収録しますた(笑)。
さて、話をもとに戻して、鹿野さんの解説を通読しましょう。これだけで、相当理解がすすみました。前の文章とダブル部分がありますが、読みやすさを考慮して、あえてダブらせてあります。
@Butayama3 触媒は、ある化学反応の効率を高める物質です。しかも、自分自身はその反応の前後で分解したりしないので、そこにあり続けて反応の効率をあげます。ただ酵素は生体高分子なので、壊れやすいので、細胞の中では壊れたら分解され、DNAから必要に応じてどんどん作られるの。
2012-10-07 08:22:07えと、、、そのタンパク質自身は変化しないんですね?化学反応を助けるだけ? RT @sikano_tu: @Butayama3 ある酵素は、特定の一種類の化学反応にしか効果はないの。あるタンパク質が、ある化学反応を触媒できるとき、そのタンパク質には酵素活性があるというのね。
2012-10-07 08:17:38@Butayama3 しませんよ~。反応の途中は電子の受け渡しとかしてるけど、一回反応が終わると元に戻ってるの。ただ、さっきも書いたけど、壊れやすい分子なので、細胞の中では壊されたり作られたり頻繁に起きてます。加熱とかすると酵素活性がなくなるのも、分子が変形したり壊れちゃうから。
2012-10-07 08:32:47なるほどちょっと整理できました。酵素は、化学反応を助ける。それ自身は変化しない。壊れやすい(熱に弱い)、DNAから次々に作られるの。@sikano_tu
2012-10-07 08:37:01@Butayama3 そうですね。それがざっくりしたところ。壊れるのは、熱だけでなく酸やアルカリでも壊れますが、酵素の種類によって割と壊れにくいとか、酸の中やアルカリの中でないと働かないのもあります。あと、酵素は細胞内の反応を触媒するので、食べても全く意味ないの。消化されちゃう。
2012-10-07 08:45:02@Butayama3 まあ消化酵素は、消化不良の時飲めば消化を助けてくれることもあるだろうけど、他の酵素は食べたりして外から摂取しても意味ないのね。自分の細胞の中で作られてるのだけ意味というか働きがあるの。
2012-10-07 09:09:45ここ、もう少し詳しく知りたい。なぜ、自分の細胞の中で作られている物だけしか働かないのか。外から補えないのか。RT @sikano_tu: @Butayama3 、、、他の酵素は食べたりして外から摂取しても意味ないのね。自分の細胞の中で作られてるのだけ意味というか働きがあるの。
2012-10-07 11:39:30@Butayama3 まあ、蛇の毒は酵素系のがある(ハブとか)し、そういう意味では直接血液に入ると猛毒になるのもあるけどね。
2012-10-07 09:12:36@Butayama3 触媒って反応する物質のそばにいないといけないの。物質AとBが反応するとして、そのためにはAからBに電子を渡さないといけない。でもBさんは少し高いところにいて、Aさんが電子を渡そうとしてもなかなか届かない。そのとき、踏み台の役目をするのが触媒なのね。
2012-10-07 12:45:07@Butayama3 ビタミンはこのさい酵素とは関係ないよ。生体内の化学反応は、細胞の中でおこなわれてる。で、酵素はそういう化学反応の現場で、アミノ酸から合成されるの。で酵素を食べても、胃腸で消化されて、アミノ酸に分解されて吸収されるだけだから、その酵素の働きは食べても出ない
2012-10-07 12:57:55そして、わいたんべさんが、具体例を挙げてさらに詳しい説明を・・!
たとえば、今朝、みんなで朝ご飯を食べる。白いご飯と味噌汁と、あと何か。そろそろ新米の時期で、お米が美味しくて、炊きたてなんかたまらない。「よく噛んで食べなさい、噛めば噛むほど甘くなるからね」←この「噛めば甘くなる」も、酵素の力。デンプンをブドウ糖に変える、アミラーゼって酵素。
2012-10-07 08:51:46デンプンは、ブドウ糖(もっと詳しく言うと、α-グルコース)がたくさんくっついて出来てるもので、それをばらばらにしてやればグルコースになる。このときの化学反応は「加水分解」って呼ばれてるのだけど(デンプン+たくさんの水分子→たくさんのブドウ糖)、デンプンを水に溶かしただけじゃ駄目。
2012-10-07 08:58:23たとえばデンプンを水に溶かして、ずっと煮続けてると、ちょっとずつ分解していく。けど、これだとほんのちょっとずつしか進まない。で、ここにレモン汁を加えてやると、早く甘くなっていく。この「レモン汁」が「触媒」の効果。
2012-10-07 09:02:04でも、レモン汁入れただけでも、やっぱり結構頑張って加熱してやらないと、反応が進まない。化学反応させるための熱エネルギーが要るのね。ところが僕らの口の中では、37℃くらいの低い温度でも、その分解反応をこなしてしまえる。それくらいに反応を触媒するのが「酵素」の力。
2012-10-07 09:06:35