小説の登場人物のように紹介してみる

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#とっておきの怪談をリプライで教えてくれたフォロワーさんを自分の世界観で小説の登場人物のように設定してみる

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冊(さく)【@saku_cakey】都市の中心部にある図書館に眠る本のうちの一冊。ロシア語で書かれているが自分ではロシア語を解さないため自己同一性を持たない。どうやらなにかの解説書であるということだけわかっている。いつか行間や余白に物語を書かれたい。どんな物語でもかまわない

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HA-712【@ha712jp】図書館員のうちのひとり。人類の夢を記録した書物たちの眠る書庫を担当。閲覧希望者が少ないため、もっぱら自分の書庫の本を読んですごす。気に入った夢を見た人物の生活を妄想し、妄想をひとに話してきかせるため、夢と現実の区別がつかなくなったと思われることも

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MT-847【@chikaiuchini】図書館員のうちのひとり。写本部署の役人。古い詩書を担当している。ただ書き写すだけの仕事に飽きて、最近では文字を装飾したり、文字を入れ替えて新しい詩をつくって記録したりしている。遊び心を持つことはよしとされていないが、そのぶんスリルがある

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AC-620【@ashco_62】写本部署の役人。図書館には属さず、地方の役所に出張して夢の聴取と記録を行う。特に少女らの魔法を使う夢を担当。夢を追ううちに、関係なく暮らしているように見える少女らの夢それぞれに緻密な連環があることに気づき、その全体像を探る機会をうかがっている。

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堕屋(だや)【@nanka_daya】どこから都市に来たのかわからない行商人。都市の管理下にいないため、番号を持たない。地下道にときどき現れ、都市の人間に堕落を与える。当局からにらまれており、図書館へ来ることを命じられたこともあったが、結局、指示された時間に堕屋は現れなかった

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真火炉(しんかろ)【@mmmmahiro88】図書館に置かれる書物用の焼却炉。いつからか意思を持ち、気に入った書物は燃やしながら記憶するようになった。燃える頁の文字をつなぎ、自ら詩を作ることもある。「仲良く」なった図書館員には、炎をうねらせて唇を形作り発話の真似事をして詩を伝える

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TY-493【@yoko44930】都市の地下生活者。義務教育の最後に行われる職業適正審査の際に脱走し、そのまま都市の管理から逃れて暮らしている。図書館の地下水路にときどき燃えかけの紙をつぎはぎしたようなものが流れてくるのを見つけ、収集している。いずれそれを利用した商売を始めたい

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X-00【@xen_00】図書館上空のゲージで生産途中だった小鳥。新種のため0番。職員のかばんに侵入し、勝手に地上に降りてきた。ゲージでの統制が完了していないため、言葉を武器として使うことができる。地下道にある「猫の集会所」に君臨し、小鳥でありながら猫たちを取り仕切っている

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HU-108【@eyphkair2】都市の住人。食器工房に勤務しつつ余暇を利用して図書館に通う。書物に描かれる物語と自分たちの生活とのずれに違和感を覚え、そこから都市の管理にも疑問を抱くようになった。写本にときおり「ミス」があることにも気づいて、その意味を探ろうとしている

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YSD48【@nariyuki_hanyu】アンドロイドアイドルグループ。全員でひとつの意識を共有していたが、分化が進んでいる。目くらましを得意とし、グループのうちの数人は原則人間と書物しか入れない図書館に頻繁に侵入している。多方面の膨大な知識を吸収し、その目的はこれから考える

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YK-828【@ayatoyuuki】図書館員。記録された夢の編纂を担当していたが、ある日地下で堕落を買って以来、無断欠勤を続けている。採録されながらも書物の内容として選ばれなかった夢たちを自分で本の形に仕上げ、管理の薄い地方の図書館に正式な夢の書物と偽って送る遊びに熱心

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y【@hayakyyy】小文字のyのうちのひとつ。yが特定の条件を満たした書き方をされた場合に「y」の意思が現れる。自分の仲間である文字を愛し、人間をその奴隷のように思っている。隣に書かれた文字を起こすことができるため、近所の文字たちと自分の美意識に敵うように文章を改竄することも

