カルメン・マキさんとの会話（最終）〜オリジナル歌手へのカバー録音の了解やサンプル盤送付はどの範囲まで必要なのか？

カルメン・マキ @carmen__maki

音楽家が他人の曲をカバーする時には普通、相手の了解を得るものです。外国曲や面識のない相手なら所属事務所や組織、個人マネージャー、親しい者同士でも相手の承諾を得るのがルールです。

カルメン・マキ @carmen__maki

@kentarotakahash 一点だけ。「THE MAN I LOVE」はガーシュイン兄弟がミュージカルの為に書いた曲であり特定の歌手に書いたものではありません。前後の文脈から当てはまらないものと思われます。⇒

カルメン・マキ @carmen__maki

@kentarotakahash 「ノイジー・ベイビー」はだいぶ前に（本件騒動の直後位かな？）私がツイしたように、私が当時ロックに傾倒していたこともあり、CBSSONNYがクニさんに相談して私を想定して書かれたものと認識しています。クニ河内氏に訊いてみるのが一番正確だと思います。

kentarotakahashi @kentarotakahash

そうですね、出版されてから、長い間、録音されませんでした。QT @carmen__maki @kentarotakahash 一点だけ。「THE MAN I LOVE」はガーシュイン兄弟がミュージカルの為に書いた曲であり特定の歌手に書いたものではありません。

kentarotakahashi @kentarotakahash

なるほど。QT @carmen__maki @kentarotakahash 「ノイジー・ベイビー」はだいぶ前に（本件騒動の直後位かな？）私がツイしたように、私が当時ロックに傾倒していたこともあり、CBSSONNYがクニさんに相談して私を想定して書かれたものと認識しています。

kentarotakahashi @kentarotakahash

マキさん、かなり本質的な話になると思いますので、もう少し、お聞きしていいですか？ 「THE MAN I LOVE」は特定の歌手のために書かれた曲ではありません。とはいえ、最初に録音した歌手、世の中に広めた歌手はいる訳ですが、その場合は…（続く） @carmen__maki

kentarotakahashi @kentarotakahash

初出のレコーディング歌手にカバー録音の了解を取ったり、完成後にサンプル盤を送ったりする必要はない、とお考えなのでしょうか？ つまり、マキさんの主張されてきた業界のルールあるいは最低限の礼節というのは、作家が特定の歌手のために書いた曲に限るのでしょうか？ @carmen__maki

kentarotakahashi @kentarotakahash

カルメン・マキさんが言い続けてきた「業界のルール or 最低限の礼節」が「作家が特定の歌手のために書いた曲」にのみ当てはまるもので、それ以外には当てはまらないなら、随分と話は違ってくるよね。この点、マキさんから返事はあるだろうか。 twitter.com/carmen__maki/s…

カルメン・マキ @carmen__maki

大昔に書かれた曲で（初出の歌手も含め）後世に歌い演奏繋がれている楽曲は星の数ほどあるのは言うまでもなく。しかし、その先人達がすでに他界してしまっているのだから挨拶などできようはずもないのは、これもまた言うまでもなく⇒@kentarotakahash

カルメン・マキ @carmen__maki

@kentarotakahash しかし著作者の著作権が現存しているのなら手続きは必要なのは言うまでもなく。歌手については「この人の為に書かれた」というのは見極めが難しいでしょうし稀なケースでしょうから法的な手続きまでは私にはわかりません。ただ歌手当人がそれを主張するなら⇒

カルメン・マキ @carmen__maki

@kentarotakahash 無視はできないでしょうね。それも外国曲ならなおさら。今件で外国曲のカバーはどうなのだ、と比較されている方も多いようですが、勿論、著作権は発生するのは、これも言うまでもなく。その場合の対応については以前のツイートに書いています⇒

kentarotakahashi @kentarotakahash

ありがとうございます。マキさん、でも、私の質問は「業界のルールあるいは最低限の礼節というのは、作家が特定の歌手のために書いた曲に限るのでしょうか？」でした。「THE MAN I LOVE」は特定の歌手のために書かれた曲ではないと… twitter.com/carmen__maki/s…

kentarotakahashi @kentarotakahash

…マキさんが仰られたので。故人かどうか、というのは、また別のフレームに思われますし、となると、また質問が増えてしまいます。作詞作曲家やオリジナルの歌手が故人の場合は、遺族にカバーの了解を取り、完成後サンプル盤を送る必要はない、とお考えなのでしょうか？ @carmen__maki

カルメン・マキ @carmen__maki

つまり現実的に本人達にコンタクトできない場合がほとんどなので然るべき手段を通じて法的な手続きをする事が、あなたの嫌いなこの業界のルールとも言える礼儀というわけです。ただ、今件の場合をこうしたケースと同列にするのは極端過ぎる@kentarotakahash

kentarotakahashi @kentarotakahash

法的なことではなく、マキさんのお考えを知りたいです。カバーをする際のリスペクトや礼節ということを唱えるマキさんが、実際にカバーする側に立った場合、どのようにするのかは重要な参照例になると思います。だから、基準を知りたいのです。 twitter.com/carmen__maki/s…

カルメン・マキ @carmen__maki

同じ国に住むアーティスト（そのスタッフ含め）ならどうとでもコンタクトや対応ができるのだから世の中に幾多とある外国曲のカバーと比較する事自体おかしい。但し、法的な手続きや権利関係については国外共にケースバイケース@kentarotakahash

kentarotakahashi @kentarotakahash

それと、「THE MAN I LOVE」については、マキさんはガーシュウィンのオリジナル・スコア通りには歌われていないですよね。イントロのヴァースは省略されている。1928年のソフィー・タッカーのヴァージョンにはそれがありますし… @carmen__maki

kentarotakahashi @kentarotakahash

…後年のジャズ歌手でも、サラ・ヴォーンなどはイントロのヴァースからきちんと歌っています。が、エラ・フィッツジェラルドなどは省略して、コーラスから歌い始めています。マキさんの場合は、ここは作詞作曲家の同一性保持権にに対して、何か処理をされたでしょうか？ @carmen__maki

カルメン・マキ @carmen__maki

ジャズの歌にはヴァースが入っているものが多いですが（ミュージカル用に作られたものが多いということもあり、いわゆる「さわり」ですね）普通に歌手が歌う時には圧倒的にヴァースなし、ですね。@kentarotakahash

kentarotakahashi @kentarotakahash

そうですね。が、サラ・ヴォーンのように、オリジナルに忠実に歌った人もいます。マキさんの場合は、「普通に歌手が歌う時には圧倒的にヴァースなし」だから、先例に従って、特に許諾は得ることなく、ヴァースなしで歌ったということですね。 twitter.com/carmen__maki/s…

カルメン・マキ @carmen__maki

@kentarotakahash 例えば私がカバーする側になった時も同様。外国曲について言えば著作者には承諾を得ていることは当然としても、直接本人達（作者、歌手）には会えないので、せめてステージで歌う時にはその曲の説明などして敬意を示すようにしています。

kentarotakahashi @kentarotakahash

すみません、外国曲のカバーは別、というのは、また違うフレームワークになるかと思います。「THE MAN I LOVE」の場合は、特定の歌手のために書かれたものではない、オリジナル歌手は故人、そして、外国曲であるので… twitter.com/carmen__maki/s…