再論・南相馬市旧大田村の平成25年度産米の基準値越え
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【福島県南相馬市の25年産米の基準値超過の発生要因調査について】農水省10/31公表:→maff.go.jp/j/kanbo/joho/s…
2014-10-31 22:03:02(↑引用は農水省ホームページの特設コーナーですが、実際のところこの日追加公開された情報のうち新しいのはダストサンプリングと降下物の測定値の追加分だけ。コメの基準値越え関連の「 「カリ肥料、吸収抑制資材施用による玄米中放射性セシウム吸収 抑制効果の検証(現地詳細試験)」※の結果」と題するファイルは、7月18日開催の南相馬市地域農業再生協議会の配布資料から南相馬市小高区の試験田の実験結果を抜き出してきたもので、新規データではありません)
(この日原子力規制委員会からも2013年8月の瓦礫撤去と放射性物質飛散の関連資料が公開され、NHKもニュースで報じました)
「資料43号機ガレキ撤去作業に伴う放射性物質の飛散量の評価について」第28回特定原子力施設監視・評価検討会/原子力規制委員会 nsr.go.jp/committee/yuus…
2014-11-01 07:39:55Reading:規制委「コメに影響考えにくい」 NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2014… (NHKが一番情報量が多かった)
2014-11-01 03:13:58「去年、東京電力福島第一原子力発電所で行われたがれきの撤去作業で放射性物質が飛散して20キロ余り離れた一部の水田を汚染したおそれが指摘されていた問題で、原子力規制委員会の更田豊志委員は31日の会合で、飛散した放射性物質の分析から「コメに影響を与えたとは考えにくい」と指摘しました」
2014-11-01 03:15:08「去年8月に福島第一原発3号機で行われたがれきの撤去を巡っては、専門家から放射性物質を含む粉じんが飛散し、20キロ余り離れた南相馬市の一部の水田を汚染したおそれが指摘されています」
2014-11-01 03:17:04「この問題を巡り、原子力規制委員会は31日開かれた会合で、原発の敷地内で観測された放射線量や空気中の粉じんのデータから、飛散した放射性物質の量は1100億ベクレルとする分析結果を公表しました。」(ピーク時20分間の放出量が4時間継続と想定した当初の推計値の1/10程度に相当)
2014-11-01 03:19:35(↑東京電力は2013年8月19日にダストサンプリングを全部で3回(9:50-10:10、11:10-11:30、16:09-16:29)行っており、放出量推定値を2014年7月23日にはピーク時に相当する1回目の20分間のダストサンプリング時の放出量が4時間持続したと想定して算出http://bit.ly/1tFJi6D していましたが、その後8月20日になって3回すべてのダストサンプリング結果にダストモニターの測定値や敷地境界のモニタリングポストNo.2の測定値の変動(http://bit.ly/1n8xIfP p.14)を考慮して当初の1/10-1/5に修正していました。今回は原子力規制委員会が東京電力のデータを使って改めて推計を行い、ほぼ対応する結果を得たわけです)
「東京電力によりますと、粉じんの直径は数マイクロメートルと比較的大きいということで、更田委員は、この程度の飛散量では影響は原発の敷地内にとどまり数キロ離れたところでは放射線が検出できないレベルになるという見通しを示しました」(MPの空間線量率上昇は北西約8kmの浪江町役場まで)
2014-11-01 03:22:34(粉塵の直径が数μmということは、筑波の国立環境研究所が2011年3月中に研究所の建物の屋上でダストサンプリングを行って検出した放射性セシウムを含む微粒子の直径2 μmより一回り大きいということです。国立環境研究所は2013年にこの微粒子の性質を英語論文 http://t.co/kO3g6JWRMc で報告しており、内容の解説はこのまとめの中ほどでご覧いただけます↓)
(モニタリングポストの空間線量率上昇が原発からどのくらいの距離まで認められたかの検証過程は、このまとめの後半でご覧いただけます↓)
「そのうえで「南相馬のコメにがれきの撤去作業が影響を与えたとは考えにくいというのが常識的だと思う」と述べ、川や地下水などの影響も考慮すべきだと指摘しました。」
2014-11-01 03:26:51(農水省bit.ly/1twxCVf と東京農大・後藤逸男教授bit.ly/1wQHZXf は2012年に比べて2013年はコメの測定値が上昇しており、原因として2013年8月の瓦礫撤去時の放射性物質飛散が考えられると主張しているが、(続く)
2014-11-01 03:44:34(続き)地元(南相馬市原町区旧太田村)では2013年9月には稲刈り直前の台風でイネの倒伏が観察されているbit.ly/1mlMaAz 。気象データをみると、2012年の台風は9月中旬の稲刈りシーズン終了後の下旬に襲来bit.ly/1wQJxjS )
2014-11-01 03:54:07NHKニュースbit.ly/1wQJXqF の引用再開「今回の分析結果には、粉じんの飛散範囲の予測や水田の汚染への影響は含まれていないため、原子力規制委員会はさらに分析を進めるかどうか検討しています。」
2014-11-01 03:56:21(↑放出量の推定値が出て粒子径の見当もついているのなら、2013年8月19日当日の気象データをもとに拡散シミュレーションを行い、イネや土壌の表面への沈着量を推定するところまでやってもらいたいものだと思います。その結果、2012年に見られなかった基準値越えのコメが2013年になってこの地図http://pic.twitter.com/6NXn594A2t のような位置に出現したことを説明できるほどの表面付着がこの時の飛散では起こっていないという結論が出れば、原因を別に探すことになります)
2013年の南相馬市ではコメだけでなく小麦の測定値も前年に比べて上がっていた
南相馬市小麦のCs137推移。玄米ほどではないが、やはり2013年の数値は上がっていた(2014年には大きく低下) pic.twitter.com/THnMS6wyrJ
2014-11-02 12:09:09@shanghai_ii 麦の花が咲く時期とイネの花が咲く時期って相当ずれてませんでしたっけ?2013年には8月以外にも、福島第一原発構内の作業が原因で敷地の外の空間線量率だったかダストサンプリング測定値だったかが動いていたことがあったと新聞が書いたのを見たような気もしましたが。
2014-11-02 15:49:10