屋代聡さんのツイートでまとめたブック・ガイドVol.1

折にふれ、初学者向けから専門書まで紹介されている屋代聡さん(@yashirosatoru)さんのツイートから書籍の紹介部分を抜き出してまとめてみました。会話の一部を使ったところもあるので、前後のつながりが不自然な部分のありますが、ご容赦の程を…。 版元さんの紹介ページ(一部アマゾン)のリンクを追記しました。 また、国立情報学研究所の情報サービス“Webcat Plus”で検索した著者のプロフィールページのリンクも付け加えました。リンク先ページ内の“この人物の本を検索”というボタンを押すと他の著作の検索結果が表示されます。
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アラン・コルバン(1936~:フランス史)
他に
『記録を残さなかった男の歴史――ある木靴職人の世界 1798-1876』藤原書店
『レジャーの誕生』藤原書店
『感性の歴史学――社会史の方法と未来』御茶の水書房
『風景と人間』藤原書店
『空と海』藤原書店
『快楽の歴史』藤原書店
共著
『感性の歴史』藤原書店
など。
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J-J・クルティーヌ(1946~)
Webcat Plus
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ジョルジュ・ヴィガレロ(1941~)
他に
『美人の歴史』藤原書店
『強姦の歴史』作品社
など。
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まとめ 【感動の消費について】 屋代聡さんの連ツイです。 15593 pv 340 19 users 58
屋代 聡 @yashirosatoru

オルテガ『大衆の反逆』は1930年に出された書物ですが、政治学、社会学、メディア研究や近現代史を考える際には必読の文献です。そうでなくとも我われが生きる大衆社会の特質を考えるとき、大きな示唆を与えてくれます。

2014-04-01 14:21:54
屋代 聡 @yashirosatoru

ただ僕自身、読んだのはずいぶん前なので、細かい点が違っていたらごめんなさい。また内容をつらつら書くのも何なので、歴史的な話もちょっと織り交ぜて、皆さんが今夕、本屋に行きたくなるように、呟いておきますね(できるかな)。

2014-04-01 14:20:57
リンク www.chikumashobo.co.jp 筑摩書房 大衆の反逆 / オルテガ・イ・ガセット 著, 神吉 敬三 著 筑摩書房のウェブサイト。新刊案内、書籍検索、各種の連載エッセイ、主催イベントや文学賞の案内。

オルテガ・イ・ガセット(1883-1955)
他に
『個人と社会』白水社
『ドン・キホーテをめぐる思索』 未來社
『ヴィルヘルム・ディルタイと生の理念』 未來社
『ガリレオをめぐって』法政大学出版局
『哲学の起源』 佐々木孝訳、法政大学出版局
『ライプニッツ哲学序説』法政大学出版局
『狩猟の哲学』吉夏社
『オルテガ著作集』(全8巻)白水社
など。
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屋代 聡 @yashirosatoru

【オルテガの『大衆の反逆』を読んでみよう。】 togetter.com/li/649853@miyomi34 さんによるおまとめ) 今日のお昼に小一時間、呟いたものです。調べ直してから言えば良かったかな^^;まぁちょっと変わった読書案内として、お読みくだされば幸いです。

2014-04-01 19:28:28
まとめ オルテガの『大衆の反逆』を読んでみよう。 屋代 聡(yasirosatoru)さんが ホセ オルテガの『大衆の反逆』について分かりやすく解説して下さっていたのでまとめました。 51299 pv 289 23 users 363
屋代 聡 @yashirosatoru

重田 園江『ミシェル・フーコー: 近代を裏から読む』ちくま新書、2011年。 フーコーの思想は難解ですが『監獄の誕生』は比較的わかりやすいと思います。この本はその『監獄の誕生』を題材にして、近代における規律化、知、権力、生などに関するフーコーの思想に切り込み、紹介するもの。

2014-09-22 17:31:44
リンク www.chikumashobo.co.jp 筑摩書房 ミシェル・フーコー ─近代を裏から読む / 重田 園江 著 筑摩書房のウェブサイト。新刊案内、書籍検索、各種の連載エッセイ、主催イベントや文学賞の案内。

