近世日本の、中華への憧れ~それがいつから「日本は中国より上」になったか?
- gryphonjapan
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ヒトラーのゲルマン人というか「同じドイツ人だからオーストリアなどは併合されるべき」というのも、別に侵略の方便として初めて言い出した話ではなく、ずっと以前のビスマルクの時代からの「大ドイツ主義」。なおビスマルクは「小ドイツ主義」で統一した人@bci_ @Robert_RJSN
2016-01-26 17:22:55直前でも説明したとおり、ヒトラー以前から「大ドイツ主義」というのがあったのですよ。その支持者は当時のドイツやオーストリアや国外にも多かったし、当時は併合に肯定的な見解が多かった。その後ナチスが無茶苦茶やったので、併合はもうこりごりとなりましたが@469ma2 @bci_
2016-01-26 17:25:42はっきり言って中国や朝鮮に強権的に出るべきという意見の方々に、「中国や朝鮮と同祖だから」という考えのはほぼ皆無ですね。あんなのと一緒にするなという方がほとんど。良くも悪くもこういう思想は、長い期間の伝統による。@bci_ @Robert_RJSN
2016-01-26 17:28:02逆に「日本のルーツは中国や朝鮮」というような方々は、「あちらの独立やら利権やらはひたすら尊重すべきである」とうのが大勢ですし。悪いですが「同祖とか持ち出して併合とかしたがる」なんてのは、トンチンカンな空想としか@bci_ @Robert_RJSN
2016-01-26 17:31:43悪いですがその先生、ただ単にドイツとその周辺の歴史に疎いだけですja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7… 「大ドイツ主義」ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F… 「小ドイツ主義」@469ma2 @bci_
2016-01-26 17:35:58当方、「現人神の創作者たち」を読んだ程度ですが、天皇は呉の太伯の子孫という慕夏思想や水土論、そして万世一系の日本こそ至高という思想が入り乱れるなか、いつ頃から最後の論が最有力になったのですかね? @ut_ken @bci_ @Robert_RJSN
2016-01-26 17:45:38大まかに見て江戸時代後期から遅くて幕末ぐらいでしょうか。国学の隆盛とか。水戸学も光圀の時代は割と引いた目で見てたのが、後期になると天皇絶対視が強まる。あと欧米諸国の進出による危機意識からの、国家意識の先鋭化とか。@gryphonjapan
2016-01-26 17:49:00後そもそもの契機が、江戸時代前期の後の方の、漢民族の明が蛮族のはずの清に征服されたこと。これで「儒教的には天皇とが続いてる日本こそ真の中華だ」という意識が @gryphonjapan
2016-01-26 17:54:41「鎖国攘夷を主張してるウヨク」ってよほどのレアでは?そもそも鎖国(国内外の人の出入りを極度に制限した管理貿易体制)とか攘夷(外国勢力の徹底排撃)の言葉の意味理解されてます?まさか、危険度の高い国に軍事的に備えるだけなのを「攘夷」呼ばわりしてませんよね?@bci_ @dasende
2016-01-26 18:41:23例の中国通の人、アホウヨクを揶揄したい気持ちはまあわかるが、現在の中国の現地事情には詳しくても、歴史知識はどうもとぼしいらしく、歴史を引き合いに出して揶揄してるつもりの話がトンチンカンだ
2016-01-26 18:43:47日韓同祖論がふたたびもりあがるのは併合後ですね。戦後は日本では騎馬民族征服王朝説や渡来人史観に受け継がれますが、むしろ韓国の民間史学への影響が大きい(それこそ同祖だから今度は韓国は日本を併合するべきという形で) @ut_ken @bci_ @Robert_RJSN
2016-01-26 18:49:17現代中国も過去における文化的影響を現代の政治的領域に結び付けたがる傾向があります。元によるチベット統治を現代のチベット併合の正当化に用いたり現在の中国東北部を含むからと高句麗を中国史にくりこんだりするのもその現れで。 @ut_ken
2016-01-26 18:59:47togetter資料 もちろんフィクションまじりだが「日鮮同祖論」と、それをアジア侵略に利用しようとする勢力の存在と、しかし逆に、それが皇室の権威を揺るがす危険もある…というジレンマが描写されてる。 htn.to/zhXYQxFC
2016-01-27 09:39:13“時は1903年。日露戦争開戦の半年前、朝鮮半島に近い満洲の地に日本からの学術調査隊がいた。彼らの目的は「好太王碑」。古代朝鮮半島の歴史、日朝関係を記したとされるこの碑文の研究のため、嬉田教授率いるこの調査隊に参加していたのが、本編の主人公、一高の学生・安積亮である。まだ何者でもない自分に悩む安積が研究自体に疑問を持っていたところ、調査隊は馬賊による襲撃を受けた! 果たして彼らの運命は――!?”