第12回表象文化論学会研究発表集会ツダり
- Cristoforou
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#repre2017 しかしながらこれを反映した独身者の機械表象はナチスに退廃芸術として排撃されるようになった。ナチスは古代ギリシャ彫刻的な完全なる身体を理想化していた。
2017-11-11 10:47:44#repre2017 ナチスによる、第一次世界大戦後の社会の変化を反映した前衛的芸術から19世紀的な理想への揺り戻し→私見:これ、バックラッシュの話ですね。
2017-11-11 10:49:07#repre2017 ベルメールの作品は二重にナチスの女性に対する理想を否定した。少女でありかつ機械であり、子どもを産まないのでナチスが理想する子どもを生む身体としての女性ではない。
2017-11-11 10:51:03#repre2017 ハインリヒ・ヘールレについて事実確認の質問。ケルン進歩派に属していたらしいのだが、ケルン進歩派というのは日本では知られておらず、ドイツの小さい一派だそうな。
2017-11-11 10:53:39#repre2017 今ネットで見つけたケルン進歩派にちょっと触れてる論文 catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/14…
2017-11-11 10:55:05#repre2017 すいませんタイトルをツイートし忘れてましたが今の発表は「女性+機械の身体表象分析──戦間期ドイツにおける芸術作品から」 三枝桂子 です。
2017-11-11 10:58:10#repre2017 『満州グラフ』はグラフ雑誌の初期の例。これより早い日本語を使うグラフ雑誌は『アサヒグラフ』だけ。『ライフ』より早い。
2017-11-11 11:00:27#repre2017 ソ連方面からやってきた朝鮮族とか、いろいろな「民族的他者」の記事がある。服装がわかるような写真とか。こういう人々を原始的な存在としてフェティッシュ的に描いている。
2017-11-11 11:08:54#repre2017 満洲グラフでは都市部の女性が近代的に、農村部の女性は前近代的に描かれている。都市部の女性は内地よりも就業機会があるように描かれている。「男たちのよきリリーフ」!
2017-11-11 11:11:39#repre2017 満洲グラフがロシア人の女性を扱う時は、他者化とかあわれみの対象になっていないわけではないのだが、ヨーロッパ的な要素を結びつけられていることもある。
2017-11-11 11:14:11#repre2017 夜のハルビンのジェンダー化。ロシアの女性が持ってくるオペラとかバレエとかいったようなハイアート、キャバレー演劇。ロシアはヨーロッパであり、ヨーロッパに対する憧憬と侮蔑が両方ある。
2017-11-11 11:15:07#repre2017 満洲グラフでは、近代性を呼び出すためにロシア人女性が使われている。そしてロシア人は「五族協和」の五族に入っていない。女性が近代性に結びつけられている。
2017-11-11 11:17:25#repre2017 最初の発表に、テリー→当時の人が親近感を抱けそうな女の子を演じる、キャンベル→狂気をリアルに演じる という区分があって、どちらも別方向のリアリズムだと思うのだが、そのあたりの方向性が異なるリアリズムに対する役者や観客のとらえ方はどう違うのかという質問をした。
2017-11-11 11:47:13#repre2017 答え→テリーは病院で実際に患者を取材したそうですが、あまりに芝居がかっていると思ったらしい。実際に精神疾患の方と会って芝居がかってると思ったというのは大変興味深いですね。なんか固定された「狂気」観があったんでしょうね。でもこれは長くなるから懇親会で議論したほうがいいな
2017-11-11 11:47:44シェイクスピアのキャラクターを「ふつうの人」としてリアリズム的に提示しつつ、そこにフェミニズムを読み込む19世紀の批評・演出的潮流について #repre2017
2017-11-11 11:48:21