大事なのは、自分が語る相手が自分よりも若いことが多い点。そして、自分が教えてもらう相手(先生)は、ほぼ確実に自分よりも若い点。
2014-06-05 17:37:20若い人に伝えられず、若い人から学べないなら、かなりつまらない。と結城は思う。結城は、若い人にツッコミ入れられたり、若い人に教えてもらったりすること、すごく好き。ほぼ100%感謝です。
2014-06-05 17:39:35いまもときどき、私の本の間違いや改善点のメールをもらいます。基本的に結城は、もう、大感謝!ありがたいメールだと思っています。
2014-06-05 17:41:23はい、切り換えました。全然関係ないけど、結城はよく木曜日にイーモバイルの1GB制限(一日)に引っかかって低速度になるんですよ。なぜかなと思っていて、さっき原因わかった。Web連載直前にDropboxにバックアップとるんだけど、そのzipファイルが500MBあったぜ。
2014-06-05 17:44:57で、何の話だっけ。そうそう。若い人に学ぶ話。書籍のまちがいにせよ、Webのまちがいにせよ、最近のツイートの何かにせよ、結城はいろんな方(たいてい私より若い人)からのコメント・指摘・アドバイスをとても感謝しています。すべてにお返事できないし、もちろん中には変なメールも(略)ですが、
2014-06-05 17:46:54でも、基本的にほんとうに感謝しています。ネットで活動する上で、特にIT関連や理数系の何かで活動する上で「年齢が上だから偉い」という考えはあまり持っていません。というか、どちらかというと「年齢が若い方がファクトの点では正しい」ことが多い、というのが実感。
2014-06-05 17:48:49表現が拙いとか、言葉にできない要素を加味したら、それほど言い切れないということはありますけれど、基本的にITや理数系では「若い方がファクトをつかむのがうまい」と思っています。少し言い換えると「若い人の考えの方が未来に近い」ということです。それは、当然のことなのですが。
2014-06-05 17:50:24けれど結城は単純に若者賛美や、未来賞賛をしたいわけではないです。結城はプラクティカルなので「もし自分が学ぶとしたら、誰に学ぶか」と考えます。すると、IT系なら自分よりも若い人に学びたいなあ…と思うのです。
2014-06-05 17:51:50敬称としての「ハッカー」は、自分では名乗らないのが流儀である。という言葉は、E.レイモンドだったか、ポール・グレアムだったか。ともかく、本当の大人は、自分で自分をエライと証明する必要はないと思っています。自分で証明しようと心みた時点で、自分の小心さがバレるというか。
2014-06-05 17:54:47話がそれた。若者の話だった。若者は力と時間を持っています。それに比べて年寄りは力も時間も持っていない。若者の勝利に決まっています。でも、ちょっと待った。
2014-06-05 17:56:09年齢というのはそもそも戦いではない。若さと老いは戦うためにいるのではない。では何のためにいるのか。もちろんそんな深い問いに結城は答えられないけれど、大事なのは「懐の深さ」だと思うのです。
2014-06-05 17:57:47年寄りが若い人をねたんだり、重箱の隅をつつくようにねちねち嫌がらせしたり文句言ったりするのは醜くていやらしい。と結城は思う。懐深くないなあ、と思う。十何年、何十年も長く生きているなら、若者の若さも、若者の未熟さも、すべて飲み込んで、その先の可能性を見抜くのが年長者の仕事だと思う。
2014-06-05 17:59:54結城は若い人にエールを送るのが大好き。なぜなら、おもしろいから。そして、私(結城)が決して行けない未来に行くのが彼らだから。だからこそ、応援する。だからこそ、エールを送る。もし、自分に少しでも「知恵」があるなら、その知恵を若い人に渡したい。受け取るかどうかは相手の自由だけれど。
2014-06-05 18:02:01そう、そうだな。結城はそれがすごく好き。自分にできる最善のことを行い、自分が渡せる最善のものを渡す。相手に。あなたに。「はい、どうぞ!」と言って渡す。それで私(結城)の側の責任は果たした。渡したものを受け取るか、活用するか、捨てるか…それは受け取った側の自由。そういうの、大好き。
2014-06-05 18:03:40たとえばレビューを考えます。文章を書く人がいて、レビューアがいる。レビューアは文章を読んで「ここ、おかしくね?」ということを著者に伝える。伝えた時点でレビューアの責任は終わり。その指摘を受け取るか、捨て去るかは著者の自由(=責任)。そういうの、結城はすごく好き。
2014-06-05 18:05:30もしも、瑕疵(かし)を見つけて指摘しなかったなら、それはレビューアの責任。でも指摘したあとは著者(オーサ)の責任。受け取るのも、捨て去るのもオーサの判断。だからこそ、だからこそ、その判断のゆえに、表紙に著者の名前が書かれる。すべての栄誉もすべての非難も、著者が受け取るのです。
2014-06-05 18:07:17結城はそういうレベルの分業がすごく好き。著者は著者の責任を果たし、栄誉も非難も受け取る。そういう感覚がすごく好き。「大人」な感じがしませんか?
2014-06-05 18:08:32