続・ニホンザルの近況:2年半後の続報
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(↑これは紙版記事なら一番大きい字で表示される記事タイトルの話です。記事本文を読まずにこの見出しだけ見たら、「福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響があった」と解釈してしまう人が大半を占めるだろうとまとめ主は思います↓)
「人とサル、異なる被ばく量」 この記事でさえちゃんと書いてあるんですけど、見出ししか読まないのかなぁ。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-…
2018-11-20 17:37:57(↑これは記事中の2つの小見出しのうち、2つめの方の話です。記事本文を読まない人の目には触れる可能性は低いでしょう)
新聞記事に見出しをつけるのは整理部員であって、記事を書いた記者ではない。だから見出しは記事内容に対する整理部員の理解度の反映。科学、医療、環境など専門性の高い記事の場合、見出しをつける整理部員と書いた記者の理解度の差により記事本文と真逆の印象すら与える見出しがつくこともありうる
2018-11-22 11:54:06原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20181… 筆者はSTAP細胞事件報道で名を馳せた東京本社科学環境部の須田桃子記者hmv.co.jp/artist_須田桃子_000000000592929/biography/ 記者本人ならどのように見出しをつけただろうか。
2018-11-22 12:01:39余談:
須田記者は物理学専攻で修士号保持者ですが、科学環境部の記者だからといって自然科学の素養がある人ばかりとは限りません。たとえば今回の記事で取り上げられた羽山伸一氏のニホンザル研究の前報を取り上げた2015年2月7日付の毎日新聞記事「福島のサル:内部被ばく 放射性セシウム、筋肉中に78〜1778ベクレル」(前回まとめ「ニホンザルの近況」
を作る発端となった記事です。本文を読めば数字は筋肉1 kgあたりの放射性セシウムの測定値とわかりますが、見出しでは字数の制約上省略されたのでしょう。元記事はすでにリンク切れしており、asyuraの転載記事
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/795.html
で読めます)の筆者、大島秀利氏の経歴
https://www.hmv.co.jp/artist_大島秀利_200000000784174/item_アスベスト-広がる被害-岩波新書_4169517
を見ると、早稲田大学法学部から毎日新聞に入社して科学部、社会部、特報部などを経て、2011年時点で大阪本社編集局編集委員。その後2017年には大阪本社社会部編集委員に。「学生時代から原子力発電に関心をもち、六ヶ所村に通う。」とあります。
http://aeeri.org/event/index.php?action=View&event_id=0000000017
サルの放射線影響の研究が重要なのは確かだが、野生動物のデータを伝える際にはヒトとの生活環境の違いも必ずあわせて伝えるべし
書きました。環境省が実施する野生動植物への放射線影響の調査対象にニホンザルは含まれていません。日本霊長類学会など5学会は、ニホンザルを対象に含めることなどを求める要望書を同省に提出しています。 原発事故:福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20181…
2018-11-20 13:42:03日本霊長類学会のトップページprimate-society.com には、環境省と福島県あての「放射線被ばくが野生動物に与える影響調査についての要望書」primate-society.com/news/181108.ht… primate-society.com/news/181109.ht… がリンクされている。(続く)
2018-11-22 17:51:54(続き)野生鳥獣の放射線モニタリング調査の対象にニホンザルを追加し、被ばくの影響調査をきっちり行うことは重要だし霊長類学会の要望書primate-society.com/news/181108.ht… の趣旨には全面賛成だが(続く)
2018-11-22 18:13:53環境省が2012年5月から実施し、毎年1回の研究報告会で報告している「野生動植物への放射線影響調査」の対象生物種は、ICRP(国際放射線防護委員会)の定めた「標準動物及び植物※1」(具体的にはシカ、ラット、カモ、カエル、マス、カレイ類、ハチ、カニ、ミミズ、マツ、イネ科植物、 褐藻類海藻)の考え方に基づいて選定されたものです。
(「平成24年度 野生動植物への放射線影響に関する意見交換会要旨集」https://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_wl_d130314.pdf 演題番号1-1)
ICRPによる標準動植物は、基本的に欧州での原子力事故の自然環境への影響評価を目的として選定されたもので
(「野生動植物への放射線影響に関する調査結果について(平成 24 年度-平成 27 年度) https://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_wl_d160830.pdf p.3とp.22)
ここにサルが入っていないのは単に欧州には野生のサルがいないからにすぎないと思われます。
(続き)除染なしの環境に住み放射性物質の吸収抑制策ゼロの餌=野生動植物を食べ放題の野生動物のデータを発表・報道する際には、これを現在の福島県の避難指示区域外に住むヒトの生活に外挿して「動物に起こることはヒトにも起こる」ことの根拠として扱うのは間違っていることもあわせて伝えるべし
2018-11-22 18:19:42福島県にお住いの方々からの当然の反応
人の住んでいる場所は除染されて線量下がってるし、我々福島県民は猿じゃないんで、工事現場の人も幼稚園児も森で木の皮なんて食べてないんでね。 pic.twitter.com/QF0CSORsdb
2018-11-21 07:07:04@Ragi_Mari @arthurclaris ほんとですよね 猿と人が同じ環境で同じ物食べて生きてるならまだしも… さすが毎日新聞だなって思いますよ😑
2018-11-21 10:44:21@arthurclaris 「人とサル、異なる被ばく量」って書いてあるのに日本語が不自由なのか、理解する脳みそのシワがないのか。
2018-11-22 07:02:03猿と人間を一緒にすなっちゅうねん 猿と同じもん食って猿と同じ様に生活しとらんわ、ボケっちゅうねん
2018-11-21 10:59:15「へぇ〜まあ猿はそうかも知れんですね、外に住んでますから」 で済ませられる話じゃないの?これって思うのはおらだけか? いちいち騒ぐからアホが調子に乗るんやで
2018-11-21 11:23:15野生の猿とそこに住んでる人間が同じ影響を受けてるって思ってる人の頭の中ってどうなってんの? バカなの? 人は猿みたいに危ない物には手を出さないしちゃんと勉強しますがな 危険な場所にはいかないしそこに留まる事はない 安全な場所で生活してるし安全な物しか食っとらんわ
2018-11-21 11:34:22<原発事故>福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か(毎日新聞) headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-… この記事に反応して危険だって言ってる人、福島ではニホンザルと同じような食生活してニホンザルと同じようなところに住んでると思っているのかしらねぇ
2018-11-20 16:21:18なんかあれなの?時々福島は危険だーって臭わせる記事書くノルマとかある訳?某新聞社さん。 猿と同じ場所で同じような生活してる人いないでしょ。その記事にのせられて危険だーって言ってる人は猿と同じような生活してる人近くにいるの?アホなの?
2018-11-21 20:39:44