と学会の評価と菊池誠博士の関わりについて

@goito 氏と @kikumaco 氏の間にあった興味深いやりとり
43
前へ 1 2 ・・ 10 次へ
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 楽工社は「と学会出版」じゃないもの。「と学会」関連でもってるけどね。僕らの『おかしな科学』は、「と学会とは違うテイストの本も出したい」という楽工社の意向と合ったから出たのだし、あれを読んで「と学会」本と同じに見える人は読解力ないですから、しょうがないです。

2010-06-23 22:40:20
伊藤 剛 @GoITO

それはその通りです。すべてのことに対処ができるわけでもなし。私は菊池先生に同情的ですが、同時に身内かばいのダブスタ野郎と呼ばれても止むを得ないかと思ってます。RT @kikumaco まあ、どんなことでも勝手に思い込む人はいるでしょうから、いちいち考えてもしかたないです。

2010-06-23 22:42:46
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito そういう人たちは、楽工社が『懐疑論者の事典』の翻訳を出したことも評価しないんですよね、たぶん。あれは、画期的な出版なのに。たぶんあれは経営的にかなりの冒険だったと思いますが(たぶん、売れてないし)、楽工社はあれを出した出版社として歴史に残るべきですよ。

2010-06-23 22:44:08
伊藤 剛 @GoITO

そういう、楽工社の業績のポジティブな面を言われるのは、とても重要なことだと思います。「評価をしない」ではなく、『懐疑論者の事典』の翻訳出版などといった実績が、「唐沢俊一のダメ本を出している」「と学会の御用出版社」という印象に隠れてきたことが問題でしょう。@kikumaco

2010-06-23 22:49:04
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 『懐疑論者の事典』には、あれだけ監修者・翻訳者が名を連ねているんだから、「と学会」関連本だと思うほうがおかしいでしょ。

2010-06-23 22:49:24
伊藤 剛 @GoITO

ウチのツイートは編集者の方にもずいぶんフォローされていると思うのだけど、やっぱり「ダメな本」を出してしまうと、その出版社ないしはそのレーベルの印象ってのは悪くなるものなんでしょうか。「あんな本を出したもんだから、後々祟った」なんて事例は珍しくないものなのか、どうか。

2010-06-23 22:52:35
伊藤 剛 @GoITO

「楽工社の価値は、と学会関連本を出していることではなく、たとえば『懐疑論者の事典』のような、むしろと学会とは違ったテイストの、出版する意義はあるが営業的には冒険である本を出したところにある」ということですね。楽工社にとっての「と学会」は、「消え行く媒介者」ということなのしら。

2010-06-23 22:57:08
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 「と学会の本をたくさん出している出版社」という印象は、もちろん正しいし事実ですよ。でも、そのことと、『懐疑論者の事典』や『おかしな科学』を出していることとは両立しますからね。『懐疑論者の事典』の意義が理解されないなら、まあしょうがないとしかね。

2010-06-23 22:58:17
伊藤 剛 @GoITO

まあ両立しますよね。でも残念ですよ。他の出版社から『懐疑論者の事典』が出ていたら、もっと評価されていたかもしれない。それもこれも、ひとえに唐沢俊一と彼を擁護したと学会員のせいだと思いませんか? と学会と楽工社の経営が密接に関わっていることも事実なんだから。@kikumaco

2010-06-23 23:00:26
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 楽工社の内部事情は知りません。「と学会」の本は人気があるのだと思うし、人気が続くならこれからも出すでしょう。ただ、楽工社が「と学会出版」を目指していたわけではないし、事実、僕らの本のように別系統のものやシリアスなものも出そうとしたわけですよ。

2010-06-23 23:02:50
伊藤 剛 @GoITO

『懐疑論者の事典』の意義が「理解される」「されない」ではなく、そもそも「手にとられる」「とられない」「信用される」「されない」という、ブランドイメージとか営業の問題です。たとえば「たま出版」からいかに科学的な意義のある本が出ても、人はなかなかそうは見てくれない。そういう話です。

