フトマニ 2014.12月 本覚で迂回していても始まらない。
- sunamajiri
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日本人は虚無と格闘せずして自ら命を絶つことを伝統としてきたのではないか。どうだろう。例外として神谷美恵子の『生きがいについて』などが思い浮かぶが、最終的に読者は神谷美恵子自身の文体の持つ情緒に安堵してしまうのではないか。
2014-12-02 01:33:07なるほど、虚無的ではなく、虚無と格闘しないから命を断つのか。そういえば虚無と格闘してる時は死なない(ねない)のかもね。@estei_st 日本人は虚無と格闘せずして自ら命を絶つことを伝統としてきたのではないか。どうだろう。例外として神谷美恵子の『生きがいについて』などが思い浮かぶ
2014-12-02 01:37:29それは虚無と格闘してるんだなwww(^-^)/ @estei_st いや、直前のツイートです。液晶画面を破壊するわけにもいかず。
2014-12-02 01:37:54やはり世界の根源への問いと格闘してきた文化圏との違いでしょうか。キリスト教には「魂の暗夜」という概念もありますね。@sunamajiri 虚無的ではなく、虚無と格闘しないから命を断つのか。
2014-12-02 01:41:33そうですね。たとえば、自死の美学とか三島はいうわけですが、他者がなければ自死は成立しない。このテーゼを見る限り、彼らは西欧という他者で自殺しますね。@estei_st やはり世界の根源への問いと格闘してきた文化圏との違いでしょうか。
2014-12-02 01:50:01なぜか虚無が日本ではそういった自己顕示欲のように自覚されるようですね、私から見ると他者承認ではないが、周りを意識しすぎて、虚無にすら没頭できない、と見えるんですけどね。(^-^)/ @estei_st いや、イヤラシイ自己顕示欲と、ですね。
2014-12-02 02:05:22そういえば新刊の『ハイデガー読本』facebook.com/kaoru.ohmoto/p… のハイデガー中期に『ニーチェとユンガー』という論考がありますね。まだ読んでませんが、ハイデガーで虚無を乗り越える話かな。@estei_st pic.twitter.com/NIEr8Uvwq1
2014-12-02 02:14:20全集各巻の概要を載せているんでしたか。面白そうなのでそのうち図書館で立ち読みしてきます。@sunamajiri 新刊の『ハイデガー読本』
2014-12-02 02:15:02そうそう、斎藤元基さんのハイデガー全集、全ガイドが巻末付録、目配りが行き届いている印象でした。(^-^)/ twitter.com/sunamajiri/sta… @estei_st
2014-12-02 02:16:53全集をインテクストに研究しまくるハイデガリアンとは違い、われわれ部外者にとって、こういうガイド本は欠かせない。斎藤元基氏らの監修によるハイデガー全集全ガイドも、われわれ非専門家には、うってつけの俯瞰図だ。 pic.twitter.com/RK3P8DIG5y
2014-11-30 23:51:06ただ最近思うに、ハイデガーやニーチェは社会や文明がニヒリズムと対峙するあり方を描写しているとは思うのですが、個人が対峙する際の指針にはならないような気がしてきているんですね。そこでジェイムズに立ち返ろうかと。@sunamajiri
2014-12-02 02:19:01そうですね、単なる存在者(モノ)でない現存在にしても、人間にしても、結局、手許に対象化した理解、つまり一般化している点を拭えず、だからヘブルと言えないという気がしますからね。そのあたりぜひお聞かせを。@estei_st 個人が対峙する際の指針にはならないような気がしてきている
2014-12-02 02:23:46とにかく、当然私ですらハイデガーなんて、と忘却の彼方だったように、現代思想の妙な喧騒が続いていましたからね。その間に研究者は地道に発見を繰り返していたということでしょう。@estei_st 今までなかったのが不思議な位ですね。従来のハイデガー像が一新されるかもしれないですね。
