オオカミ再導入についての議論(つづき)、オオカミの挙動やその根拠など
@YoshitsuneK オオカミがオオカミとして生きていくためにはパックを維持するための必要十分な獲物が必要で、そのためのテリトリーを必要とします。それが維持できなくなるような外的要因があればパックの構成が減少したり、いずれ消滅したりすることになると思います。
2012-11-04 15:20:14.@pochi_wolf 即消滅する訳ではないので消滅までの段階で鹿以外の生物や人間、ペットを含む家畜、家禽に何らかの被害が起こったら困りますね。 また、鹿も馬鹿じゃないんで追われたら山から下りてくると思うんですよ、そうなると農林業被害が一時的であっても拡大しかねませんね。
2012-11-04 15:23:43@YoshitsuneK 「シカの数が問題ない数」の場所というのはシカの食害が問題にならないという意味でしたか。そういう場所ではオオカミの方がパックを維持しきれなくなると思います。
2012-11-04 15:25:22@YoshitsuneK 獲物の密度の低いところでは狩りに要するエネルギーの方が獲物から得られる報酬に勝ってしまうからです。
2012-11-04 15:27:00.@pochi_wolf それは判るのですが狼だって腹が減れば効率抜きで獲物を狩るでしょう? 効率悪いからと何も食べないとは思えません、その過程で鹿以外に手を出す事もあるのではないかと思うのです。 それが希少種だったり家畜、家禽、ペットだととたんに悪者扱いですよ。
2012-11-04 15:30:37@YoshitsuneK シカもバカじゃないから麓に逃げるのではなく山奥に逃げるでしょうね。仮に里に出てきた場合にはそれこそヒトが狩ればいいのです。これはジビエに利用可能です。ジビエが進まない理由の一つは山奥で狩ったシカを新鮮なうちに里までおろすための大変な労力とコストです。
2012-11-04 15:30:50@YoshitsuneK 何度も言うように野生のオオカミはヒトに近づこうとしません。したがってヒトの住む近くで家畜などを襲うという危険を冒すことはまずありません。
2012-11-04 15:34:34@YoshitsuneK たとえ効率の悪い獲物を獲ったとしても、それではパックを維持することができません。パックを維持できないということはすなわちそのパックの崩壊・滅亡を意味します。
2012-11-04 15:37:36.@pochi_wolf それならば良いのですが、過去にオオカミが駆除した事例では山に食べ物が無くなり(山を開発したのが一因とも)家畜を襲う、そして駆除という事もあったと聞きますので同じ轍は踏みたくありません。 ご存知でしょうがアメリカでは再導入されてから家畜を襲った事があります
2012-11-04 15:39:11.@pochi_wolf はい、効率的に食べ物が確保できなければ群れや個体が消滅するであろう事は理解しています、問題になるのは消滅の過程で狼が何に手を出すかです。
2012-11-04 15:41:27@YoshitsuneK だいたい、シカが急激にいなくなるという設定自体に無理があるんじゃないですか?いくらオオカミが一所懸命にシカを駆逐しても自分たちの食い扶持がなくなってしまうまでは食いません。シカが減少し始めるとそれを後追いするようにオオカミの数も減り始めるでしょう。
2012-11-04 15:42:16@YoshitsuneK その事例というのをはっきり明示して頂けないですか?それこそ日本とアメリカの事情の違いがあると思われます。例えばモンゴルの遊牧民は確かに年がら年中オオカミに家畜を獲られます。しかしそれは牧羊のスタイルが日本と全く異なり、広い土地に放牧しているためです。
2012-11-04 15:46:37.@pochi_wolf だといいなと思います。 日本でやるには不確定事項が多すぎる、試す事も難しい、法律の壁もある、地域住民の賛同を得られるのか等々壁が多く高いので実現は難しいかなと思います。 だったら現状でできる策を講じるのが現実的というのが僕の考えです。
2012-11-04 15:46:54@YoshitsuneK ですから、オオカミは獲物がなくなる前に数が減ります。シカだけが減ってオオカミが増え続けると考えることの方が不自然です。
2012-11-04 15:50:04@YoshitsuneK 不確定事項とは何と何ですか?法律は必要に応じて変えられるものです。地域住民の賛同を得ることは徐々にですが着手します。現状でできる策とはなんですか?犬は前述の通り余計に危険ですよ。
2012-11-04 15:52:34.@pochi_wolf はい、それは理解していますよ、しかし獲物は鹿だけとは限らず、狼が家畜、家禽を襲う事例は存在しますね。
2012-11-04 15:55:16@YoshitsuneK 以前北海道道北の牧羊農家を聞き込みで回った時に、ある大きな牧場で伺ったのは現状でのヒツジの敵はカラスと野犬だそうです。カラスは生まれたばかりの子羊を狙ってきます。野犬の群れは食べるわけでもないのに遊びでヒツジを追い回して咬み殺して回るそうです。
2012-11-04 15:55:48.@pochi_wolf まずは狼を放つ事が安全で他の方法に比べて低コストであるという証明が必要ではないでしょうか。 例えばIUCNの再導入ガイドラインに従えばお金も時間も人も沢山必要になります。
2012-11-04 15:58:39@pochi_wolf 家畜被害についてはこちらがまとまっていると思います / 知床博物館研究報告 オオカミ(Canis lupus ) の保護管理及び再導入事例について http://t.co/IxKvMH6S
2012-11-04 16:03:00@2nd_Stain 日本では国家としての野生動物の個体数把握は基本的に行ってきていませんよね?研究目的でのモニタリングはやったとしても、全体把握するような追跡把握というのはないでしょうね。野犬との交雑個体が野犬と行動するのであればそれは野犬とみなせばよいことです。
2012-11-04 16:05:43