よつばも使う「です・ます」体の威力

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It happens sometimes @ElementaryGard

1)第二章を書き始める。例によって当初のプラン通りには進まず、一度立ち止まってしまう。主題を「国語/日本語の対立」ではなく「話しことば/書きことば」に変更したら、今度はいけそうな予感が。

2016-05-16 16:15:36
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2)『よつばと!』あたりを読み返してもらえればわかるけれど、5歳の子どもでも「です・ます」は使いこなせる。 pic.twitter.com/tu0ZlgG6Xk

2016-05-16 16:22:40
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3)「朝ごはんはなんですかー?」これは父ちゃんのセリフでしょうか。いずれにせよ5歳のよつばはすでに「です・ます」の用法をマスターしている、体で。 pic.twitter.com/sJJozCqPxZ

2016-05-16 16:25:15
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4)「です・ます」体は、話しことばをそのまま書きことばに変換できるフリーソフト。以下は小一国語教科書の下巻から。体でみにつけた話しことばを、このソフトを使って書きことば化する技を教えているのです。 pic.twitter.com/qekmm2bLhI

2016-05-16 16:29:09
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5)言文一致運動がこうやって小一国語でそっと始まっているのです。

2016-05-16 16:33:45
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6)やがて身体(話しことばの母胎)を離れて、抽象的存在としてことば(書きことば)と付き合っていくように仕向けられていく。

2016-05-16 16:35:12
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7)喩えるならば、音楽を楽譜化してその楽譜だけで音楽を味わえるよう導くというところか。

2016-05-16 16:36:26
It happens sometimes @ElementaryGard

8)ツイッターでのつぶやきなんてまさにそうですね。話しことばのふりをした書きことば。ここにはもはや身体がない。ことばがことばのまま、抽象的存在として成り立っていて、しかも不特定多数の人間と「会話」さえできる。

2016-05-16 16:37:48