2012年6月9日開催 日本再建イニシアティブ『日本再建のための危機管理 ~復元力ある社会を目指して~』実況まとめ
#RJIF_0609 これより日本再建イニシアティブ『日本再建のための危機管理』の実況入ります。電源及び電波状態が悪いため切れ次第終了の方針で。ハッシュタグは #RJIF_0609
2012-06-09 13:33:49#RJIF_0609 福山哲郎氏「政府の事故調は最後の詰めに入っている。国会事故調も行われている。そしてこの民間事故調、311の経験がいろんな立場で行われるのは非常に良いことだと」
2012-06-09 13:42:33#RJIF_0609 福山哲郎議員「今回の震災、500kmにも強い地震が及んだ。日本の従来の防災マニュアルでは一部の地域だけが被災して周辺からの救援が前提で、今回のような自体は想定できてなかった」
2012-06-09 13:43:52#RJIF_0609 福山哲郎議員「発生直後の対応、首相、官房長官は国会で官邸には私だけ。初動として危機管理センターで行うことになっている。初動対応の遅れが指摘されているが、実際には早期に取りかかれていた。大量の情報を元に指示を出し続けるのが初動対応の実際」
2012-06-09 13:46:21#RJIF_0609 福山哲郎議員「後に福島第一の電源喪失の連絡が入ってセンターの空気が変わった。保安院に回復の有無を聞いても問い合わせ中だと。その後電源車手配、ベント決定、水素爆発、そして撤退の議論が数日続けられた。原発事故と並行して震災そのものへの対応を行なっていた」
2012-06-09 13:47:55#RJIF_0609 福山哲郎議員「一言だけ言いますと、東電が撤退といったかどうかは大きな問題ではない。官房長官、経産大臣、細野補佐官、危機管理官、全員が東電から電話連絡を聞いて撤退との危機感で協議を行なっていたのが実情。」
2012-06-09 13:48:46#RJIF_0609 福山哲郎議員「東電が全部か一部かというのは東電内部の話、政府がどのように受け止めたかが重要で、ベントや水素爆発の報告の遅れ、そして経産省の情報共有のあり方にも課題がある。しかし危機管理というのは瞬間の判断の積み重ね、後になって言っても意味が無い」
2012-06-09 13:49:48#RJIF_0609 福山哲郎議員「非常に重要なのは、誰がいいとか悪いとかではなく、システムとしてそして対応の準備段階として何が必要なのかという観点。これが震災対応によって受けた印象」
2012-06-09 13:50:27#RJIF_0609 福山哲郎議員「いかに原発問題が地域そして経済に密接に関連しているか、そしてエネルギー問題とその構造への反省、そして求められる安全対策の強化、電力不足による経済影響など。しかし相手が困らないように、とする安全神話は崩壊したと」
2012-06-09 13:51:34#RJIF_0609 福山哲郎議員「資源エネルギー庁が上げた4つのエネルギー選択肢。私としては、原発は40年廃炉を前提。そして使用済燃料の貯蔵制約を考慮。また電力需要を考慮してより柔軟なピークカットシステムを導入する」
2012-06-09 13:55:12#RJIF_0609 福山哲郎議員「更には、再生可能エネルギーのさらなる導入、2030年で30%、それでも大変な技術革新が必要。また電力の地域関連系の強化と、大規模集中のリスクを考慮した地域分散型への移行。そして経済成長によるエネルギー消費増大の考え方を改める」
2012-06-09 13:56:42#RJIF_0609 福山哲郎議員「そして原発については全てについて総合評価を行なっていく。現状として、大飯の原発については関電については原発依存率の高さが影響してしまった。立地だけではなく周辺自治体の理解も必要、総合的な通信簿として公開の上最小限の再稼働を前提に」
2012-06-09 13:57:43#RJIF_0609 福山哲郎議員「その上で並行して、火力発電などの技術革新を促していく、ことを考えている。例えば、レコードからCD、フィルムカメラからデジタルカメラ、固定電話から携帯電話、いずれも数年で切り替わった。太陽光なども同じ、価格が下がれた一気に普及する。」
2012-06-09 13:58:47#RJIF_0609 福山哲郎議員「今回の震災の課題として、迅速な情報収集体制すべての自治体の被災の把握に数日要した。また広域連携、今回では崩れてしまった、どうバックアップするかが重要。また都内での帰宅難民、想定で650万とされるがこれは逆に危険、二次災害の可能性もある」
2012-06-09 14:01:20#RJIF_0609 福山哲郎議員「重要なのはリスクコミュニケーション。会見でも非常に難儀した、枝野氏は『直ちに影響はない』と言って非難されたが、ICRPの考えを考慮すると危険がないとも影響が確実にあるとも言えなかった、未だにこれに変わる言葉を見つけ出せてないのが実情」
2012-06-09 14:02:57#RJIF_0609 福山哲郎議員「この先に想定される首都直下、非常に多くの課題が想定される。ここでは特に危機管理センターそのものの機能不全も特に夜間の場合では可能性が想定される。最低限の機能をどのように維持するかを考える時期にある、政治家である限り取り組んでいく課題」
2012-06-09 14:04:24#RJIF_0609 この先は対談セッションです。登壇者は毎日編集委員・山田氏、北大公共政策・鈴木教授、東大人文社会・松本教授です。
2012-06-09 14:06:25#RJIF_0609 毎日編集委員・山田氏「昨日の首相会見、二番目の質問が消費税など、脱原発原発推進問わず緊張感にかけているとの印象を受けた。ここでは絶対安全神話、なぜ危機は語られないか、について」
2012-06-09 14:07:33#RJIF_0609 北大・鈴木一人教授「民間事故調の第3部を取りまとめ。今回の事故の背景と結果的な事故への流れについて歴史的政府的な、原子力村の安全思想について。ここでは安全神話、危機管理の上での関係について。」
2012-06-09 14:09:44#RJIF_0609 北大・鈴木一人教授「危機が起きた瞬間にどう考えるか、今回の311の原発事故では誰が責任を有するか全く欠けていた、あるいは極めて不十分だった、その根底で安全神話が関連してくる」
2012-06-09 14:11:03#RJIF_0609 北大・鈴木一人教授「では、安全神話とは誰が作ったのか。民間事故調ではこれまでの歴史の中で、原子力に関わるムラだけでなく国民を含めて多くが安全神話を共有していた事実はあると、その観点から安全神話を。」
2012-06-09 14:12:50#RJIF_0609 北大・鈴木一人教授「例えば、一度作ったプラントについては危険だということは難しい、ので安全ということになる。仮に安全を向上すると考えていても安全と外には言わないと受け入れてもらえない上に、問題も解消しないというのが事実」
2012-06-09 14:13:49