重田 園江(1968~:現代思想・政治思想史・社会思想史)
他に
『フーコーの穴――統計学と統治の現在』木鐸社
『連帯の哲学Ⅰ――フランス社会連帯主義』勁草書房
『ミシェル・フーコー――近代を裏から読む』ちくま新書
『社会契約論――ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』ちくま新書
など。
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リンク www.shinchosha.co.jp ミシェル・フーコー 田村俶『監獄の誕生―監視と処罰 ―』|新潮社 今日の監獄は、いかなる歴史的・社会的背景のなかに生れ、変遷をとげてきたか。国家権力の集中機構としての監獄を考古学的手法に捉え、その本質と特長を摘出する。

ミシェル・フーコー (1926~1984)
他に
『狂気の歴史』新潮社
『臨床医学の誕生』みすず書房
『言葉と物』新潮社
『知の考古学』河出文庫
『知への意志 性の歴史1』新潮社
『快楽の活用 性の歴史2』新潮社
『自己への配慮 性の歴史3』新潮社
など。
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屋代 聡 @yashirosatoru

どうして国民国家という「想像の共同体」に自らを重ね合わせ、中国や韓国や北朝鮮を蔑視してしまうのか。なぜ、あなたのそのような感情は20世紀に登場したのか。 自らを相対化して上記の疑問を持ちさえしない、答えようとも思わないなら、近代史について語る力量をまだもってないよ。

2014-03-31 18:57:06
リンク hayama-pub.net 書籍工房早山 | 出版社 - 定本 想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行 [ISBN978-4-904701-08-9 C0020] - 2,100円 : Zen Cart [日本語版] :, The Art of E-commerce Zen Cart [日本語版] : 定本 想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行 [ISBN978-4-904701-08-9 C0020] - ナショナリズム研究の新古典。増補版に書き下し新稿「旅と交通」を加えた決定版。アンダーソンのゼミで原著執筆時共に研究議論を重ねた最適訳者による翻訳。なお、本書は、2008年9月23日付『毎日新聞』朝刊読書面にて「ちょうど10年ごとに同じ編集者の手を経ながら、それぞれ別の版元から出た点にも運命的な面白さを感じます(一)。」と温かい言及を頂いています。 社会科学の冒

ベネディクト・アンダーソン (1936~:政治学・アジア研究)
他に
『比較の亡霊――ナショナリズム・東南アジア・世界』作品社
『三つの旗のもとに――アナーキズムと反植民地主義的想像力』NTT出版
『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』光文社新書]
『ヤシガラ椀の外へ』NTT出版
など。
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屋代 聡 @yashirosatoru

”僕は戦後の国民意識について学んでいます。ダワーの『敗北を抱きしめて』を読みました”

2014-10-25 17:14:11

ジョン・ダワー (1938~:日本近代史)
他に
『容赦なき戦争――太平洋戦争における人種差別』平凡社ライブラリー
『昭和――戦争と平和の日本』みすず書房
『忘却のしかた、記憶のしかた――日本・アメリカ・戦争』岩波書店
など。
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屋代 聡 @yashirosatoru

ダワーの横にアンダーソン『想像の共同体』。ナショナリズムを語るさいの基本中の基本文献。ネトウヨに遭遇したら、「想像の共同体」を知っているか尋ねてみてください。知らない相手と議論は無駄です。この本を差しだして、コーヒーブレイクしましょう。pic.twitter.com/uqAd8Rkuig

2014-06-07 09:51:59
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屋代 聡 @yashirosatoru

まだ国民国家について1冊も読んでいないのなら、西川長夫『国民国家論の射程』、谷川稔『国民国家とナショナリズム』、歴史学研究会編『国民国家を問う』。この3つが古典的で、また読みやすいですよ。これ読んできたら、バカ扱いされない。きっといい議論ができるよ。 @neon_shuffle

2014-03-10 16:47:12
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