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学研まんが人物日本史シリーズの思い出~11年の時を越えて読み直す~
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【藤原道長】……貴族の代表選手と本編で呼ばれた人物。絵柄としてはマッチしていたと思う。道長が次々と成りあがって行く一方で、満ちた月は欠ける運命であるとのナレーションと共に頼道の時代も含めて衰退していく描写もしっかり描いてある。
2012-07-08 03:10:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
・解説コーナーでは藤原道長の身体大図解という何とも言えないコーナーがあり、そこには晩年糖尿病になったなんて記事が……おいおい。
2012-07-08 03:11:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
・大倉元則先生……野球漫画や軍記漫画を書かれていた方だが、絵が可愛らしく女子の間でも人気が高かった方。
2012-07-08 03:12:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【源義経】……頼朝よりこちらの方をよく読んでいた。頼朝の記憶が薄いが、彼が義経は水を指す存在として疎んじている描写は悪役ポジションとしてしっくりきてしまった。
2012-07-08 03:13:13![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【大久保利通】……悪人として書かれやすい人物だが、この本ではひ弱な少年であり、青年以降もドライかもしれないが冷酷な人物って感じではなかった。暗殺シーンの後のラストページでの私財が殆ど残っていなかったナレーションが一番覚えている所だと思う。
2012-07-08 03:15:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
・うめたふじお先生……教科書にカットが載っていたような。あまり情報が少ないが学習漫画では結構描いていたのだと思う。
2012-07-08 03:16:31![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【楠木正成】……人物日本史最終巻。太平記の大河ドラマに合わせて出版されたようであり、児童伝記漫画において楠木正成が主役なのはこの本だけらしい。
2012-07-08 03:19:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
どうやら河内弁で正成達が喋っていたとは当時気付かなかった。女子が良く借り得ていたようだが、正成(多門丸)が元服する際、彼の水浴びシーンがありまさか……なんて邪推してしまいそうで怖い。
2012-07-08 03:21:52![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
・広岡ゆうえい先生……ややライトコメディタッチな絵柄だが、男子の間で人気が高かった方。歴史への造詣が深いところがあり、同情される末路を辿る人物の描写も上手。一般漫画では一発貫太くんのコミカライズを手掛けられていた人。
2012-07-08 03:23:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【足利義満】……ゆうえい先生の作品ではイマイチパッとしない。どちらかといえば贅沢している感じの文化人として義満が描かれており、オリキャラの忍者もパッとしなかったのが原因だと思う。
2012-07-08 03:24:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【真田幸村】……名無しが好きな作品の1つ。講談の真田十勇士を全員レギュラーとして活躍させ、キャラの個性付けも少ないページでありながらほぼ完璧。(惜しいは海野六郎の特技が分からなかったことぐらい?)
2012-07-08 03:26:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
なお、名無しは徳川家康を読んだ際に真田幸村が敵対していた描写から、負けた西軍に仕えや真田幸村を見下していたが、この本と出会って考えが変わり、当時発売されていた決戦をプレイしたせいもあり、西軍派に変わってしまったほどである。
2012-07-08 03:28:30![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
最後の戦いを前に幸村が十勇士を逃がす描写、それ以前に生死不明だった猿飛佐助が夏の陣で敵を攪乱しながら復帰するシーン、夏の陣で初陣を迎えた大助の最期、そして……。名無しにとっての真田幸村は未だ学研まんがの幸村です。
2012-07-08 03:30:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【大石良雄】……引き続き良雄と主悦の親子の描写が丁寧。それだけでなく吉良上野介が領民に慕われていた名君としっかりフォローされ、徳川綱吉も情け深く描かれている。泣かせる展開に加え、ステレオタイプにとどまらない人物の扱い方も上手な良作。主悦の切腹シーンは必見。
2012-07-08 03:34:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
堀江卓先生……矢車剣之助の作者で壮年の方には有名な方。作家の中では一番シャープなタッチで大人びたかっこ良さ。だが、新装版の際に唯一ラインナップからはぶられてしまった作家でもある。
2012-07-08 03:36:58![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
【高杉晋作】……おそらく最短記録で絶版になった不名誉な記録も持つ堀江先生唯一の作品。名無しが全37冊中一番好きだった本はこれであり、一時期高杉晋作のファンになってた。
2012-07-08 03:38:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
晋作の型にこだわらないアイデアと、大政奉還さえ見ることもなく病で世を去ってしまい、全37人中最も早死にした人物だったこともあり薄明の志士として名無しの心に刻まれていたのではないかと思う。だが残念ながら人物日本史シリーズでも高杉晋作の知名度は低い方。
2012-07-08 03:40:16![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ちなみに堀江卓先生は日本の歴史シリーズやひみつシリーズ、他社の教育漫画も描かれている方。あと高杉晋作の広告ページでは「まんが広島の歴史」として毛利元就&輝元の伝記漫画も描いていたようである。だが、名無しは未だ読んだ事も見つけた事がない。
2012-07-08 03:41:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
以上全37冊のうち36冊を大体ながら纏めてみたところ。歴史に嵌り始めた小学生時代の記憶を呼び戻すきっかけになったらちょっと嬉しいかなと。
2012-07-08 03:42:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
当時特に好きだった作品となると秀吉、政宗、幸村、大石良雄、晋作になると思う。ベタなチョイスかもしれないけど。
2012-07-08 03:44:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
今度市の図書館へ足を運ぶ予定だが、北条早雲とビッグ版武田信玄以外は置かれているようなので楽しみである。信長とさかぐち先生の作品だけでもチェックしたい。
2012-07-08 03:44:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
だが、八冊までしか借りれないようで、さらに意外にも閉架資料でありながら予約が入っているのもあった。未だ根強い人気があるのだろうか。
2012-07-08 21:18:12![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
今回は記憶に薄かったり、読んだ覚えがない作品をチョイスした。こんな感じの八冊。 http://t.co/K3JBEv1v
2012-07-08 21:20:29![](https://pbs.twimg.com/media/AxR-6b8CEAApWL7.jpg:medium)
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約11年ぶりに小学生向けの歴史漫画を読むとは思っていなかったが、これが意外と面白い。正直歴史にそこまで興味がなくても、または精通していても楽しめる人は楽しめるものではないだろうか。
2012-07-08 21:22:06