「伊藤計劃以後」?のSFについて
マルドゥック・スクランブルが3冊合わせて16万部の売上を記録して冬の終わりが見えてきた2003年に北野勇作がハヤカワで何書いてたかって『北野勇作どうぶつ図鑑』。しかも全6巻。なんと亀の折り紙つき。
2013-07-22 14:16:22http://t.co/WSFmzze1o5 そんな用法してるの何人います?>「伊藤計劃以後」という語が意味を成すのは社会語りの際ではなく、冬の時代後マルドゥックで復活したはずがリアルフィクション戦略でまた死んだSF業界を伊藤・円城ダブル新人の二作が再生させた歴史的事実を
2013-07-22 16:56:07伊藤計劃以後という言葉を謳い文句にしてる商業的な物はおそらく書籍三冊と大森さんのゲンロンのイベントの4つだけだし、うち2冊のを出してる早川のはどういうつもりで使ってるかはSFマガジンである程度示されているのだからマイナスイオンと比較するの明らかに不適切だろ
2013-07-22 17:11:54@asagihara_s 早川はサイバーパンクだと思ったらSMだったとか、ファンタジーだと思っていたらSMが始まったりとか、前科けっこうあります。きっとSFって認識でSMやってる。
2013-07-22 17:36:36「リアル・フィクション路線が失敗で、その後に伊藤計劃の登場によって日本SFが復活した」という史観を持っている人を見たことが無いのだけど、ぼくの観測範囲が狭いから?
2013-07-22 17:37:41@korenkan 「進撃の巨人」をSFとしてカウントすると、現在日本SFは絶賛大復活中、という事になりませんか。だめですか。
2013-07-22 17:41:01@RANKA16 『進撃の巨人』とかはSFと呼んで問題ない作品だと思います。というか、アニメの世界ではコンスタントに優れたSF作品が出ていて人気を博していますよね……。(「SFレーベルから出ている小説」が90年代に苦戦していたのは間違いないと思いますが)。
2013-07-22 17:53:08@korenkan 小説でしか表現できないものはあるでしょうが、SFという枠で考えるとそれなりに大ヒットもあるので、「復活した」と言われると「そもそもそんなに死んでないよ」と思います。たぶん話の発端になってる人はSF「小説」が好きなんでしょうね。
2013-07-22 18:02:10@RANKA16 「そもそも死んでない」に強く同意します。個人的に、小説が売れてないなら、よその売れているメディア(ゲーム、アニメ、マンガ、ラノベなど)の要素を引っ張ってくればいいじゃん、と思いますね(リアル・フィクションがまさにそんな感じでしたが)。
2013-07-22 18:09:15Project I to h なので、個々人が好きに投影してこういう論争が起きるのも含めて伊藤計劃さんはプログラムを書いていたのだと解釈する立場にぼくは立っています。
2013-07-22 18:19:35SFそもそも死んでないとかリアルフィクション大成功とかいってる人はついぞ日本SF大賞に1作も送り込めなかった結果だとか文庫ゼロ年代SF傑作選のゴミっぷりとか伊藤円城のデビュー作を星新一回顧録が見事に蹴散らした28回SF大賞の模様をどーゆー目で見てたんすかねー?
2013-07-22 18:23:07最近の関心事は小説とゲームと海外マンガと動物。韓国の武侠ウェブトゥーンを紹介する場を探しています。株式会社トリスターと共同でストーリーモードの開発に協力した『鉄拳8』(BNE)が好評発売中です。 その他、詳細はHPにて。 連絡先:korenkan@gmail.com Amazonアソシエイトプログラムを使用しています。
あきらめよ、我が心、けだものの眠りを眠れ
基本的に間違えちゃいけないと思うのは、『伊藤計劃以後』なんて、伊藤計劃が現れて、わずかな作品を書いて死んでしまった後に書かれた後に書かれたSFなんて全部『伊藤計劃以後』だということだ。
2013-07-22 18:53:12そして、本気でSF書いている人だったら、結局どう書こうと『伊藤計劃』という存在に向き合わなきゃいけないということ。
2013-07-22 18:56:08