- Eric_Ridel
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1)そうえいば、尖閣ビデオ公開の海上保安官、すべて私の予想通り。逮捕も起訴もできない。当たり前だ。世論を気にしたのではなく、これを国家公務員法で起訴しても絶対に公判は維持できない。また無罪になる。
2010-12-30 05:05:195)公務員といえども、外部に向かって「表現」「表明」する自由/権利はある。例えば、公務員が記者の取材を受けることを違法としたり、ブログを書くことを違法として「処罰」することができるだろうか?憲法上の権利に抵触する。
2010-12-30 05:09:517)ライブドア株主訴訟のときに、裁判所は「検察官が記者に情報を漏らして新聞に出たときから株価下落の起点と計算する」と認定した。つまり検察官の記者への夜回り取材は公的に存在を認められているのだ。検察が否定できるわけがない。
2010-12-30 05:12:268)そんなダダ漏れ状態の検察が、今回の海上保安官を起訴できるわけないですがな。笑 起訴したら、夜回りに答えた公務員は全員逮捕。取材の妨害で違憲訴訟になるかも。あるいは公務員の人権侵害じゃないかな。
2010-12-30 05:13:519)それにしても、あのとき「動機は肯定できるが、国家公務員の守秘義務に違反したのだから、逮捕せよ」「決まりは決まりだ」「悪法も法なり」とかツイッターで元気よく叫んでいた「きまり原理主義者」たちは、どうして沈黙しているの?なぜ「検察の横暴だ」と叫ばないの?笑
2010-12-30 05:15:5210)知らんぷりしちゃだめですよ。トゲッターにあなたのツイートは残っていますよ。こわいですね。インターネットは。匿名でやっていた人はさっさとアカウント変えた方がいいかもね。みっともない。がんばってください!!
2010-12-30 05:17:1511)あのとき、海上保安官を事情聴取して、逮捕する気ならその日の夜に逮捕しています。2夜経っても逮捕できなかったんだから、逮捕はもうできないに決まっている。それはふだんから捜査の動きを見ている人はみんなわかっていたはずだ。
2010-12-30 05:19:1812)だから、記者たちや捜査関係者はみんな「こりゃ無理だな」「なんか難しそうだ」と「いつもとは違う雰囲気」を感じていたはず。あの晩に方向はもう決まっていたのだ。結局、しらない人だけがエキサイトしてネットに恥を記録していった。これも気の毒だ。
2010-12-30 05:20:4513)補足。もちろん、記者に捜査機密を漏らしまくっている事実を裁判所に認定されている検察が主体だから起訴できない、ということだけじゃない。これは「公に向かって自分の考えを表明する権利」にかかわるセンシティブな法律問題だからこういう結果になった。
2010-12-30 05:28:4514)性善説=検察は国民の憲法的権利に配慮した。 性悪説=自分も機密漏らしまくりだから検察は起訴できない。中間説=公判が維持できない。無罪を食らう勝負はできない。特に大阪特捜事件の直後だし。
2010-12-30 05:30:21みんな「インターネットは発言の記録が残る」ということにもっと敏感になってもいいんじゃないかな。けっこうこわいぞ。みなさん過去にいかにピント外れなことを言ったか、今回の尖閣ビデオ事件のおかげで記録してしまったぞい。笑 まあネットは訂正するのも簡単だけど。せんね。みんな。笑
2010-12-30 05:32:41Review= 他とは違う考え方、価値観を提示する。(re=ふたつの、ふたつめの / view= ものの見方、考え方) 「レビュー」って日本語は原義から外れているからね!!
2010-12-30 05:37:48だけど「あ、まちがった」と思ったら訂正したほうがいいです。ネット発言など後から訂正すりゃいい程度のものだから。やらないと「過去の発言と矛盾している」と言い出す。まあ言われた時点で「訂正します」と言ってもいいけど。笑
2010-12-30 17:13:24尖閣ビデオ事件で「国家公務員法違反だ」「守秘義務違反だ」と叫んでいた人って、素人くさい。現実には、公務員の「業務上知り得た情報」とその人の人格/思想/意見の表明は不可分で境界が明確ではない。むしろ9割はなだらかなグラデーションゾーンなのだ。
2010-12-30 17:22:24そこに「白黒二色が明確な境界線で区別されていて、踏み越えたら公務員法違反」と考えるのは、法律の運用論ではなく「きまり」素人だ。
2010-12-30 17:23:37