ヨウ素131の摂取シミュレーションの試作

ヨウ素131摂取による甲状腺等価線量と残留量変化をおおざっぱに把握するためのシミュレーションです。 甲状腺への残留量は、甲状腺集積率と体外排出率によって大きく左右されてしまいます。それらの数値は個人の体の状態で変わるので、標準的な人とリスキーな人の二つに分けてシミュレートしてみてください。 続きを読む
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酋長仮免厨 @kazooooya

@leaf_parsley 経口摂取の方が影響が大きいので防御的に考えるならいいですね。今回のシミュの一括摂取の場合、服用基準を引き下げるのはいいけど、ヨウ素剤を服用してもどれだけ抑制効果があるのか疑問に思う。13日目ってこんな感じ? http://t.co/7xLvpphI

2013-02-12 23:35:36
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リーフレイン @leaf_parsley

@kazooooya 標準的な被曝量をみたいなら、集積率30%というのは多分大きいですよ。 そうではなくて、リスキーな人をみたいならこれでいいと思います。

2013-02-12 23:40:55
酋長仮免厨 @kazooooya

@leaf_parsley 今回のシミュレーションで、ヨウ素摂取量が日ごとに増加してくパターンを考えると低濃度継続摂取しか考えられず、高濃度一括摂取の場合には安定ヨウ素剤は間に合わず、高濃度汚染状態の中で避難のための二次的な防護でしかないことが良く分かりました。

2013-02-12 23:48:54
リーフレイン @leaf_parsley

@kazooooya  今回みたいなのは仰る通りだと思います。一番有効なのは、作業者が予防的に使う時ですね、(計画的被ばく用)今からダストの中に入っていくとわかっているから、使いやすい。

2013-02-12 23:51:42
リーフレイン @leaf_parsley

@kazooooya  このシミュは、集積率の差がどのぐらい響くかをみるためなんですが、もう一つ、毎日数千㏃のミルクを飲んでるとどうなってくかもみれるんです。慢性摂取に値をいれて比べてみてください。事故後の食品管理がいかに大事か分かります。

2013-02-12 23:55:16
酋長仮免厨 @kazooooya

@leaf_parsley そうですね。日本は事故後、事故自体の影響もあったけど食品流通や摂取制限がかかって、ヨウ素に関しては初動対応としてはホントによくやってくれたと思うでし。

2013-02-12 23:59:32
リーフレイン @leaf_parsley

@kazooooya  はい、およそ食品からの摂取は、セシウム量とヨウ素量は連動するはずなので、9月のセシウム量からみて、ヨウ素の摂取だけが過大になるということは考えられません。吸入摂取分はこのスクリーニングでおおよそ把握可能と考えると、かなり防御してもらえたなあと思います。

2013-02-13 00:04:21

参考 

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まとめ 今これを読んで勉強しましょう-ウクライナからの報告 市民科学研究室 http://www.shiminkagaku.org/ の ウクライナ政府(緊急事態省)報告書『チェルノブイリ事故から25年 “Safety for the Future”』 http://archives.shiminkagaku.org/archives/csijnewsletter_010_ukuraine_01.pdf は読みましょう。 6308 pv 102 1 user 5
まとめ ウクライナとベラルーシの食品基準の変遷 1990年代のウクライナとベラルーシの食品制限の基準値がどのような経緯で変更されていったかを 今中先生の資料から抜粋引用しました。  以下のまとめの補足資料となります。 ベラルーシとウクライナ 食品制限の違いと人口動態 http://togetter.com/li/207124 36234 pv 1030 8 users 29
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