現象学のねちっこい変態さはお好き?

フッサールのデカルト的省察を読みながら、フランスの現代思想に突出する性感論的な吟味について、たまに(おそらく批判的に)ツイートする個人的なメモ帳(忘備録)です(^-^)/
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

最後のコマは、マルクスとダーウィンの話だが、この文章、女子高生ちんぷんかんぷんらしい。しかし、三浦雅士も現象学の下手な文の宿痾だな。何が相関物だ、フッサール用語の使いたかったのかな?子供よめないよー(ーー;) http://t.co/fhN31hvJ

2012-06-30 20:59:24
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

今日の読解塾は、なぜか心身二元論ばっかりくるなー。これは、和のからだ。近代になると和が心に思えるが、和は悠久の昔から変化のない自然や恋心で、それらを和の身体だ、という身体論のようだ。(^-^)/ http://t.co/cFqQNnFm

2012-06-30 19:20:10
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ご存じのとおり、鷲田清一といえば、受験現代文の最頻出著者。そして鷲田清一といえばメルロポンティ(^-^)/

2012-06-30 15:33:38
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

今の2コマ目の身体論で男子に魂信じる?って訊いたら、うんって言うので、そりゃ近代的ねーって。科学的になればなるほど、じつは魂を信じるしかなくなっちゃうんだよ、でも現代文ではそれが批判的に扱わられる、と鷲田清一の身体論の読解の方法論を提示。「方法の逆説」はあるのかしら?(^-^)/

2012-06-30 15:32:07
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

読解塾。一コマ目、絡み合う眼差し、相手による自分の居場所、アイデンティティ(ヘーゲルか?)の話。2コマ目、身体論。魂信じる? じつは近代になったら、魂(心身二元論)が信じられるようになっちゃったのよ、って授業だったー(^-^)/

2012-06-30 15:01:36
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

表象の語源はイメージでもイデアでもなく、むしろ民衆の政治的代表という意味だ、ハイデガーなど現代哲学はすべてこの葛藤を巡っている、という感じの攝津氏のルソー一般意志批判は→ http://t.co/hi8fBSzV

2012-06-29 23:14:58
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

そうそう、この表象→イメージという記号論https://t.co/RUdEOiFi が、現代ではひとつの思想として機能しているが、じつは表象→代表→民主制という話だったのだ。http://t.co/n4DyqD9M

2012-06-29 23:10:58
現代文たん @gendaibuntan

「表象」というのは、いわゆる「象徴(シンボル)」に近い意味を持つわ。基本的に「イメージ」という意味に置き換えると分かりやすいわね。ただ、他にも「記号の意味内容」という意味にも注意した方がいいわ。

2012-06-29 23:07:41
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

女の子は神様だよーww (^-^)/ @Atheist_JP 中の神などいないッ!

2012-06-29 10:34:03
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

それこそメルロ=ポンティは、こういう構造神を相対化しようとしてる? @Atheist_JP 「私は人格神を想像しようとは思わない。世界の構造が私たちの不完全な五感で察知することを許してくれる範囲で、その前に立ち、畏怖の念に打たれるだけで十分だ」― アルバート・アインシュタイン

2012-06-29 10:27:38
無神論bot @Atheist_JP

「私は人格神を想像しようとは思わない。世界の構造が私たちの不完全な五感で察知することを許してくれる範囲で、その前に立ち、畏怖の念に打たれるだけで十分だ」― アルバート・アインシュタイン

2012-06-29 10:25:20
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

いわば、世界を本質と見ないこと。本質と信憑(科学)する前から世界は「つねにすでに」ある。それを懐疑することはできない。よって世界を(科学によって)新たに作るわけではない。

2012-06-29 06:05:21
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

メルロ=ポンティ『知覚の現象学』序文の冒頭、現象学とは、本質を定義し、定義された本質を存在に連れ戻す、と後期フッサールの矛盾を指摘するのだが、國分氏によると、スピノザはこの本質を、本性(実体の存在→実在性の定義)と対比して証明対象から外し、本質ではなく実在が思惟されるようになる。

2012-06-29 06:01:43
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

スピノザが相対化したデカルトを、攝津氏がルソーの一般意志と対比していて東浩紀より面白かった。真理を虚偽から区別する信憑性=リアルな表象とは、民衆の意志のリアルな代表=民主制で、フランス革命のことだが、いまやそのリアリティーがない。http://t.co/5lxVOyfs

2012-06-29 05:12:01
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

もう一度スピノザに戻ると、この科学(分析と綜合の構成)が、デカルトでは実在性の量=信憑性になっていたというだけ。つまり世界は信憑性に先立ってただある、とメルロ=ポンティが言っているところが痛快。

2012-06-29 04:53:29
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ちなみに高校生向けに注釈するなら、ここで分析と綜合の構成といっているのは、一般には科学と呼ばれている。世界は科学に先立ってあるのに、科学が世界を描き出す(作り出す)という、最近の神話が問われているようなもの。

2012-06-29 04:51:19
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

私の世代はどうしても脱構築なんだが、スピノザからデカルトのコギトを笑って、後期フッサールのコギトの拡張(分析と綜合の構成)を見た後に、メルロ=ポンティーの批判(構成=我を忘れる、世界は構成に先立ってある知覚=記述だ)を読むと、確かに脱構築なんかより痛快ね。ハマるの分かる気がする。

2012-06-29 04:49:52
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

私から見ると、実体を見失い、貨幣のような表象を錯覚することや、神という本体や第一原因のような錯覚をすることは、デカルト的な方法論が先入観となり、入門できないhttps://t.co/3EOAufDf つまり分かっていない(方法のない)人達に見えているからだ。

2012-06-27 14:41:43
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

知人があちこちに配布していた論文は、全部を公表するわけにもいかないが、たとえば、こういうところがどうしても引っかかってしまうもので・・・。 http://t.co/dENgUKZj

2012-06-27 14:28:45
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

封印していた知り合いのメルロ=ポンティ論を精読しようと思っているが、『知覚の現象学』がないので、裏の図書館に行ってこようかしら? 実はうちの裏は図書館なのであった。便利(^-^)/

2012-06-27 14:17:15
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

したがって攝津氏の表象=代表の問いは、柄谷行人がNAMからデモに転換した問題、お金を刷ること(表象)から、直接民主制(実体的代表)という問題に言及しているようなのだが、この表象=現前という脱構築の問題を考えると、たしかにメルロ=ポンティが読みたくなるのも頷ける。

2012-06-27 14:16:15
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

攝津氏の「表象=代表」というハイデガー論、なかなか分かるように要約できないが、今、政治の代表者の経済対策は、お金がなければ刷ればよいという錯覚だけで、労働者=実体経済を代表していない。増税も結局は何も代表しない、いわば錯覚=表象だ、という批判になるようだ。

2012-06-27 14:04:29
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