中村文則がデイヴィッド・グーディス賞を受賞するまでの軌跡
- Colorless_Ideas
- 19348
- 0
- 0
- 5
ブラム・ストーカー賞の最終候補作(5作品)が数分前に発表された。中村文則『悪と仮面のルール』は第一次候補作(10作品)には選ばれていたが残念ながら最終候補作には選ばれず。 http://t.co/TjbvcM90Z4
2014-02-24 03:05:23ブラム・ストーカー賞の長編部門、最終候補に残った作家はスティーヴン・キング、ジョー・ヒル、Sarah Pinborough&F・ポール・ウィルスン、クリストファー・ライス、Lisa Morton。 http://t.co/TjbvcM90Z4
2014-02-24 03:07:56@Colorless_Ideas 第一次候補から最終候補に絞り込む過程で落とされたのは中村文則『悪と仮面のルール』およびMichaelbrent Collings(2作)、John Harwood、Gord Rolloの作品。受賞作の発表は2014年5月10日。
2014-02-24 03:11:21@Colorless_Ideas ブラム・ストーカー賞の第一次候補作(10作)はこちらで確認できる→ http://t.co/gjDhlepHOA
2014-02-24 03:15:19【RT】B・ストーカー賞最終候補作発表されました http://t.co/ybWpy3dgtf S・キングとJ・ヒル親子同時ノミネート。邦訳はヒル『NOS4A2』 http://t.co/APtI0DerHF を先にお届けできそうです。小学館文庫、各500頁越え上下巻になる見通し
2014-02-24 22:59:35- ブラム・ストーカー賞長編賞の近年の主な受賞作はスティーヴン・キング『悪霊の島』(2008年度)、同『リーシーの物語』(2006年度)、デイヴィッド・マレル『廃墟ホテル』(2005年度)、ニール・ゲイマン『アメリカン・ゴッズ』(2001年度)など。
- ほかにスティーヴン・キング『ミザリー』『グリーンマイル』『骨の袋』、ロバート・R・マキャモン『スワン・ソング』『マイン』『少年時代』、トマス・ハリス『羊たちの沈黙』、ダン・シモンズ『殺戮のチェスゲーム』、トマス・F・モンテルオーニ『聖なる血』、ピーター・ストラウブ『スロート』『ミスターX』、ジョイス・キャロル・オーツ『生ける屍』などもブラム・ストーカー賞長編賞受賞作。
- ブラム・ストーカー賞長編賞の最終候補に翻訳作品が残ったことはない。(ほかの部門賞については未確認)
- ブラム・ストーカー賞長編賞の第一次候補作に翻訳作品が入った前例があるのかは未確認。
2014年2月、デイヴィッド・グーディス賞の受賞が決定!
NoirCon 2014 registration is now open. May exciting things are happening. Fuminori Nakamura is the David Goodis Award Winner!
2014-02-02 04:02:00Goodis on You: From The Gumshoe Site comes word that Fuminori Nakamura, the young, pseudonymous Japanese autho... http://t.co/DAyiHxYeNI
2014-02-03 23:41:02中村文則が米国のノワール小説の賞、「デイヴィッド・グーディス賞」の2014年の受賞者に決定。本年秋に開催される第4回ノワールコンで授与される。過去の受賞者は第1回から順にケン・ブルーウン、ジョージ・ペレケーノス、ローレンス・ブロック。 http://t.co/tckE4k4Bwz
2014-02-09 18:40:17デイヴィッド・グーディス(1917-1967)は米国フィラデルフィア生まれのミステリ作家、ノワール作家。そして「デイヴィッド・グーディス賞」は彼の精神を継承し、ノワール小説に貢献した作家に贈られる賞だそうだ。
2014-02-09 18:41:00デイヴィッド・グーディス賞は特定の作品ではなく、作家を対象とする賞。中村文則は現在英訳があるのは『掏摸(スリ)』と『悪と仮面のルール』の2作なので、この2作が評価されての受賞ということになる。ちなみに中村文則の作品では『去年の冬、きみと別れ』もすでに英訳出版が決まっているらしい。
2014-02-09 18:41:39デイヴィッド・グーディス賞の授与の舞台となる「ノワールコン」はノワール小説のファンが集うイベントで、米国フィラデルフィアで2008年から隔年で実施されている。今年が4回目の開催。ノワールコン公式サイトの「ノワールコンとは?」のページ→ http://t.co/A9Dt1wFh1p
2014-02-09 18:42:05ちなみに中村文則、向こうの書評では「ジャパニーズ・ノワールの新たな旗手」なんて書かれたりもしている。昨年には『掏摸(スリ)』がロサンゼルス・タイムズ文学賞のミステリ・スリラー部門の最終候補になった。そのときのTogetterまとめ→ http://t.co/y50EoIq2jX
2014-02-09 18:43:43東野圭吾は『容疑者Xの献身』がアメリカ図書館協会によって年間最優秀ミステリに選ばれたりしたけどこれは「賞」じゃないし、東野圭吾がエドガー賞とバリー賞、桐野夏生がエドガー賞にノミネートされたけどノミネートどまりだったので、日本の作家が米国のミステリ賞を受賞するのはこれがおそらく初。
2014-02-09 18:45:01- 中村文則のデイヴィッド・グーディス賞受賞については、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」に寄稿した「グーディス、密室、ボリウッド」でもまとめました。
中村さん、ノワールコンに行くのかな? もし行くようであれば専門誌は随行録を載せるべきではないか。というか一冊丸ごと中村文則特集でもいいぐらい。随行録がもし予算的に無理ならインタビューと全作解題はやろうよ。早川からも創元からも著書のない作家だけど。
2014-02-09 18:48:10中村文則のおかげでノワールコンとグーディス賞が話題になったどさくさに、前に書いたノワールコンの開催記念同人誌『アトミック・ノワール』の感想を再掲する。 http://t.co/QDvEGhAyeR
2014-02-12 22:51:29『去年の冬、きみと別れ』が本屋大賞にノミネートされている中村文則さんが、米国の文学賞「デイビッド・グーディス賞」を受賞しました。日本人初! http://t.co/HjYoiUaShy
2014-02-13 09:53:23