業務の指示・理解~ミスを無くすには?~「課題遂行係対モニター」型の業務分担

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maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

@nonnol 全体について言ってる。あくまで私の経験からなんで。

2011-03-28 22:03:22
つづやん(廿屋 諒一) @tnx_tzk

@marianna_ave 君がどうとかこうとかという話ではなく、「えてして」の話なので、特殊例を引き合いに出されても困るというか。。。

2011-03-28 22:03:57
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

@nonnol 私は、ミスをする奴を観察して、そいつと話し合う。

2011-03-28 22:03:59
to-garashi @ex_spice

自分が使う立場になって考えられれば、かなり改善しそうですけどね。 @marianna_ave 作るときに「どう使うだろうか」まで想像が及ぶかどうか、とか RT @s 表面なのか、構造なのか。RT 「これを見本にして同じものを作れ」

2011-03-28 22:04:54
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

普通はこうだよねーと言われても私にはわからないんで、すいません。

2011-03-28 22:06:00
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

実際に使って、同じものを作るという工程。 RT @spicyleaf: 自分が使う立場になって考えられれば、かなり改善しそうですけどね。 RT 作るときに「どう使うだろうか」まで想像が及ぶかどうか、とか RT @s 表面なのか、構造なのか。RT 「これを見本にして同じものを作れ」

2011-03-28 22:06:49
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

私は無茶なことを言っているわけではないのだが。自分ではそう思っている。

2011-03-28 22:07:15
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

自分が「使った」経験があっても、それが「どう使いやすかったか」がインプットされないタイプもいる。あるいは、使いやすいけどそれを意識してなかったのか。「同じに」と言われてもそれが通じてない。より具体的な指示が必要。だけど現実的にはそこまでの暇がない。

2011-03-28 22:09:28
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

ある仕事で、口頭の指示を受けた。私はその場で簡易マニュアルを作成して、ミスがないように万全を期した。マニュアル作ったのは多分私だけ。その会社でさえ作ってなかった。

2011-03-28 22:12:22
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

同じマニュアル・資料でも、見方が違うんだと思ってる。視点の動きも含めて。そういえば、書式作るのとか、私は大好きなんだけども。守秘義務的に言えないことが多くて、うーむ。

2011-03-28 22:15:14
開米瑞浩 @kmic67

@marianna_ave 面白そうな話をしているので、ある本の紹介します。認知科学選書4「理解とは何か」 佐伯胖著 の中の、「課題遂行係対モニター」型のインタラクションの話

2011-03-28 22:19:09
maria/安倍 茉里/sabrina/ @marianna_ave

@kaimai_mizuhiro 「指示」の話になったら開米さんの畑ではないかと思っていたのですが!<コーチング

2011-03-28 22:20:40
開米瑞浩 @kmic67

「コーチング」という名前は、現在では僕とは違う人たちの領域になってしまいますが(^^ゞ RT @marianna_ave: @kaimai_mizuhiro 「指示」の話になったら開米さんの畑ではないかと思っていたのですが!<コーチング

2011-03-28 22:21:59
開米瑞浩 @kmic67

おっと、これ”「課題遂行係対モニター」型のインタラクション” は三宅なほみ先生の講演の部分だな。

2011-03-28 22:23:31
開米瑞浩 @kmic67

ある仕事を2人で分担して行う、という場合に、どんな分担の形態を取ることが効果的か、という研究の話。

2011-03-28 22:26:00
開米瑞浩 @kmic67

航空管制業務のシミュレーションゲームがあります。 管轄している管制空域の中にどんどん飛行機がやってくるので、離発着をうまくさばかなければいけない、というそういうゲーム。1時間半の間に30機を受け入れるのは楽だが、30分で30機を受け入れるのはものすごく大変。

2011-03-28 22:28:33
開米瑞浩 @kmic67

そこで、「30分で30機」というような、短時間で多数の案件をさばくために「2人で分担する」ことを考えた。 このとき、分担のスタイルとして「均等型」と「階層型」の2種類がある (←この「均等」「階層」という名前は開米が便宜上つけた名前です。)

2011-03-28 22:32:28
開米瑞浩 @kmic67

おっと、その前に「認知科学選書4 理解とは何か」という本そのものの紹介をしてなかった。タイトルでわかると思いますが、認知科学の入門書です。東京大学出版会、1985年刊行。三宅なほみ先生はこの分野の有名な研究者。

2011-03-28 22:35:23
開米瑞浩 @kmic67

で、「均等型」分担というのは、たとえば「管制空域の右半分から来た機をAさん、左半分から来た機をBさんが担当」 とか 「奇数番目をAさん、偶数番目をBさん」 のように、仕事の性質が同じまま、1人が受け持つ件数を減らすタイプの分担方法。

2011-03-28 22:37:50
開米瑞浩 @kmic67

最初はこういう「均等型」の分担をしてみたのだが、これだと2人でやっても成績が上がらなかった、そうで(笑)

2011-03-28 22:38:53
開米瑞浩 @kmic67

そこで、「階層型」分担をした。これは仕事を「課題遂行係」という実際の管制業務を行う係と、それを後ろから見ていて指示を与える「モニター係」に分解する方法。こちらのほうが成績が上がった、という話。

2011-03-28 22:40:52
開米瑞浩 @kmic67

この事例そのものは、この本が書かれた段階では「これから詳しく調べてみたい」と言っているところで、詳細な研究はまだこれからという感じの記述でしたが、こういう「課題遂行係対モニター」型の業務分担が有効なケースは実務の世界ではよくありますよね。

2011-03-28 22:43:46
開米瑞浩 @kmic67

(ちなみにこの本は1985年刊行なのでその後研究は進んでることでしょうが、私は把握してません)

2011-03-28 22:45:03
開米瑞浩 @kmic67

確か20年ぐらい前に僕がある仕事をしていたとき、こういう「課題遂行係対モニター」的な場面に遭遇して、そうかあの本に書いてあったのはこういうことか、と感じたシーンがあったんですよね。

2011-03-28 22:46:52
開米瑞浩 @kmic67

20年前のその時は、1年後輩のA君がエディタでデータファイルを開いて「課題遂行」をするのを僕が後ろで見ているという状況でしたが、すごーく些細なミスをいっぱいするわけです。

2011-03-28 22:49:38