2014-12-02 02:25:34ジェイムズの前出著作をひもとくと、まさに自分の持つ観念的痛苦の姿が類型化されていて驚くわけです。@sunamajiri そのあたりぜひお聞かせを
2014-12-02 02:32:53私は作品論より作家論の人で、全集の系譜学をやりたがる人なのだが、斎藤元基さんのハイデガー全集の精細な読みは、新世代を感じますね。博論も先日のシンポも読本所収も前期ですが、系譜的には後期から脱構築的に読めている。私でもついていけるのはおそらくそのため。たとえば~@estei_st
2014-12-02 02:34:45たとえば、森村修twitter.com/sunamajiri/sta… が柄谷行人のフッサール批判の破綻を指摘していたんですが、斎藤元基さんの前期ハイデガー論twitter.com/sunamajiri/sta… で、そういうことかと気づかせる威力が有ります。@estei_st
2014-12-02 02:37:46この前書庫から発掘したのだが、やっと自炊できた。(^-^)/ 森村修 『理性の運命 柄谷行人の「超越論的批判」と超越論的現象学』evernote.com/shard/s157/sh/… pic.twitter.com/19iuqpFc1Q
2014-09-20 22:06:35ハイデガー読本所収、斎藤元基氏の『カントの現象学的解釈 超越論的時間地平の発見』拝読した。構想力から統覚は、現存する最大の迷いで、曖昧化された時間によって様々な弊害を産んだが、『カント書』で綺麗に時間に収斂する軌跡を、いつもながら手際よく分からせてくれた。
2014-12-01 10:52:00柄谷行人といえば、みなさん単独者で回避するんですよね。それがハイデガーにはないんでしょうか、柄谷を迂回するのはよいが、ハイデガーを迂回するのは危険だ、というのを斎藤さんの精細な全集読みは、教えてくれますね。@estei_st
2014-12-02 02:39:10もうひとついえば、『存在と時間』での「現存在」も、個としての人間と人間一般としての視点が混在しているように見受けられますからね。@sunamajiri
2014-12-02 02:39:14ありますね。斎藤元基氏によると、前期はニコマコス倫理学で、カントを換言しきるということに尽きるそうですが、カントのいわば迷いによって、いわば曖昧化された時間を画定するわけですが、人間は人間一般に換言されますね。柄谷の単独者も似てるな。迷いですな。@estei_st
2014-12-02 02:44:47む、柄谷さんのフッサール批判と単独者について自分は知らないので現時点で何ともコメントできませんが、ハイデガーはギリシャ哲学つまり西洋文明の根源をすべて背負ってしまった人なので、重みは違いますね。@sunamajiri
2014-12-02 02:54:51ハイデガーを読むことで西洋哲学をある程度俯瞰することが出来る程でしょうから。実はそういう読み方をしてみたいのですが。@sunamajiri
2014-12-02 02:56:04柄谷をお読みにならないのは知っています、私は主に、テクストの迂回だとか、主題の回避だとか、そういうのがテーマなんで、それ自体が考察対象みたいになっちゃうだけなんです。その点で(私には)ザラデルおもしろいよ。facebook.com/kaoru.ohmoto/p… @estei_st
2014-12-02 02:59:55おやすみなさい、食事はしっかりとお摂り下さい(笑)お暇な時にでも柄谷氏のフッサール批判と単独者について簡単に解説して下さると助かります(おそらく自分の問題意識の圏外でしょうが)。「ググって」みたが良く分からなかったのです。@sunamajiri
2014-12-02 03:06:20私もそれが思考途上(たぶん柄谷さん含めみんな)なんで、たぶん語りながら、何かが見えてくるかもといった程度ですが。(^-^)/ @estei_st お暇な時にでも柄谷氏のフッサール批判と単独者について簡単に解説して下さると助かります(おそらく自分の問題意識の圏外でしょうが)
2014-12-02 03:10:00