ノルウェーのラム・羊・牛乳・ヤギ乳のセシウム濃度の変化

ノルウェー放射線防護庁の資料より: 「Radioaktiv forurensning i utmarksbeitende dyr 2012: Overvåkningsmålinger – prognoser for slaktesesongen」(放牧家畜の放射能汚染・2012年:モニタリング測定と屠殺時期の予測) http://www.nrpa.no/dav/62e4628f50.pdf
科学 チェルノブイリ 復興 畜産業 プルシアンブルー ノルウェー 汚染対策 放射能汚染
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Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley 紹介したい資料は「放牧家畜の放射能汚染・2012年:モニタリング測定と屠殺時期の予測」です。 http://t.co/lOiDcF0z
Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley ノルウェーでの視察・研修においては、2012年8月にノルウェー放射線防護庁から発行された同タイトルの資料をもらいましたが、今確認したところ、より新しいデータを含むこの資料が9月に発行されていることが分かりましたので、そちらを参照します。
Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley 本題に入る前にまず地図から。示している地名は、これから紹介する資料に登場する基礎自治体名です。左の地図は、事故後に地上に沈着したセシウム137の量を示しています。
Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley 【ノルウェー南部の地図】 赤丸は今回私たちが訪ねたヴァルドレス(Valdres)地方 http://t.co/MWbbgF3V
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訂正: Vestre slide → Vestre slidre

Yoshihiro Sato @yoshisatose
これはノルウェーの土壌のセシウム濃度の変化 (以前、アップロードしようとしたけど、一日のUP数をオーバーしてしまい、できなかった) http://t.co/0Sn89ubL
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以下、すべて中間値(Median)です。

Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley ヴェストレ・スリードレ(Vestre Slidre)市にある牧場の【ラム(子羊)】(生体測定)。 1991年から2012年までの7月・8月・9月の比較。(ちなみにノルウェーの一般食品基準値は600Bq/kg) http://t.co/9f2UAT5v
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Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley ヴェストレ・スリードレ(Vestre Slidre)市にある牧場の【マトン(羊)】(生体測定)。 1991年から2012年までの7月・8月・9月の比較。 http://t.co/W6ALw1KO
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今年のサンプル数は、ラムとマトン合わせて42匹。プルシアンブルーは使っていない。

この牧場、実は羊のセシウム濃度を生きたまま計測する様子を見せてくれた、Knut Handeさんのところの牧場でした。

Yoshihiro Sato @yoshisatose
【ヒツジの肉の汚染度を生きたまま計測する機器とその様子】 数日前にこの機械について説明されたときには「お尻で計る」と聞いたので、肛門に「ズボッ」を想像していましたが(笑)、本当はこうやって計ります。 http://t.co/KMG5DfDN
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この時は、試しに5匹を計測しましたが、結果は以下の通りでした。

Yoshihiro Sato @yoshisatose
ちなみに、ノルウェーの食品監督庁の人が、私たちのために羊の生体検査の様子を見せてくれたときの結果。計った5頭は、70、60、10、160、80(単位Bq/kg)という値が出た。つまり、今でも一匹は日本の基準値を超えている。 http://t.co/p3vC7zgk
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↓ プルシアンブルーを使わない場合と使った場合との、大きな違いに着目!

Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley ヴァング(Vang)市にある牧場の【牛乳】【プルシアンブルーを与えない場合】1989年から2012年までの7~9月の値を一週間ごとに比較。赤いバーはそれぞれの年の第36週(2012年は9月3日に測定)。 http://t.co/DCGu9zUS
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Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley ヴァング(Vang)市にある牧場の【牛乳】【プルシアンブルーを与えた場合】1990年から2012年までの7~9月の比較。1989~2007年はPBタブレットを胃に投与。2008年からはPBを配合飼料に混ぜた。 http://t.co/2mrNT4SU
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牛乳を採取した牛の数は、PBなしが3匹、PBありが6匹


次の2つのグラフからも、プルシアンブルーの大きな効力が分かる。

Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley オイストレ・スリードレ(Øystre Slidre)市にある牧場の【ヤギの乳】【プルシアンブルーを与えない場合】1990年~2012年。ただし2010年以降はヴァング(Vang)市にある牧場のヤギの乳を表示。 http://t.co/IQaWBf1O
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Yoshihiro Sato @yoshisatose
@leaf_parsley オイストレ・スリードレ(Øystre Slidre)市にある牧場の【ヤギの乳】【プルシアンブルーを配合飼料に混ぜて与えた場合】1990年~2012年。ただし、2010年以降はヴァング(Vang)市のヤギの乳。 http://t.co/SAhkV4Tz
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牛乳を採取した牛の数は、PBあり・なし、合わせて125匹


さらに比較。

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コメント

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat 2012年10月31日
(参考)「北欧諸国の牛乳のCs-137」 http://twitpic.com/8qhtrr
じげん (目には目を埴輪には埴輪を) @jigen_the3 2012年10月31日
むしろこの手の情報こそ国内の公的機関とか大手メディアが行うべきものではないのかな?
Toshiaki Ono @onotoshiaki 2012年10月31日
ほんと、こういう情報こそ #NHK 「追跡!真相ファイル」で取材するべきだろう。 http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
neologcutter @neologcuter 2012年10月31日
素朴な疑問:家畜のセシウム濃度が減るということは、糞尿として排出されているからか?そしてその処理をどうするのか?
pappy @pappyhiro 2012年10月31日
neologcuter 増えてるのって核実験由来とかそんなんでしょ? 処理とか考えなきゃいけないような凄い濃度なの?
Yoshihiro Sato @yoshisatose 2012年11月19日
先ほどの連続ツイートを追加しました。
リーフレイン @leaf_parsley 2012年11月19日
酪農家の必見まとめですね。
Yoshihiro Sato @yoshisatose 2012年11月19日
最後に加えた、セシウムを含む家畜の糞尿の処理についてのツイートは、新たなまとめ 「セシウムを含む家畜の糞尿は、ノルウェーではどう処理したか?」 http://togetter.com/li/409685 を作りました。
neologcutter @neologcuter 2012年11月19日
糞尿中のCsを植物が取り込むのが抑制される。それに加え、土壌に含まれるCsを植物が取り込むのも抑制される。 < なるほど。PBの有用性がわかりました。
みなこ元気 @minako_genki 2012年11月19日
素晴らしい。現実的なデータがギッシリ。どんどん先に行きましょう♪
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