01 08:42:38
廣田鉄斎 @hirotatessai

アルジャジーラがGDP経済成長批判を取り上げている。

2012-05-01 08:50:25