【シューニャリアーナ享受論】評価と機軸その③

評価が軸を持ち得るか。 手法と芯を通したとして,それはフラットと言えるのか。 その観点の違いを描き出してみる一日でした。
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難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

つまり、当享受者のなかで、「それ以前の要素」がある種の軋轢、コンフリクトを起こした場合に、東方が好きに思えない、という状況が発生している。これは作品自体が1つの統一された世界感を作るために徹底されている、と作者及び肯定的な享受者が享有していることから裏付けられる。

2013-09-27 22:08:06
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

つまり、「東方のXがつまらない」と言った場合、必ず個々の要素の理由に基づくものに限られてくる、という事です。 そして、それが向かなかった理由、というのもある程度検索可能であり、また、それは東方それ自体のフラットな欠点とは言えないわけです。

2013-09-27 22:09:07
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

で、あのまとめの紹介方法は、最終的にレインさんやコウさんに紹介するために行う批評及び作品紹介の準備として行う手法の説明であるため、 あそこから作品の点数づけを行う方向にはいかないと思う。

2013-09-27 22:10:39
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「どれがオススメされるか」で考えるときも、勿論全体を評価したうえで言うなら世界観に基づくべきとなる。しかし、その論理的知見とは裏腹に、そもそも東方がゲームジャンル及びシステムの構造としてSTGという手法を採用していて、プレイヤーもその享受形式を要求される前提を忘れてはならない。

2013-09-27 22:11:48
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

すると、どんなに世界観全体の面白さのなかでこれがオススメ、というのがあっても、ゲームレベルの観点から慣れるまでに時間がかかる、というような作品は、極力紹介の際ベストランクに持ってくるのは難しい、という判断になる筈だ。

2013-09-27 22:13:16
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

要は、初めてSTGとして東方に触れる人に紹介するなら、世界観全体でお勧めするのも悪くはないが、どちらかと言えばゲームレベルに重点して選んでやるべきだ、とそういう訳なのです。

2013-09-27 22:13:53
knm_mtym_2 @knm_mtym_2

多分自分は、『Hexagon』を基準にして、東方をはじめとする弾幕系STGをリズムゲームとして見ているんだろうな。

2013-09-27 22:23:39
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

こうであるがゆえにつまらない、ダサい、というのはいいけどそれがそのまま良し悪しの評価になってしまう。 基軸を立てて均等に評価すると言うが、基軸を立てることそのものが既に恣意的なのです。

2013-09-27 22:23:57
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ショーペンハウアーじゃないけれど、根拠の原理(充足根拠律、要は筋道)に従ってみる科学的な、歴史学的なモノの見方は客観的なようで、要は高山から俯瞰したのみの恣意的なモノであり、ただ「何であるか」をつきつめた純粋主観による評価の前には一切の精巧さを欠くと考えます。

2013-09-27 22:25:27
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

世の中作品も風景も人間の個性も何十万億とあるんだ、 基軸なんて立ててやってられるか!

2013-09-27 22:30:03
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

例外に次ぐ例外、差異のまた差異、その反覆。差異が差異を生み、さらに内部から破壊して脱走しつづける錯綜体の数々を前にして。

2013-09-27 22:31:03
knm_mtym_2 @knm_mtym_2

@L_O_Nihilum 「何であるか」を突き詰めた純粋主観とはいっても、その追求を行う個人によって、追求のベクトルは変化しますよね?そしてそれぞれの分岐した純粋主観が基軸を立てる事に繋がるわけで。それぞれがその基軸の純粋さを争っているのが現代では?

2013-09-27 22:34:39
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

歴史家の調べる歴史はデータの個々の参照をし、精細に調査をするが、その理解は客観と言う名の意思の集合、即ち主観の集合のデータに終始する。 自叙伝における歴史は、その個々の事象こそ事実と差異はあるものの、当人の主観が描く内容が忠実に描かれ、人相や世界諸相の本質が克明に現出する

2013-09-27 22:34:42
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@knm_mtym_2 ここで自分の見方を絶対化してないところがキモで、どうしても互いの間に違いは出てくるわけで。そしたらそこから「どうしてそう思ったのか」を互いに出し合っていくことを繰り返すことで、定点といわないまでも、ある程度の位置づけは出てきます。

2013-09-27 22:36:56
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

で、最終的に、それが作者と照応されて、自分たちの位置づけも解る。 最終的なのはこの点なのでは、とは思っている。 一番問題になるのは、その際、「作者不詳」だったり、「作者非在」である場合。

2013-09-27 22:38:07
knm_mtym_2 @knm_mtym_2

「○○はとどのつまりAである。」と「○○はとどのつまりBである。」というのは両立し得るんだよね。そこにあるのは切断面の違い。

2013-09-27 22:38:48
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

あとこんだけ東方推していながら、ちょっと期待外れかもしれないけど、 僕が評価してるのは飽く迄東方ではなく「ZUNの作品群」としてのそれであって、 つまり「上海アリス幻樂団」の創作への評価としての良し悪しに終着してて、 つまり 東方の良し悪しではそもそもなかったりして…w

2013-09-27 22:43:20
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

観るべきは痕跡で、痕跡を追うことで追いもしくは追い返された自分たちの痕跡も見えてくるわけだ。この痕跡を追っかける作業としての論が必要なわけだ。

2013-09-27 22:44:34
knm_mtym_2 @knm_mtym_2

@L_O_Nihilum そこが難しいところで、ある程度自分の視点を絶対化しないと、傍から見た時に強度というか、その評価軸そのものが見えてこないのも確かなんですよ。それが見えてこないと、他の評価軸とのコンフリクトも、すり合わせも出来ないと思います。

2013-09-27 22:44:51
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@knm_mtym_2 その「絶対化」と言うのは多分「芯をしっかりさせる」と言う事だと思います。たとえ基軸を設けないにしても、観る自分の信念ややり方にウソをつくのはいけないわけで、そのために、誰かの見方及びその手法に媚びたり、真似したりはしないと言う事で。

2013-09-27 22:47:21
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

『キミ、誰かを崇拝すると言う事は、自分の自由を失うと言う事なんだよ』 (日本アニメーション版ムーミンより、スナフキンの台詞) 誰かのやり方や見方に媚びると言う事は、自分の自由な見方を失うと言うことになるんだよ

2013-09-27 22:48:29
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

その人の考えを「参考に」するなら別でも、引っ張ってもらうだけで自分から引っ張って使いこなせないのでは、意味がない。

2013-09-27 22:48:57
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

一応だけど、自分のやり方を過信するのもダメです。それは自己の崇拝であり、他の場合における崇拝と変わらんです。 自分のやり方も同様に疑いをかけますよ。じゃなきゃ現象学だなんていい方しませんよ。

2013-09-27 22:51:40
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「こうじゃない、こうじゃない」を繰り返してるわけですから毎日ww そうやってるうちに「あ、これじゃなかったらこれはおかしくなる」が見えてきて、その末で評価で素直に言ってるダケなんでw

2013-09-27 22:53:48
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

よく「論理建てるの上手いでしょ」言われるけどそうでもないwww 寧ろ詭弁レベルにやばいwwww 「これはリンゴですか」と訊かれて 「いいえこれはバナナではありません」とは答えないよね そのくらいシンプルな論法っす

2013-09-27 22:54:52
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