#実態的コーヒー文化史 関連まとめ
@y_tambe いやあ、ナポレオンとWW1がそれぞれコーヒー文化をメチャクチャ動かしてますね……1820sフランス(レミゼ時代)と1920sアメリカ(もちろんジャズエイジというのもありますし)すごいですね……
2015-08-18 18:08:04@y_tambe あ、このツイートは19世紀末、ということで良かったでしょうかtwitter.com/y_tambe/status…
2015-08-18 18:10:01@tricken また20世紀末には耐熱ガラスが発明され、それを使ったコーヒーサイフォンがアメリカで発売されたのもこの頃。ティー&コーヒージャーナルに「色々な淹れ方を試した中でドリップが最良だった」という記事が載ったのもこの頃。それが1920-30年代日本に導入されてる
2015-08-18 18:04:54@tricken あと大きなブームは1870-80年代ですね。ヨーロッパでは1820-30sは中産階級の飲み物だったコーヒーが「諸国民の春」以降、大衆にも広まった&アメリカでは南北戦争時に北軍の兵士が飲んでて、終戦後に故郷に戻っても飲みつづけた、のが原因と言われてる。
2015-08-18 18:11:34今回いただいてる新規情報は、東漸篇とは微妙にわかれるので、既存のまとめに入れるべきかは、なやましいなあ。 もちろん、「実態としての日本のコーヒー文化」にとっては超重要な話が山盛りではあるのだけど。#珈琲咖啡探索隊
2015-08-18 18:11:45コーヒー文化史まとめは、「言説篇」と「実態文化篇」でわけたほうがいいと思ってる。ハッシュタグ #珈琲咖啡探索隊 は、コーヒー好き含めて「言説」を掘ってる場合が多く、実態文化を掘ってる時とややモードが違うので、文化実態の方の謎(焙煎法、抽出法、器具発明、カフェ文化)は分科したい。
2015-08-18 18:14:58@tricken 若い頃,浅草の古い喫茶店で,煮出し式でやってたところがありましたな.鍋に湯を沸かして挽いた豆を入れ,ぶわっと沸き上がったところで火を止めて上澄みを出す.オバチャンは「ずっと昔からこうだよ」と言うていたけど,戦前まで遡れるかはわからない
2015-08-18 18:16:15ただ、 #珈琲咖啡探索隊 (とでもいうべきあの漢語digりまとめ)の中には、実態文化としてもコーヒー大好きなひとも少なからずいるので、そのへんどう誘導したほうがいいかはちょいと考えてみたい。
2015-08-18 18:16:25@tricken あ、あと1830sヨーロッパでのドリップが「今の私たちが知るドリップ」と同じかというと、微妙というか。個人的には、日本の今のドリップは1930sと戦後に日本独自の発展を遂げたもの、と見なしてます。日本でよく言う「『の』の字に注ぐ」とかは欧米では見ない。
2015-08-18 18:17:08@y_tambe おやあ、日本国内で「珈琲道」みたいなのができつつあるなとは思ってましたが、そんなに差があるかもしれないとは。19c前半のフランス式ドリップは、ネルドリップなのでしょうか。
2015-08-18 18:19:15@tricken 1830s当時のヨーロッパのドリップに、比較的近いと思われるのはベトナムコーヒーの器具。(フランス領インドシナだったし)
2015-08-18 18:20:09ここに18世紀以前の年表もあるが、ネルドリップは19世紀前半のイギリスなのか。→コーヒー歴史年表 | 全日本コーヒー協会 coffee.ajca.or.jp/webmagazine/li…
2015-08-18 18:23:18@tricken 「材料を焙煎し,然る後に滲出させる」という,四面体構造の中では割合に不思議なやりかたが,中近東と極東,コーヒーと茶で同じ頃に起きてるようなのが気になる.尤も,大麦を焙煎して抽出する東地中海あたりの飲料は,もっと発生が古いかも知れないけど.
2015-08-18 18:23:32@awajiya ああーそうですね、四面体理論としてはだいぶテクニカルですよね、焙煎コーヒー。しかも素材は果実でなく種。
2015-08-18 18:24:48@tricken ただまぁドゥベロワ以前から、浸漬した粉を漉すために、布製の漉し袋を使った器具もあるんですよ(1763年、ドンマルタンのポットなど)。などといろいろ考えてると、何をもって「ネルドリップ」と呼ぶか、という泥沼にはまる。
2015-08-18 18:26:28@tricken しかもそれだけ凝ったことやって,得られるものは生存必須の食品じゃなく嗜好飲料ってのがね…… よほど複雑化した文明の産物という気がする.
2015-08-18 18:27:53しかもペーパードリップは20世紀初頭のドイツ・ドレスデンからいきなりっていうね。→ペーパードリップとコーヒーフィルターの歴史 |東セラショップ toucera.co.jp/hpgen/HPB/entr…
2015-08-18 18:28:17@afunai これまた起源がよくわからないぐらい古くて,「麦焦がし」というと平安時代ぐらいになってしまうのだけど,イタリアに今も残る「オルゾ」もそれと同じくらいかもっと古そう.
2015-08-18 18:35:48ドリップ式が18世紀末フランス(19世紀初頭に欧州に普及)、サイフォン式が18世紀前半イギリス、インスタントコーヒーが1901年、ペーパードリップ式が1908年ドイツ(ドレスデン)。大正時代のコーヒーの抽出形式は特定させてなかったが、ほぼオランダ経由の浸漬式(しんししき)だろう。
2015-08-18 18:39:46