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AN-458【@ayane_y】図書館員。写本部署の幹部のひとり。役人たちの遊び心を知りながら見逃すなど、幹部でありながら都市の管理に従順でない。地下にもよく赴き各方面の「遊び」が大きくなるよう暗躍しており、遊びの結果生まれた統制されない文章・物語を密かに採集、編集している

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OM-293【@onemomonga】図書館員。派遣された先の図書館で傷ついた書物の修理を行うのが仕事。確かな腕は書物たちの信頼も得ているが、自分が喜びを得ているのは本を修理することからではなく傷ついた本に触れることからかもしれないという思いがあり、いつもどこかもやもやしている

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RA-137【@ray_xxx_river】都市の住人。義務教育中の学生。学校行事の図書館見学のときに迷子になり、焼却炉を見つけてその火の切れ端を持ち帰った。他に燃やすものがないため学生証や授業で配られたプリントを餌にして火の延命を行う。決まり事のかかれた紙を燃やすとせいせいする

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UD-777【@udon___a】都市の住人。義務教育中の学生。ということになっているが、それはプログラムのミスであり、実際にはこの番号の人間は存在しない。データのバグとして生まれ実態をもたないまま都市のあちこちに出没し、住人を驚かせている。身体を持つ方法を見つけたい

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亜離苦師(ありくし)【@AreXiAreXi】謎に包まれた技能集団。都市伝説的に人々に語られる。人間を苦しみから解放するために、あちこちに現れるとされる。殺し屋集団との見方もある。図書館に技能書を奪われたために技は不安定で、活動は正・負の二人一組で行われる。全体の構成人数は不明

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A-31【@morisaki_ao】都市の住人に飼われていた歌をうたう用の小鳥。教えられた節と言葉を巧みに組み合わせ何通りもの歌を生み出す。ある日窓を開けたまま外出した飼い主がそのまま失踪、A-31は都市を徘徊するようになる。飼い主失踪の真相を知りたい。亜離苦師の伝説が気になる

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幾楽(いくら)【@awadateki】旅の楽士。当局の許可を得て都市に入った。許されているのは地上での活動のみで、自分は地下道を行くことはできないが、都市の野良鳥たちを手なずけ地下の偵察をさせている。鳥たちが拾ってきた書物の燃えかすから文字を覚え、物語に興味を持つようになった

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KA-106【@lluviallover】都市の住人。義務教育中の学生。学校行事の図書館見学以来、図書館に通い詰めたくさんの物語を読む。借りた書物は地下道で読むようにしており、そこの野良鳥たちから複数の言語を学んでいる。旅の楽士に扮して都市の管理のそと、外国に行けないか考えている

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K-05【@kirito05】都市の住人に飼われている小鳥。美しい金色の羽を持つ。二日に数時間ほど外を飛び回る時間を与えられており、そのときに他の家の鳥や野良鳥たちと情報交換をするのが好き。見て楽しむ用の小鳥のためゲージではあまり言葉を習わなかったが、地上での交流で知識を増やした

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MY-122【@miya0122】元図書館員。ロシア語で書かれた書物の眠る書庫を担当していた。地方に出張に出てから消息が途絶えているが、書庫の整理は何者かによってきちんとされており、いまだに欠員が補充されない。交流のあった図書館員たちにときどき遠い町の景色を写したメールが届く

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Gc-25【@gratteciel25】地下道に暮らす野良猫。図書館勤務の猫にわけてもらった紙と鉛筆を使って地下道の地図を作っている。図書館への侵入経路や都市のそとへの抜け道もいくつか見つけており、いつかその発見を利用してなにかしてやろうと企んでいるが、いまは地図作りだけで手一杯

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NO-004【@udn_chu】地方に暮らす義務教育中の学生。図書館の本を無断で持ち出しては勝手に装丁を施して棚に戻す遊びに夢中。いつかは都市の中央図書館の書物でもその遊びをしたいけど地方の図書館と違って管理が厳しいだろうので、協力者を見つけたい。義務教育を終えたら都市に出る予定