校正者として働く・実際・その5
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2月の学校説明会では、全日制校正者養成専門コースを2011年12月に修了した方に、校正の現場で働く実際や就職活動についてお話をうかがいました。興味のある方のお役に立てばと思います。連投でつぶやきます。 3月も修了生インタビューあり!→http://t.co/SGfbWx3wQh
2014-02-21 12:07:27【校正者として働く・実際】ビジネス文書や社内報、月刊誌などを扱う校正プロダクションで、正社員として勤めている。主な担当はビジネス文書の校正。正社員は多くないが、外部の登録スタッフは100名ほど。そのうち定期的に仕事を依頼するのは20~30名。私も最初は登録スタッフとして働いていた
2014-02-21 12:08:51【校正者として働く・実際】社内のスタッフは、定期的に出てくるルーチンの仕事(月刊誌など)を担当する。社内で手が回らない突発の仕事(書籍など)は外部のスタッフにお願いすることが多い
2014-02-21 12:09:24【校正者として働く・実際】社長は以前、文芸書の出版社で校正をしていた方で、登録スタッフのころから親切にいろいろ教えてくれた。社長自らが営業をしていたときもあったが、いまはインターネット上に広告を載せていることもあり、新規の仕事が増えてきている
2014-02-21 12:09:51【校正者として働く・実際】一字一字の引き合わせではなく、素読みが多いので調べる作業が大変。ビジネス文書などは、ホームページを見て会社の情報を調べるなどの作業がある。ただ、ホームページ自体の間違いもあるので、できる限り2つ以上の資料で確認する
2014-02-21 12:10:26【校正者として働く・実際】根気強い性格のひとが校正者に向いている。傾向として2種類の校正者がいると思っていて、時間いっぱい丁寧に仕事をするひともいれば、スピード重視のひともいる。どちらが良いというのではなく、会社でバランスがとれていることが大事
2014-02-21 12:10:55【校正講座を受ける・実際】校正は未経験だったが本を読むのが好きで、間違いをよく見つけた。校正に興味を持ち、校正者になる方法を調べて、スクールを知った。独学は向いていないので、通信ではなく通学コースに入学。校正者養成専門コースで学び、校正が具体的にどういうものか知ることができた
2014-02-21 12:11:21【校正講座を受ける・実際】クラスメイトは大人しいひとが多く、最初は話さなかったが、少しずつ打ち解けてごはんを食べにいったり、一緒に勉強したりした。目的が同じなので、自然と会話が弾むようになった。いまでも集まって飲むことがあり、仕事の話など近況を報告し合っている
2014-02-21 12:11:47【校正者の就職・実際】校正者養成専門コースを修了後、スクールに寄せられた求人を含め、応募できる会社を探していろいろ受けた。いま勤めている会社はホームページを見て応募し、実技試験と面接に合格後、外部の登録スタッフとして働き始めた
2014-02-21 12:12:49【校正者の就職・実際】実技試験は引き合わせと素読みの2課題。ビジネス関係の仕事が多い会社なので、試験内容もビジネス文書だった。課題が自宅に送られてきて期日までに返送する形の試験だったので、自宅で集中して取り組むことができた。いろいろな会社を受けたが、ほとんどが実技試験を行っていた
2014-02-21 12:13:20説明会の修了生インタビューでは、修了生に対して、参加者のみなさんから質問が多く出ました。その質問のいくつかをご紹介!
2014-02-21 12:17:13【校正者として働く・実際】 Q校正者として大変だったこと A一般的にフリーだと、プロダクションやクライアントから細かく教えてもらえる機会はない。赤字のフィードバックもほとんどないので、自分の指摘が適切だったのかどうかと心配になることも。分からないことは自分から聞くことも必要
2014-02-21 12:18:32【校正者として働く・実際】 Q校正者として、校正以外の知識は必要か A編集やDTPなどの知識はあったらあったでいいが、校正そのものが奥深いので、まずは校正と向き合って深めていってもいいと思う。校正者として校正がしっかりできることが大切
2014-02-21 12:19:20【校正者として働く・実際】 Qフリーランスと社員の違いは? Aいまとは別のプロダクションに登録してフリーで働いた際に、前日に仕事の連絡が入り、その仕事終わりに次の日程が決まるということが多かった。1週間の仕事の予定が分からず不安だった。その点は会社員だと安定している
2014-02-21 12:20:05【校正者として働く・実際】 Qフリーだと在宅というイメージがあるが A在宅のほかに、出張校正といってクライアントの指定した場所に行くこともある。在宅希望でも、まずは出社して仕事をし、その会社のやり方を学ぶところから始めることが多い(プロダクションに登録して働く場合)
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