真柄直隆誕生秘話

さき @masakishibata

そうして正式に夫婦となった勘内とお秀。ことのほか夫婦仲は良く、二人の間には元気な双子の男の子が産まれる。男の子は十郎左衛門壱号・弐号と名付けられ、勘内とお秀の手によって大切に育てられた。やがて周囲の大人を圧倒するほどの体格に育った十郎左衛門たちに元服の儀式が執り行われる。

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その後、真柄一族の記録はパタリと途絶えた。もちろん勘内は心を入れ替え、戦場で華々しい槍働きを・・・したともしていないとも残されていない(ので、たぶんしていない)。

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この十郎左衛門壱号・弐号こそが後に姉川の戦場に散ったSENGOKU最強の武将、真柄直隆・直澄兄弟である。

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（何を書いているのか分からない）

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そうそう、姉川の戦いで真柄直隆と子・隆基が戦死したことで真柄氏の家系は途絶えたと思われずが、丹羽長秀が「真柄加介」という人物に所領安堵状を発行しているらしい。一族が丹羽家臣として残ったのか。

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で、直隆を討ち取ったとされる青木一重所用の刀『青木兼元(通称：真柄斬り)』は最近まで丹羽家が所有していたそうで、何かと縁のある丹羽と真柄。