「脳内書店」について
こんな感じで本を読んでいくと、書棚の背後にリレーショナル・データベースのようなもやもやとした何かが自己組織化されます。結果、「1960年代中央アフリカの政治情勢についての情報が欲しい? じゃあ、JFK暗殺関係の本を読むといいよ」という一見奇妙に見える逆検索が効くようになります。
2011-01-25 21:09:20無論、ここまで来るのに20年、30年とかかっちゃうわけで、大変効率が悪い方法です。人にお勧めできたもんではありません。お粗末でした。(ここまできてそのオチかよ!)
2011-01-25 21:10:08脳内本棚の便利な点が2点。何しろ脳内なので、同じ本を複数個所のコーナーに別々に置くことができるわけです。例えばホームズものは「小説:推理小説」「海外文学:イギリス文学」「歴史:ヴィクトリア朝イギリス」など複数個所に置かれます--と、書いている間にもう1つを忘れました。何だっけ。
2011-01-25 21:17:48とりあえず、GoogleとAmazonがなくなったら、僕の現状スペックは20%ぐらいまで落ちるだろうなあ。(^,,,^;
2011-01-25 21:23:00何人かの方に指摘されましたが、「本(という知識のパッケージ)」についてのタグ付けを行っているとも言えますね。
2011-01-25 21:24:00心がけていることがもう一つ。外出時を除いて、本にはブックカバーをかけないで読むこと。タイトルロゴや表紙絵、カバーの手触りといった「本の外見的特徴」ごと本のことを覚えておきます。後でド忘れした場合も、「こんな感じの本だったから、多分どこどこの出版社」という具合に検索性があがります。
2011-01-25 21:31:26@Molice 本は透明のブックカバーかけてます。手触りはないけど、絵や背表紙の色配分が分かるだけでもだいぶ違います [きゅんきゅん]
2011-01-25 21:33:36僕の脳内本棚の欠点は……結局、実本などのデータ実体が必要なことです。(笑 HDDで言えば、脳内にインデックスだけ置いて、リアル書庫や知人、Google(を介したWEB上)といった形で実データが記録されるているわけです。
2011-01-25 21:38:48最近はそうでもなくなりましたが、音楽をかけたりTV番組/映画のビデオ/DVDを流しながら本を読むのが役に立つこともあります。後にどっちかを再聴/再読/再見した時に、もう一方も思い出すんですよ。
2011-01-25 21:44:54改めて読み返してみると、「1000冊本読んで来い」から「100000冊の本を眺めて来い」になっただけなので、難易度的には若干グレードアップしている罠。
2011-01-25 22:01:19@Molice いや、私も「10000冊読めば10冊くらい書ける作家にはなれるよ」とかシレッと言ったことはあります。
2011-01-25 22:03:28とりあえず、 「自分の脳味噌の外側にも、自分の脳味噌を拡張することだ」という点において、僕と.@siva_yuriさんはほぼ同じことを言っている。と、思わなくも、ない。(弱気)
2011-01-25 22:41:28@Molice 関係ない話ですが「記憶屋ジョニィ」の拡張記憶は80GBしかなかった事を思い起こすと、今のメモリ容量の広大さにクラクラします。
2011-01-25 22:48:18だから、便利なツールやデバイスはどんどん使っていい。Googleなしで虚構の情報を蓄積するよりも、Googleべったりで信憑性の高い情報に触れる方が良い。使い方さえ誤らなければ(例:日本語版Wikipediaに全幅の信頼をおく)、ネットは広大で、深淵で、永劫だ。
2011-01-25 22:50:07さて、一息つくかーとフッと力を抜いたら、書庫の方でですね、こう、どさどさどさっと、あの、ほら、書籍流が起きるとかに聴こえる、あれですよ、あの、あんな音がですね(動揺中)
2011-01-26 01:16:02自分の場合は、どうだったのだろう。まず和書を買って、和書の参考文献を読んで、参考文献比率が高いものや気になるものを選んで、参考文献の参考文献(ここから英書)を繰り返すような。GoogleのPageRankづけのような我流というか。
2011-01-25 21:31:43自分が選んだ領域ではスター的な研究者もいたので分かりやすかったかも。あとは比較(一見異なるテーマの共通項を見つけて関連付け)なのかなぁ。会社員だからメイドの転職事情を見ると、現代とどこが違うか考える。で、この視点が固まってくると、他の国や時代の事情はどうなのか気になって。
2011-01-25 21:34:32ただ、理解する本には順番があるのは痛感していて(ロックマン的に)、そういうのはやっぱり専門の人に聞くのがいいと思う。その本に資料的価値があるかないかも、最初は分かりにくいのもあるかも。
2011-01-25 21:37:14