2010-06-23 23:03:04
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito みなさんが『懐疑論者の事典』や『おかしな科学』をがんがん買ってくれれば、そっちの方向に進むのではないでしょうか。

2010-06-23 23:03:39
伊藤 剛 @GoITO

今後、楽工社がいい本をたくさん出していって、「あそこは昔、唐沢俊一やと学会<なんか>の本を出してたんだってよ」と言われるようになれば良い、ということだと思います。そうなることを祈念しましょう。

2010-06-23 23:05:32
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 他の出版社が『懐疑論者の事典』に手を出していれば、ということでしょ。そんな仮定の話は通らない。あの本はどこも出そうとしなかったんだから。楽工社はそれを出す決断をしたわけ。上下7000円の本をあの規模の出版社が出すのは、経営面でいえば正しい判断ではないですよ。

2010-06-23 23:06:02
胸すか @Munasuka

唐沢俊一批判を、と学会員全員、出版社にまで広げてくのが、理由を読んでも理解し難いのだが、俺では論理的に反論するの難しいなぁ。ちょっとでも関わったら全員同罪なのか。キツイね。

2010-06-23 23:06:54
伊藤 剛 @GoITO

諸々事情は分かりました。しかし、菊池先生がいつまでも「と学会」に籍を置かれていることがいいとはとても思えません。とはいえ、それは先生のご趣味に関わることですから「ご自由にどうぞ」としか言えませんけれど。

2010-06-23 23:09:05
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 楽工社の社長は太田出版から独立したわけですが、「と学会」本があったから独立してやれたのは間違いないと言っていいでしょうね。「と学会本」から始めた出版社なんだから。『懐疑論者の事典』が売れなかったことと「と学会」との関連は、僕は誰からも聞いたことがないですよ。

2010-06-23 23:09:43
伊藤 剛 @GoITO

日向さんのことは存じ上げております。RT @kikumaco 楽工社の社長は太田出版から独立したわけですが、「と学会」本があったから独立してやれたのは間違いないと言っていいでしょうね。「と学会本」から始めた出版社なんだから。

2010-06-23 23:12:22
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito 僕自身が楽工社から本を出しての印象は、小出版社ならではの営業力の弱さです。「と学会」本は「と学会ブランド」でなんとかなってるんだけど、基本的に営業力は弱い。『懐疑論者の事典』が「と学会本の出版社だから評価されていない」という説はまったく間違っていると思いますよ。

2010-06-23 23:12:38
伊藤 剛 @GoITO

おや? 意義が理解されないことの話では? またぼくも「売れる・売れない」の話はしてませんよ。どこから出てきたんですか?>売れなかったこと。RT @kikumaco 『懐疑論者の事典』が売れなかったことと「と学会」との関連は、僕は誰からも聞いたことがないですよ。

2010-06-23 23:14:16
伊藤 剛 @GoITO

では話を分けましょう。楽工社から出ていると学会本や唐沢俊一の本について、菊池先生はどのように評価されておられますか? @kikumaco

2010-06-23 23:16:19
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito ああそうか、なるほど。混乱しましたね、すみません。少なくとも、もともと『懐疑論者の事典』を知っている人からは意義は理解されていると思います。知らない人の目には、あまり止まっていないと思う。そもそも書店で見かけません。そこは営業力でしょう。

2010-06-23 23:17:37
あ〜る菊池誠(反緊縮) @kikumaco

@goito その前に、だいじな本を忘れていた。『イケナイ宇宙学』も「と学会」ではない重要な本です。

2010-06-23 23:21:06
伊藤 剛 @GoITO

とはいえ、ここ一連のやりとりを見た人は、『懐疑論者の事典』を、と学会や唐沢俊一なんかの本とは分けて見るのは確かだと思います。それだけでも意義はあったかと存じます。

2010-06-23 23:21:48
伊藤 剛 @GoITO

訳者の一人、寺薗淳也さんは大学の一年下の後輩です。思いがけず懐かしい名前が。RT @kikumaco その前に、だいじな本を忘れていた。『イケナイ宇宙学』も「と学会」ではない重要な本です。

2010-06-23 23:25:16
前へ 1 2 ・・ 10 次へ